2015年12月30日水曜日

楽器楽しいい!!!!!


今年最後のレッスンも本日無事終了しました。
一応仕事納め的な感じではあります。

先のブログでも書いたように最近トランペットをやっておりますが金管楽器というのは初めてでほぼ手探り状態。
そんななかだからこそ冒頭の1フレーズだけでも吹けると本当に楽しい。
たった3音くらいのメロディー吹いてるだけで楽しいんですよ。

ギターとか始めたばっかの頃はこうだったなあなどど改めて思いだすわけです。

もちろん今でも新しいコンセプトやテクニックを練習しているわけですが、あの頃の感動とかはどうしても忘れがちになってしまうのかもしれません。

フレーズをコピーして謎を紐解いていく、作品を完成させる、ステージに立つ、その楽しさや喜びというのはもちろんあります。
しかしもっと純朴な音を鳴らすという楽しみを改めて感じた次第です。

そんなわけで来年からのレッスンは今まで以上にフレッシュな気持ちで始められそうです。

2015年12月25日金曜日

トランペット再開!


この時期になると今年はどうだったとか来年の目標はとか、そんなことが話題に挙がって参りますが、今日は来年の目標の1つについて書きたいと思います。

トランペット。
トランペットを継続的に練習していきたいと思っております。
今年購入したはいいものの吹いたり吹かなかったりだったので来年は、というかこれからしっかりとやっていきます。

そもそも歌の練習と平行して複式呼吸を身につけようという観点でやろうと買いまして、一応やるからにはそれなりに吹けるようにとは思っていたんですが、特にこれを吹く!という曲も決めずにやってたものでぐだぐだになっておりました。

で、先日レーベルのみんなと話していた時にパットメセニーのプレイ、特にギターシンセのフレージングはパットがトランペットをやっていたからこそ出てくるものだし、だからこそその音色を使おうと思ったという話がでました。
パットのスケールライクなフレーズの組み立てもトランペット的な感性が根底にあるのではないでしょうか。

完コピはフレーズを同じように弾くだけでなく、その向こうにある演奏者の考え、感覚、感性まで読み取らねばならないと考えます。
となればパットを研究する上でトランペットの感覚を体感しなくては片手落ちでしょう。

ここまで考えれば俄然やる気が湧いてきます。
今までやっぱ素晴らしいな〜とのほほんと聴いていたマイルスも聴こえ方が違ってきます。
いうなれば未解読だけどなんかすごい奥義が書かれてそうな秘伝書。
解読できればまた新しい世界が見えると思うと楽しい!

そんなわけでギタープレイとかビジネスとかでいろいろ目標ややりたいことはあるわけですがそのなかの1つ、トランペット。
これは楽しみ!

2015年12月23日水曜日

ウクレレの楽しさを伝える番組、ウクレレレッスンカフェ - スピッツのチェリーを弾こう!



スピッツのチェリーをウクレレで演奏しました!

爽やかなリズムとメロディーが印象な曲ですが、ウクレレでジャカジャカとかき鳴らすとより軽やかなサウンドとなります。
ギターの感じとはまたひと味違ってウクレレらしいサウンドを楽しめるアレンジとなっています。

今回は演奏動画に加えて手元をアップにしたチュートリアル動画も収録してありますのでそちらも見ながらぜひトライしてみてください。

コード進行もシンプルなので弾き語りにも挑戦しやすい曲です!

練習はまず左手のコードから覚えていきましょう。
だいたい流れが頭に入ってきたら右手のパターンを覚えていきましょう。
右手の動きの練習で大切な点はあまり細かいことを気にせずざっくりと弾いていくことです。
右手の動きを止めない、リズムを止めないということだけを意識して大雑把に弾いていきましょう。
きれいな音を出すなどの細かいことは曲のアウトラインを掴んだ後で徐々に修正していけば大丈夫です。

この曲のストロークパターンは16ビートと呼ばれるパターンで、Jポップではよく登場します。
この機会に映像を見ながら、ぜひ習得してもらえればと思います。

また弾き語りの練習は右手のパターンをシンプルにして歌いながら弾くということに少しずつ慣れていくと良いです。
ダウンストロークだけのシンプルなものから始めて徐々に複雑なパターンにしていきましょう。
その過程でなるべく右手に意識を割かずにオートメーション化していくようなイメージを持っていきましょう。

コードの詳しい押さえ方はこちらの動画から見えます!



2016年1月24日(日)
初心者向けウクレレクリニック開催!

東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催!
スピッツのチェリー
の弾き方をお伝えします!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
詳しくはこちら!



<ウクレレレッスンのご案内>

東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャンによるウクレレレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
特に初心者の方に向けたカリキュラムに力を入れています!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方でもレッスンをスタートできます。
また仕事帰りなどに手ぶらで受講頂くことも可能です!

傍らに楽器のある生活はとても素敵です!
ウクレレで音楽ライフをスタートさせてみませんか?

レッスンのお申し込み、お問い合わせはsonascribe@gmail.comまでお願い致します。
お気軽にお問い合わせください!

レッスンの詳しいご案内はこちら!

2015年12月22日火曜日

ローリングストーンズの名曲、ブラウンシュガーをウクレレデュオで演奏しました!


ローリングストーンズの名曲、ブラウンシュガーをウクレレデュオで演奏しました!

60's,70'sのブリティッシュロックフリークな僕としてはローリングストーンズは一番好きなバンドの1つです。
ミックやキースのかっこいいを取り違えたようなステージアクションも込みで熱中しておりました。

今回も撮影にあたり、左手をどこで離そうかとか、もっと腰を落として弾いた方がいいんじゃないかとか、5弦ギターに対抗して3弦ウクレレにしてみようかとか、そんなことばっかり考えておりましたが、まあまずまず普通のアクションになりました。
若干の気恥ずかしさを覚えているようではストーンズへの道はまだまだです。

演奏の方は勢いよく決まったと思いますのでウクレレでのブラウンシュガー、ぜひお楽しみください。
ロックが好きだけどウクレレで弾けるのか? 弾いていいのか?と思っている方はぜひ僕らのレッスン案内も見てみてください。

現在エアロスミス、ガンズあたりのアレンジも思案中です。
次回もお楽しみに!

2015年12月21日月曜日

映像撮影

今日は出葉くんと映像撮影!
ローリングストーンズをウクレレでやります。
やっぱりロックは血がさわぎますね。

2015年12月18日金曜日

漲る左手


ギタープレイで今年通じて意識してきた改革が左手。
パットメセニーに倣った派手な左手。
いい音を出すとなると右手のピッキングに焦点が行きがちである。
確かにそれは大きな要素だが左手でどう押さえるかでも音は大きく変わる。
指先でフレットの際を押さえるという基本はもちろん、さらに押さえる時に左手だけでも音が出るようにピッキングど同時に押さえる。つまり左手は常時ハンマリング状態。
ピッキングと同時というのもまたポイント。

こうすることで音が本当に前に飛ぶようになる。
そして左手は派手な動きになる。
常時振りかぶって大きな動きになる。
これを意識して続けていると左手が弦をガチッと捕らえる感覚がどんどんついてきて楽しい。

2015年12月15日火曜日

ミュージシャンとしてのマスタリング

今回、師匠と一緒にマスタリングの作業をさせてもらった。
やはりこの作業は本当に好きだ。
リズムやトーン、音使いといった演奏、作曲とはまた違ったサウンドという違う側面から音楽に神髄を探っているような感じだからだろうか。

「エレキはアンプとセットで1つの楽器だぁ」などと言う表現があるが、録音作品は演奏だけでなくTDやマスタリングなどのエンジニアリングとセットで1つの作品となる。
つまりどんなに素晴らしい演奏が記録されていてもエンジニアリングがいまいちであればその魅力はスポイルされてしまう。
逆にエンジニアリングによってはその魅力をさらに増幅させることもできる。

さて今回興味深かった点はパーカスのイコライジングだ。
コンガの底面にマイクを立てて拳で叩き、バスドラと民族楽器のあいのこのような低い音を入れた。
以下バスコンガとでも呼ぼう。
この低音が全体を包み込むようでとても良い感じ。

そこからこの音色補正。
どうするか。
そのままでは少し野放途なのでやはりコンプやEQでまとめねばならない。
しかしいざコンプをかけるとローフィルターをかけたように低音がカットされてしまう。
スレッショルドの値が弛くても同じ。
これは意外な結果だ。
空気が振動するバフンとした低域が削られている。

通常こうした超低域はEQでカットしてしまうことが多い。
ボーカルの息の音とかピエゾ入りのブリッジにドンと手があたる音とか。
そうした音は演奏には不要のノイズとしての面が多いからだ。

従って今回のバスコンガの音も同様にコンプののち低域をカットし、締まりのある音にしようと思っていた。
それがコンプだけで終わったという話だ。

しかしここで師匠と協議。
これでいいのか本当に?

僕は前述の通りコンプで音量も安定したし、低域も削れてまとまりのあるクリアなサウンドになったと思った。
一方師匠はあの削れてしまった低域が暖かみと賑やかさを加えていたのではないか、とのこと。
つまりコンプにせよEQにせよバスコンガの低域をのこしておいた方が音源の良さが引き立つとのこと。

そこを踏まえて聴き比べてみると確かに低域を削るとクリアでこそあれなにか寂しい感じがする。
エンジニアリングというと音をクリアにするという観点で作品と向かい合ってしまいがちだが、作品が持っている、あるいは求めている質感やダイナミズムを捉え、そこを引き出してあげなければいけない。
そういった「ミュージシャン的なマスタリング」という観点を今回の作業で自分の中にインストールすることができた。

というわけで、コンプはスレッショルドをどんなに弛めても低域が削れるので却下。
しかし、何かしらで音の粒は揃えねばいけない。
そこでリミッターをかけて大きな音を叩く。
全体が小さくなった分はミックスの音量を上げて補正。
これで低域はそのままにだいぶ音量が安定。

エンジニアリングも須くミュージシャンとしての感覚を以て臨むべし。

[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは
http://yosuke-hayashimoto.blogspot.jp/2015/11/201622-acousphere-record-artsists-cd.htmlへ!

2015年12月13日日曜日

ウクレレのコードチェンジの効果的な練習方法を動画で紹介します!



ウクレレの伴奏においてコードチェンジの瞬間がやはり難しいところだと思います。

今回はこのコードチェンジの効果的な練習方法を動画で紹介しますのでぜひ試してみて頂ければと思います。

ウォーミングアップのわずかな時間でいいので、続けていってもらうとどんどん指先の感覚が変わってきます。

今回はGのコードを例にとってやってみます。
まずは押さえます。
そしてそこからゆっくりと形を崩さないようにネックから左手を離します。
この時、コードを押さえた手の形を崩さないようにします。

そこから元に、戻します。
このとき指を同時に元の所に着地させます。
ゆっくりで構わないのでバラバラでなく同時にやるように意識します。
そしてそこからスタンプを押すようにその場で弦を数回押さえ直します。

指にこのコードの形を覚え込ませて行くような感じですね。

コードチェンジのがなかなか上達しない原因は一度に押さえるという動きが練習のなかで、なかなか実践できないことあります。
実際の演奏では同時に押さえないとコードチェンジ成功とはならないので、この同時に押さえるというところにフォーカスした練習が必要になります。

このコードを押さえるとうのは弦楽器独特の動作になりますのでぜひこの練習を通じてこの感覚を養っていってもらえればと思います。
す!


2015年12月20日(日)
初心者向けウクレレクリニック開催!


12月20日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
ロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeの弾き方をお伝えします!

ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!

この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
お友達同士で、お子様連れで、ぜひお気軽にご参加ください!
詳しくはこちら!


<ウクレレレッスンのご案内>

東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャンによるウクレレレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
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講師の演奏です!

2015年12月9日水曜日

A Day In The Life

昨日はジョンの命日だったなあと思い出して、ギターを弾きながらジョンの曲をいろいろ口ずさんでます。

やっぱりA Day In The Lifeが一番好きな曲かなあ。
とりとめのない、ジョンらしいナンセンスな感じもある歌詞ですが、そのタイトルのとおり、なんだか深く記憶の中へ連れてってくれるようで。

2015年12月8日火曜日

Aerial出葉くんとロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeを演奏しました!



ウクレレの楽しさを伝える番組、ウクレレレッスンカフェ、今回はAerial出葉くんとロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeを演奏しました!

チャックベリーによるロックンロールの幕開けの曲、映画、バック・トゥ・ザ・フューチャーでのカバーバージョンで聞き覚えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

10代の頃いそしんだチャックベリーのコピー(ダックウォークも練習しました)がここで生きるとは!
他ではなかなか聴くことのできないアレンジと自負しておりますのでぜひご覧ください!
スタジオライブの後にバッキングパートのチュートリアルも流れますのでぜひ練習してみてください。
ロックンロールは1つ形をマスターすれば色々な曲に応用が効きます。

ちなみに冒頭の出葉くんと会話してる映像はピート・タウンゼント流ウィンドミル奏法の話をしてます笑

今月20日にはこのJohnny B. Goodeを課題曲としたウクレレクリニック/ワークショップを開催します!
ウクレレでロックンロールしたいという方はぜひご参加ください!


2015年12月20日(日)
初心者向けウクレレクリニック開催!


12月20日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
ロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeの弾き方をお伝えします!

ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!

この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
お友達同士で、お子様連れで、ぜひお気軽にご参加ください!
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マスタリングとパーカッション

本日はマスタリングとパーカッションのオーバーダブ作業!

シンバルやコンガなどを入れてミックスを作っています。

2015年12月7日月曜日

出葉くんとロック談義


今日はスタジオに来ていたAerialの出葉くんとロック談義で多いに盛り上がりました。
ツェッペリンを聴き始めたきっかけやら好きな曲やらリフやらに始まり、ロックを掘り進めていった経緯まで。
アコ−スティックから始まっている人たちが多いアコースフィアコミュニティーの中で「ザ・エレキギター小僧」みたいだったのは僕らだけなので若干異端となっております笑

僕はビートルズとクラプトンから洋楽の世界が始まってそこからクリーム、ツェッペリン、ジミ・ヘンドリックスを経由してブルーズとソウルにどっぷり浸かって
いきました。

対して出葉くんはスティーブ・ヴァイ、サトリアー二、ジョン・ペトルーシなどのハイテク系に行ったそうです。
しかしサスティナーを舌で操るヴァイは気持ち悪い!

そして話題はエフェクターへ。
ガバナーかブルースドライバーのどっちかは絶対みんな持ってたとか。
ビッグマフはやっぱりロシア製以外認めないとか。
ワウは何使ってたとか。
ちなみに僕は普通にVox、出葉くんはモーリーだそうです。
モーリーのワウ持ってる人なんて初めて見た。
しかも10代の時に買うとは。

そしてケンタウルスに憧れる時期は一度はみんな一度はあるんですね。
歪みを加えなくても通すだけで音がすごい太くなるとかいろいろ噂がありましたね。
なんか都市伝説みたいですが。

バカ重い真空管アンプを電車で持って運んでライブやってたのが懐かしいですね。
ちなみにFender Hot Rod Delax(現行品とは違うちゃんとアメリカ製のヤツでしたよ!)
あれは本当に重かった…

[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは
http://yosuke-hayashimoto.blogspot.jp/2015/11/201622-acousphere-record-artsists-cd.htmlへ!

2015年12月4日金曜日

斜めに構えたウェスの左手


引き続きウェスのオクターブフレーズ練習中。
思いついた仮説を1つ。
このオクターブでの猛烈なスライドアプローチを弾きこなす秘密はウェスの斜めに構えた左手にあるのではないだろうか。

オクターブ奏法のとき、指はネックに対して直角に入ることが普通、というか正しいフォームとされている。

しかしウェスはオクターブを弾くとき、指がネックに対してかなり斜めに入っている。
今までは、ウェスは独学の人だし手も大きいからこういう風でも弾けるんだろうなあと思っていた。
つまる所「さすがウェス、すげーフォームで弾くなあ」くらいにしか思っていなかった。

しかしこの形に秘密があるのではないかとはたと考えてみた。

短い距離のスライドでは親指の根元の間接を開いて、親指の位置を固定しつつ押弦している指を動かすと安定する。
しかし、オクターブのフォームでは親指とその他の指の関係上、親指の間接の可動域が狭く、その動きをやりにくい。
そこで斜めに指を入れるとその可動域が大きくなり、親指を固定しつつオクターブのフォームを動かすことがやりやすくなる。
その結果、俊敏なスライドダウン&アップも安定して行える。
特に左手側へのスライドダウンの動きがやりやすい。

一方でミュートが甘くなるんじゃないかという懸念もあったり、普通の直角のフォームでもやってればできるんじゃないかという向きの考えもある。

この仮説の答えを出すためにもうしばし弾き込もう。

[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは
http://yosuke-hayashimoto.blogspot.jp/2015/11/201622-acousphere-record-artsists-cd.htmlへ!

やればできる


本日は師匠のレッスンでウェスについて侃々諤々。

ウェス必殺のオクターブ奏法で目的のノートから半音スライドして元に戻ってというあのアプローチ。
4ビートの速いテンポで繰り出されることが多いそのフレーズはかなり高難度。
結構な速弾きよりもよっぽど難しい。

3連符で1組のフレーズだが時々2音に間引いてるんではないかとか、ビブラートかけるような感じで実はちょっと適当なんじゃないかとか。
いろいろ練習して試して、やはり3連符に落ち着く。

初めは「弾けるようになるのか?これ?」だったのが手順を踏んで練習していくと徐々に「なんか出来そうだ」に変わってくる。
この感じはとても楽しい。

「同じ人間が弾いてるんだから、やれば弾けないものはない」
Tuck AndressのEuropaを弾きこなしている師匠のこの言葉は重みが違う。

ウェスもこんな風にして練習してたのかなあ、などと思いを馳せて、ひたすらオクターブをスライド。
天国のウェスがニヤリとしててくれたらいいなあ。

2015年12月1日火曜日

ウェス・モンゴメリーとチャック・レイニーの常軌を逸した奏法の源は継続にあると思う。


ジャズギターの巨人、ウェス・モンゴメリー。
右手の親指一本で放たれるファンキーなフレーズは今聴いても全く色褪せない。

そしてウェスのサウンドの肝はやはりあの右手親指。

しかしこれがまた難しい。
同じ弦での横向きの動きではなく、下の弦に向かう縦型の動きが多いなど、一応親指で弾きやすい運指にしてあることはあるのだが、それを加味しても親指に相当なスピードが要求される。

加えて親指でアップピッキングも行っている。
しかしスラップのアップピッキングのようにはなっていない。
しかも指先の肉部分を当てて爪によるピーキーな音が出ないようになっている。

ここで僕が思い出すのだベーシストのチャック・レイニーだ。
エレクトリックベースのスタイルを確立した1人だが、彼は人差し指一本で弾く。
しかもダウンピッキングも行う。
ベースでは普通、早いフレーズの時は人差し指と中指の2フィンガーで弾く。
(ハイテクハードロック系では3フィンガーのプレイヤーもいるが)
しかしチャック・レイニーは人差し指一本でダウン、アップを織り交ぜたオルタネイトピッキングを行う。

本人が言うには2フィンガーが苦手で人差し指だけでなんとか弾こうとしているうちにこうなった。
そのうち人差し指の付け根に大きな筋肉がついてきたとのこと。

ウェスもインタビューでこう言っている。
親指で弾くのが普通だと思ってずっとそうやって練習してきた。
他の指の使おうと思えば使えるけど、親指並みに動くようになるには15年くらい練習が必要だろう。

つまり親指もここまで動くようになるまで15年くらいかかったということなのではないだろうか。

ウェスもチャックも自分のスタイルをずーーーっと続けて練習していく中で他の人にはできないことができる手を作り上げたのだ。

ひたすらに継続、これに敵うものなしと思います。

そしてジャズ、ブルーズ、ソウル、ロック、こうしたポップミュージックを担う楽器は演奏スタイルが千差万別なのがまた面白い。
その継続のなかで、さまざまな化学反応が起こるのだ。

[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは
http://yosuke-hayashimoto.blogspot.jp/2015/11/201622-acousphere-record-artsists-cd.htmlへ!


2015年11月30日月曜日

ウクレレでロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeを演奏しました!



新しく撮影したウクレレデュオのスタジオライブを紹介します!
久々にやりましたウクレレロックス。
今回はAerialのリードギタリスト、出葉くんとロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeを演りました。

ロックンロールの元祖となった曲ですが映画、バック・トゥ・ザ・フューチャーの劇中歌として聴き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

田舎育ちのジョニー少年がギターヒーローを目指して情熱を燃やすその歌詞はギター小僧達の夢そのものが詰まっているように思います。

シンプルなビートの中でひと捻りされたイントロやメロディーのリズムが独特のウネリを生んでいると思います。
このあたりはまさにチャックベリー節ですね。

ウクレレならではのハジけるようなサウンドでJohnny B. Goodeをお楽しみください!



<2015年12月20日(日)初心者向けウクレレクリニック開催のお知らせ!>

12月20日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
ロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeの弾き方をお伝えします!

ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
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詳しくはこちら!

2015年11月25日水曜日

マスタリング

本日は師匠と共にマスタリング作業です。
周波数と向かい合うこの作業は演奏とはまた違った楽しさがあって好きですね!

2015年11月21日土曜日

2016年2月2日 Acousphere Record Artsists CD発売記念ライブのお知らせ! 吉祥寺スターパインズカフェ


2016年2月2日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにて「Acousphere Record Artsists CD発売記念ライブ」を開催します!

この度Acousphere Recordに所属するアーティストのCDが完成!
それを記念したライブイベントが決定しました!
吉祥寺の老舗ライブハウスのSTAR PINE'S CAFEでの開催です!

出演はAcousphere,Acoustic Sound Organization,Sonascribe。
ギターデュオやウクレレなど様々なスタイルで繰り広げられる、アコースティックな音楽をお楽しみ頂けるライブです!

輝かしいステージと豊富なカクテルにお食事も揃っており、飲食を楽しみながら僕たちの音楽をお楽しみください!

ライブ当日はCD販売も行います!
僕たちが丹精込めて製作したCDを演奏と共にお届けできたらと思います!

皆様のお越しをお待ちしております!


<出演アーティスト紹介>

Acousphere                    Official Website
 
本物の歌のようなリードギターと全てのグルーヴをギター1本で表現するリズムギター、"ワンマンリズムセクション"。
ギターインストの新たなスタイルを確立したSuper Guitar Duo, Acousphere
およそ10年振りとなる待望のSTAR PINE'S CAFE出演!


Acoustic Sound Organization         Official Website

ジャズ、ポップス、R&Bとジャンルを越え、ウクレレの可能性を切り開くAcoustic Sound Organization
ソロウクレレに加え、様々な楽器とのコラボレーションで多彩なサウンドを展開する


Sonascribe                      Official Website

ロックやファンク、R&Bなどあらゆるグルーヴをアコースティックギター2本で表現する新々気鋭のギターデュオ、Sonascribe。
今回のライブではあらたなギターを引っ提げてさらにファンキーなサウンドに挑む。



<公演概要>
Acousphere Record Artsists CD発売記念ライブ

日にち:2016年2月2日(火曜)

場所:吉祥寺スターパインズカフェ
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1

出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Sonascribe

時間:Open 18:00 / Start 19:00

前売り ¥3,800 当日 ¥4,800


<前売り・ご予約申込>
sonascribe@gmail.comまで、「お名前」と「予約人数」を記載の上メールをお送りください。
件名に「Star PINE'S Cafe予約」とご明記願います!



ライブ会場Google マップ

2015年11月18日水曜日

生徒さんスタジオライブ - My Favorite Things



生徒さんとのスタジオライブを紹介します!

こちらの生徒さんはもともと、ジャズボーカルをやっていて、ウクレレでジャズを弾きながら歌いたいとのことで習いにきてくれました。

今回はボーカル専一でスタジオライブを残そうという企画で、僕がギターで伴奏を務め、My Favorite Thingsを演奏しました!

ジャズらしいスウィンギーな勢いあるアレンジに仕上がったと思います!
フェイクを織り交ぜた後半のメロディーが特に聴きどころです!

ぜひご覧ください!

2015年11月17日火曜日

編集中!

今日は出葉くんと先日撮った映像の編集です。

ウクレレでJohnny B. Goodeを弾きました!
何気にギターで弾く機会がなかったんですが、少年時代にチャック・ベリーをいっぱい練習したのが生きました笑

2015年11月16日月曜日

2015年12月20日(日)初心者向けウクレレクリニック開催! "Johnny B. Goode/ジョニー・B・グッド"をウクレレで弾こう!

Acousphere Guitar School presents
初心者向けウクレレクリニック@Cafe

みなさんこんにちは! ギタリスト/ウクレレプレイヤーの林本陽介です!
2015年12月20日に東京荻窪の"Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!

今回はロックンロールの元祖、チャックベリーのジョニー・B・グッドをウクレレで弾いていきます!

映画、バック・トゥ・ザ・フューチャーで聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか!?

ウクレレのカラッと抜けの良い音はロックミュージックととても良く合います。
ぜひウクレレでロックンロールのグルーヴを体験してもらえたらと思います!


課題曲の弾き方に加えてウクレレを簡単に弾くためのコツや効果的な練習方法も紹介していきます。
これからウクレレを始めようと思っている方、ウクレレを買ったけれども練習方法がわからないという方にも基礎から丁寧にレクチャーしていくのでまだ始めたばかりという方もぜひご参加ください!

まだウクレレをお持ちでない方にはウクレレの貸し出しもできます。
お友達同士やお子様連れでもぜひご参加ください!

日時 2015年12月20日(日)
場所 東京南荻窪「Acousphere Cafe」
開演 15:50オープン 16:00スタート (Acousphere Cafeは15時からクリニックの準備のため一旦閉まります。)
内容 "Johnny B. Goode/ジョニー・B・グッド"の弾き方
料金 2000円
人数 定員10名
講師 林本陽介(Sonascribe) 出葉広樹(Aerial)

申込 
sonascribe@gmail.comまで、「お名前」と「予約人数」を記載の上メールを送信ください! 件名に「2015/12/20 ウクレレクリニック希望」とご明記願います。 
ウクレレをまだお持ちでない方には貸し出しができます。
貸し出し希望の方はその旨もご記載ください。
(ウクレレの台数には限りがありますのでお早めにお申し込みください)

(ウクレレクリニックの参加をメールでお送りいただいた方で、 返信が確認出来ない方はメールが届いていない可能性があります。その場合は再度お問い合わせ願います。)


Acousphere Guitar Schoolではハワイアンの曲ではなくロックやポップスの曲を題材に伴奏やメロディープレイ、ソロウクレレなどを習うことができます。
初心者の方にも弾けるような簡単なアレンジを用意したマンツーマンレッスンですので、こちらもぜひ参加してみてくださいね!


講師陣の演奏動画です!









2015年11月15日日曜日

ギターのコードチェンジを滑らかに行うコツを動画で解説しました!



コードチェンジを滑らかに行うコツを動画で解説しました!
コード弾きの練習で難儀するのはやはりコードチェンジなのではないでしょうか。

コードチェンジは複数の指を同時に動かすので一瞬で行うことはできません。
コードチェンジのためには左手を早めに離して次のコードに向けて指を動かしていくことが必要です。


コードチェンジの際はコードの変わり目よりもワンテンポ早く左手を離し、次のコードに向かっていきます。
その際、右手の動きを止めずに左手を離した状態の開放弦の音を弾きます。
こうして左手を動かす時間を作りだし、コードチェンジを行っていくのです。

上手なプレイヤーの演奏が簡単そうに見える理由はこの開放弦による間を上手く活用して無理なく手を動かしているからです。

また、開放弦の音を弾くというのがポイントの1つです。
この音が入ることによって、ギターらしいおおらかな風合いのサウンドが生まれます。

難しいコードほど、手を離す、開放弦の間を活用するといったことが大切になってきます。
ぜひこのコンセプトを覚えて滑らかなコードチェンジをマスターしてください!



<ギターレッスンのご案内>

東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャンによるギターレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
特に初心者の方に向けたカリキュラムに力を入れています!
ギターの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方でもレッスンをスタートできます。
また仕事帰りなどに手ぶらで受講頂くことも可能です!

傍らに楽器のある生活はとても素敵です!
ギターで音楽ライフをスタートさせてみませんか?

レッスンのお申し込み、お問い合わせはsonascribe@gmail.comまでお願い致します。
お気軽にお問い合わせください!

レッスンの詳しいご案内はこちら!

2015年11月7日土曜日

クラシックギタークリニック!

本日は片山くんとクラシックギターのクリニックです!

準備も整って間もなく開場です!

2015年11月4日水曜日

Sonascribe×ボーカリスト企画!

Sonascribe×ボーカリスト企画!
シンガーソングライターのAi Chihiroさんと映像撮影をしました!

今回はKilling Me Softlyを演奏しました。

この曲、昔から大好きで歌詞の内容もあいまってぜひ女性ボーカルの方とやりたいなあと思ってたので、やっとできたなあという感じです。

完成をお楽しみに!

2015年11月1日日曜日

コードチェンジを滑らかに行うポイントを動画で解説しました!



コードチェンジを滑らかに行うコツを動画で解説しました!

コード弾きの練習で難儀するのはやはりコードチェンジなのではないでしょうか。
コードチェンジは複数の指を同時に動かすので一瞬で行うことはできません。

コードチェンジのためには左手を早めに離して次のコードに向けて指を動かしていくことが必要です。
コードの変わり目よりもワンテンポ早く左手を離し、次のコードに向かっていきます。
その際、右手の動きを止めずに左手を離した状態の開放弦の音を弾きます。
こうして左手を動かす時間を作りだし、コードチェンジを行っていくのです。

上手なプレイヤーの演奏が簡単そうに見える理由はこの開放弦による間を上手く活用して無理なく手を動かしているからです。

また、開放弦の音を弾くというのがポイントの1つです。
この音が入ることによって、ウクレレらしいおおらかな風合いのサウンドが生まれます。

難しいコードほど、手を離す、開放弦の間を活用するといったことが大切になってきます。
ぜひこのコンセプトを覚えて滑らかなコードチェンジをマスターしてください!



<2015年11月29日(日)初心者向けウクレレクリニック開催のお知らせ!>

11月29日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
本記事で紹介した"When You Wish Upon A Star/星に願いを"弾き方をお伝えします!

ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
お友達同士で、お子様連れで、ぜひお気軽にご参加ください!
詳しくはこちら!



<ウクレレレッスンのご案内>

東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャンによるウクレレレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
特に初心者の方に向けたカリキュラムに力を入れています!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方でもレッスンをスタートできます。
また仕事帰りなどに手ぶらで受講頂くことも可能です!

傍らに楽器のある生活はとても素敵です!
ウクレレで音楽ライフをスタートさせてみませんか?

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2015年10月31日土曜日

Pat Methenyの秘密に挑む 〜左手人差し指によるミュート〜



Here To Stayのテーマ部分よりパット・メセニーの運指とミュートのコンセプトについて考察したいと思います。

このテーマは映像をみると中指と小指という指使いで弾かれています。
一見、弾きづらい指使いですが、パットメセニーはどのような考えでこの運指を採用しているのでしょうか。


インポジションとミュートという観点から見ていくとこの難儀な指使いも非常にリーズナブル感じられます。
この2つの観点からこの運指を掘り下げていきたいと思います。


まずはインポジションの観点からです。
この曲のキーはAm、テーマはAmペンタトニックで構成されています。
7fから10fにかけてのインポジションで弾かれています。
ペンタ意識であれば1フレットずらした8フレットからのポジションでも良さそうですがなぜこのポジションなのでしょうか。
テーマの構成音だけ見ればペンタトニックですが、その背後にあるこの曲のスケールはペンタでなくドリアンだからなのではないかと思われます。

4弦7fから始まるドリアンスケールがちょうど7fから10fのインポジションとテーマの指使いにフィットします。

イントロでライル・メイズがかなり6thを意識したフレーズを弾いていますし、パットは明確にドリアンの世界感を意識していて、それがポジション取りにも現れているんじゃないでしょうか。

次にミュートの観点からです。
上記の7fからのインポジションで弾くと中指と小指の組み合わせになります。つまり人差し指が常時余った状態となります。
映像の0:52からをみて頂くとその余った人差し指が常時3弦あたりまで伸びているのが見えますでしょうか。
この人差し指で3弦までをミュートしているんですね。

通常、押さえている弦より上は右手ので行いますが、弾く弦のすぐ上隣の弦はそのコントロールがシビアになります。
パットのような3本持ち逆アングルだとなおさらです。
そこに左手人差し指を動員することによりそのミュートを確実なものにしているのです。

また人差し指を寝かせて3弦のみならず、1弦、2弦を触っていると思われます。
こうすることで中指や小指の押弦を解除した時にただ指を離すだけでしっかり音が止まるのでダイナミックなリープもいとわず行うことができます。

15フレットまで一気に小指で跳んでまた戻ってくる箇所がありますが、この動きも人差し指でのミュートがあるかないかで、やりやすさが大きく変わってきます。


インポジションという観点のみからであればパット独特のこだわりに見えてしまうかもしれませんが、ミュートという観点も加えて分析すると非常に考え込まれた運指であるといえます。



<ギターレッスンのご案内>

東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャンによるギターレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
特に初心者の方に向けたカリキュラムに力を入れています!
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2015年10月28日水曜日

クロマキー合成にチャレンジ!



今日は映像編集ソフト、ファイナルカットにてクロマキー合成を試しておりました。
プロモーションビデオ制作を本格化させようということで、背景を合成したり、演奏映像になにかオブジェを合成させたりなど考えています。

いわゆるグリーンバックやピンクバックの前で対象を撮影してそのグリ−ンやピンクの部分だけを切り取ります。
そしてそれと合成したい映像を合わせると切り取った背景のかわりにその映像がくるというわけです。
グリーンやピンクの色を持ったものが日常の中には少ないのでそれを背景に撮影することで対象だけを抜き出すことができるのです。

簡易なセットで試したにも関わらず、思いの他良好!
いろいろ面白いことができそうです!
部屋の壁、ピンクに塗るか…

2015年10月27日火曜日

片山海人くんの"When You Wish Upon A Star/星に願いを"のソロギター動画を紹介します! クリニックも開催しますよ!



Sonascribe 林本です!

仲間のクラシックギタリスト、片山海人くんのスタジオライブ動画を紹介します!
ディズニーの名曲、"When You Wish Upon A Star/星に願いを"のソロギターアレンジです。

クラシックギターを追求する片山くんのセンスが光るアレンジになっていますのでぜひご覧頂ければと思います!

11月7にはこのアレンジを元にした初心者向けクラシックギタークリニックを開催します!
本記事では練習や演奏のコツをプレビュー的にお伝えします。
ソロギターやクラシックギターに興味がある方はぜひクリニックにもお越しください!

・ソロギターの骨格はベース音とメロディー
複雑そうに見えるソロギターですが、その基本にあるのは低音を支えるベース音とメロディーです。
その2つの音の動きを中心としてコードの音がハーモニーや装飾音として付け加えられています。
この骨格部分のベース音とメロディーだけでも十分にソロギターの演奏として成り立ちます。

ギターを初めたばかりだけれどもソロギターが弾きたい、でも複雑なコードはまだ難しいという方はベースとメロディーによる2音ソロギターからトライしていくことをお勧めします。
クリニックではこの2音バージョンもお伝えしていきます!

・上手く弾くコツはフォームにあり。
ギターを上手に弾くコツは正しいフォームにあります。
正しいギターの構え方、正しい手の動かし方は上達の第一歩です。
正しいフォームで弾くことが出来れば左手は弦を押さえやすくなり運指が楽になります。
右手は力が弦に素直に伝わるのでいい音が出ます。
体と道具をどう使うかにおいてこの辺りはスポーツと同じですね。

具体的にはギターを斜めに構える、左手は肘や親指の動かし方と位置取りが肝要といったところです。


2音ソロギターは返ってコード弾きの伴奏よりも簡単な面もあります。
また1人でも曲としてしっかりと成立するので練習もより楽しくなります。
エレクトリックギターやフォークギターでも楽しめるアレンジとなっていますので
ぜひギターを始めたての方もソロギターを弾いてみたかったという方もお越しください!


11月7日初心者向けクラシックギタークリニックのお知らせ

日時 2015年11月7日(土)
場所 東京南荻窪「Acousphere Cafe」  
開演 15:50オープン 16:00スタート (Acousphere Cafeは15時にクリニックの準備のため一旦閉まります。)
内容 ”when you wish upon a star/星に願いを”ソロギターアレンジの弾き方
料金 2000円
人数 定員10名
講師 片山海人  林本陽介(Sonascribe)
申込 
kaitokatayama.official@gmail.comまで、「お名前」と「予約人数」を記載の上メールを送信ください! 件名に「2015/11/7 ギタークリニック希望」とご明記願います。 


(ギタークリニックの参加をメールでお送りいただいた方で、 返信が確認出来ない方はメールが届いていない可能性があります。その場合は再度お問い合わせ願います。)

2015年10月26日月曜日

バンドマジック


バンドマジックという言葉が好きだ。
このメンバーだからこそ生まれる化学反応、よくそんな表現をされる。

長い時間膝をつきあわせて、時には意見を戦わせながら作り上げられたであろう曲やサウンドはやはり格別だ。
そこにはとてもすごい熱気を感じることができる。

線を引かれたトラックをただ同じスピードで走っているのではなく、ひしめき合ってぶつかりながら走っているような感覚を、僕は自分が演奏する時には感じたいし、それによって生まれる熱気を聴いてくれる人に届けたい。

2015年10月25日日曜日

横浜へ

今日は旧友のライブを見に大学時代を過ごした横浜へ!

みなとみらいは何度か来ましたが、日の出町なんて何年ぶりでしょうか笑

新しい自分



好きな音楽といえばビートルズ、そしてブルーズにソウル、ファンク。
それも昔の。クラシックなブラックミュージック。

ビートルズはともかく、このへんのブラックミュージックはなかなかマニアックな部分もある。
特に僕の世代だとなおさら。

それが好きであることが僕の音楽的な個性を形作るのではないかと思って古いブルーズやソウルを聴きあさり、コピーし、練習した。

それは確かに今の僕のベースにはなっている。
が、しかし少し固執している面もあるのかもしれないと感じている。
それは今までの自分に留まってしまっているだけな側面もある。

なんだか音楽的な発展に鍵をかけてしまっている部分も大きいのではないか。
最近はそういう思いも持つようになった。
自ら囲いを作ってしまうのは大きな損失だ。

新しい自分を求めることが必要なのではないだろうか。

ブルーズを愛して止まない自分から少し離れてもまたいずれ出逢える。
自然と出てくるはずなのだ。
それは確かに僕の核になっているから。

知らなかった新しいものに触れれば、新しい自分に出逢えると思う。

でも今はしばし、新しい自分に会うために無条件に好きを振りまこう。

歌物のギター

来週のスタジオライブ撮影に向けてプリプロ作成中!
オブリガードを交えた歌物のバッキングなのでじっくり歌を聴きながら作っています。


今はメロディー専一な感じのプレイヤーですが実は伴奏のいぶし銀なギターも結構好きなんです。
歌伴に関して僕はCornel DupreeとSteve Cropperの影響が大きいですね。
あのカッティングのタイム感をよく練習しました。
あとはJimi Hendrix。
エキセントリックなギターソロのイメージが強いですがコードにスケールノートを交えたメロディアスなバッキングは彼の真骨頂だと思います。

だいぶ形になってきましたし撮影が楽しみです!

2015年10月22日木曜日

クリニック打ち合わせ!

本日は片山くんと来月のクリニックの打ち合わせです!

お互いのレッスン現場を見学ということもなかなかできないので、演奏や練習についての考えや着目点などの意見交換は勉強になります!

2015年10月17日土曜日

お昼のナポリタン

ふと思い立ってナポリタン作りました!

何か一捻りできないかと、思いつきでローズマリーとバルサミコ酢を使ってみましたがこれがハマりました!

深い香りの大人な味に仕上がりました。

言葉と人となり

最近読んでいる岡本太郎の著書。
内容ももちろんだが、面白いのは岡本太郎の雰囲気がその文章にしっかりと現れている点です。
残っているインタビュー映像などで見る喋り方と声がそのまま聴こえてくるよう。
熱っぽくまくしたてるようなあの感じ。

文章には人間性が現れる、となにかしらテンプレートのように言われていて、自分もなんとなくそう思ってましたが、やっぱりそうなんだなあと再確認。
言葉でその人のオーラはできてくる。
喋り言葉でも書き言葉でも。

日々のブログでも、レッスン記事でもそんな人となりが伝わるような文章を書いていきたいなと思います。

2015年10月14日水曜日

プール

最近、筋力と体力アップをめざしてプール通いを始めました。
近所に区立ながらスポーツジム顔負けの体育館ができたのでそこに通っています!

やっぱり速弾きなんかのときは特に筋力の必要性を感じますね。
速弾き意外のプレイでも腕や指の質量や筋量があると出音も弾き心地も違ってきます。

施設内は80年代の洋楽ヒッツ的なプレイリストがBGMとして流れています。
TOTOとかシンディー・ローパーとか柔らかなのが多いですが、たまにオジー・オズボーンがかかったりしてちょっと燃えます。

深夜の編集!

本日撮った映像を井上くんと編集中。
演奏動画と編集のポイントが違うのもあっていろいろ試行錯誤中!

気がつけば3時!

グレープ

公園の近くで発見したカフェでコーヒーとクレープ!

クレープのえも云われぬ魅力はなんなんでしょうなぁ

プロモ撮影

今日は井の頭公演でプロモーションビデオの撮影をして参りました!
天候にも恵まれてかっこいい映像が一杯撮れました!

いままでのスタジオライブとは違った映像ができあがると思うのでぜひご期待ください!

2015年10月12日月曜日

2015年11月7日(土)初心者向けクラシックギタークリニック開催! ”When you wish upon a star/星に願いを”を弾こう!

Sonascribe林本です!

このたび、ギタリスト仲間の片山海人くんと一緒に初心者向けギタークリニックを開催します!

課題曲はディズニーの名曲、"when you wish upon a star/星に願いを”
片山くんのアレンジによるソロギタースタイルの弾き方をお伝えします!


クラシックギターを追求する片山くんならではのソロアレンジをぜひみなさんにもお楽しみ頂ければと思います!

課題曲の弾き方に加えてギターを簡単に弾くためのコツや効果的な練習方法も紹介していきます。
これからギターを始めようと思っている方、ギターを買ったけれども練習方法がわからないという方にも基礎から丁寧にレクチャーしていくのでまだ始めたばかりという方もぜひご参加ください!

もちろんクラシックギターをお持ちでなくてもスチール弦、エレキギターでも楽しめるアレンジですのでこの機会にソロギターの世界を味わって頂ければと思います!

日時 2015年11月7日(土)
場所 東京南荻窪「Acousphere Cafe」  
開演 15:50オープン 16:00スタート (Acousphere Cafeは15時にクリニックの準備のため一旦閉まります。)
内容 ”when you wish upon a star/星に願いを”ソロギターアレンジの弾き方
料金 2000円
人数 定員10名
講師 片山海人  林本陽介(Sonascribe)
申込 
kaitokatayama.official@gmail.comまで、「お名前」と「予約人数」を記載の上メールを送信ください! 件名に「2015/11/7 ギタークリニック希望」とご明記願います。 


(ギタークリニックの参加をメールでお送りいただいた方で、 返信が確認出来ない方はメールが届いていない可能性があります。その場合は再度お問い合わせ願います。)

2015年10月11日日曜日

代官山

クリニックの打ち上げ(?)的な感じで代官山のティーサイトまできました。

井上くんの顔がハーフシャドーでなんとも渋く写っております。

なかなか贅沢な時間ですねー

ウクレレクリニック

今日はアコースフィアギタースクール恒例イベントウクレレクリニックです!

ブロコルハルムの青い影をウクレレでやりますよ。

2015年9月30日水曜日

新しいパートナー、Sadowsky Electric Nylon!

Sonascribeにおける新たなメインギターとすべく、Sadowskyのエレクトリックナイロンを購入しました!

今回新たなギターを導入した理由はいくつかあります。

僕のロック、ブルーズの側面を表現すべく、シャープなエレキギターのルックスがよいのではないかいという所から話がはじまりました。

そこで懸念されるのがスティール弦ならではの音の細さ。
歪みやコーラスなどのエフェクターで音色は存分に変えられるのですが、やはりギターデュオという形態上、クリーントーンの表現も欲しい。
となるとやはりナイロン弦がいいのかと。

今までもそれらのエフェクターは仕様していましたが、コーラスはともかく、歪みはフルアコとあまり相性が良くない気がしていました。
ソリッドギターに比べていわゆる「エフェクターのノリ」が悪いのです。

以上の点を総括して、エレキギタールックス、ナイロン弦、エフェクトのノリが良いソリッドボディー、この3点を押さえたギターが必要だ!ということになりました。

そしてこの結論の為にもれなく合致するのが、まさにこのSadowsky Electric Nylon!

手にして弾いてみるとナイロン弦特有の太いサウンド、そして手元のニュアンスをビビッドに出力してくれるピックアップ。
ピッキングの具合が如実に反映されるそのシビアなまでの表現力にはしびれます!

Sonascribeを始めてから買ったギターは実はこれで4本目!
メロディープレイヤーは「自分の声」を探すべく、いろいろと渡り歩かねばならないのです。
しかし、今までのどのギターも僕に新しい世界を切り開かせてくれました。

このサドウスキーと見る世界が楽しみです!
新たなSonascribeのサウンドを楽しみにしていてください!

今日の芸術

岡本太郎氏の名著、『今日の芸術』
4年くらい前に読んだのですが、最近また氏の言葉に触れたくなり再度購入。
熱がほどばしるようなその言葉を読んでいるとまるで岡本太郎本人と対話しているようです。

また4年前とは違った感じ方ができそうです。

それにしても最近、美術館にあまり行ってないですね。
岡本太郎の絵を見たい、その熱にぶつかりにいきたい。

2015年9月28日月曜日

Pat Methenyの秘密に挑む インポジションへの執拗なまでのこだわり





Pat Metheny Group、Live In JapanのHere To Stay、ソロ部のワンフレーズを採譜しました。ここから見えてくるパットの運指に対する考えを考察しましたのでフレーズのコンセプトと共に紹介したいと思います。

こちらのフレーズはソロ部の最初の方、2:04あたりからのフレーズです。
Amのワンコード上をAマイナーペンタトニックで攻めるというシンプルな音使いです。
ただ一点、譜例の3小節目の4番目の音、2弦7フレットのメジャー6thの音がペンタにない音になっています。
普通ならば2弦8フレットの7thの音を選択しそうな流れですが、そこをメジャー6thにすることで、いかにもペンタ、ブルーズ、という匂いを避け、違うカラーを入れたかったと思われます。

ドリアンスケールを使っているともいえますが、前のフレーズからペンタのフレーズが強く意識されていること、ドリアンを決定づける6thの発現が遅いことから、ペンタ+6thと考えた方がすっきりすると思います。

さてこのフレーズで特筆すべきはその運指。
チョーキングをする最初の音を除いて、10フレットは全て小指で弾かれています。
そして8フレットは中指で押さえています。
すなわち7フレットから10フレットにかけてのインポジションで弾かれているとい言えます。
このインポジションならば7フレットのメジャー6thにも自然と人差し指でアクセスできます。
最初の10フレットのチョーキングの後、わざわざ小指に持ち替えているのが確認できますし、フレーズの発現時からこのインポジションで弾く、6thにアクセスするというのを決めていたのだと思います。

それにしても2小節めの1弦12フレットから2弦の10フレットへ同じ指で跳ぶのはなかなか選択しえないでしょう。
そしてその1弦12フレットと2小節目3拍目最後の10フレットは半音下からのスライドアップですが、ここも容赦なく小指です。
また8フレットが中指なのでこの中指、小指と繰り返される流れも少しきついですね。

ここから見えてくるのはパットのインポジションに対する徹底した姿勢です。

パットの左手のフォームは薬指の向かいに親指を置くやや特殊なものです。
このフォームでは親指を支点にして小指を大きくジャンプさせられるので、1つのポジションにいながら、高音側のフレットの世界を大きく拓くことができるのです。
1弦12フレットの音もこのフォームだからこそ出てきた音だと思います。
小指の連続した動きは「インポジションからストレッチなどで外れた指は速やかにもとに戻す」というインポジションの基本を徹底した結果です。
その結果、小指が忙しくなってもそこは鍛錬でカバーする、といった具合でしょうか。

インポジションは元来、正確に音階を弾くためのコンセプトですが、パットの場合はそのポジション取りがフレーズ展開の土台にもなっていると言えるのではないでしょうか。
このフレーズは2弦7フレットを人差し指で取ることを見据えたインポジションで小指側を拡張して展開したものであるといえるでしょう。

この執拗とも言えるインポジションへのこだわりがパット・メセニーのプレイを形作っていると思います。

2015年9月25日金曜日

長いことタフに使えて、しかも味わいが深まっていく革製品がやはり好きだ。
靴なんかもソールを一回替えてからが楽しい。
そこでやっと自分のものになる気がする。

この財布もそう。
もう10年以上愛用している。
全体に彫り込まれたカービングに一目惚れして買ったのだ。
新品の明るい茶色から使うにつれて色合いが変化するのが楽しかった。
だいぶ黒ずんでしまったがまさに10年分の重い黒だ。

しかしさすがにいろいろな所がへたってきた。
折り目部分のステッチが綻びて革がちょっとヘロヘロだ。
いくらアメリカンスタイルの分厚い革とはいえ、さすがにここまで使うとそうもなる。

先日吉祥寺で、これを買ったお店の支店を見つけたので修理について訊いてみた。
ステッチを縫い直しても革自体が弱っているのでまた綻んでくるかもしれないとのこと。
だが表の革を丸々貼り直して直すこともできるらしい。
新品の値段よりもよりも安くできるようだ。

そろそろ違うデザインのを買うのもいいかなあとちょっと揺らぎつつ、でも、ガッツリ直してもう10年使うのもなかなか渋くていいなあ。

でも表の革貼り直しとなるとほとんど別の財布になってしまう気もするし...

2015年9月23日水曜日

練習のときはどこをどう見ているかにも気を配ろう! 頭の切り替えと目線について



楽器の演奏の巧拙は指先の運動能力に依っているとつい考えてしまいがちです。
それは確かにその通りなのですが、頭の中でなにを考えて弾いているか、指板をどうみているかという、「頭の使い方」の方が重要になってきます。
指の運動能力を高めていくための練習はもちろん必要ですが、そうした考え方、見方を精査せずにメカニカルな練習を積んでも効果が上がりにくい、と言った方が正しいでしょうか。

音楽は時間と共に構築されていくものなので、次の音と指の行く先に向けてどんどん頭の中を切り替えていかなければいけません。
途中でつまったりしてしまう場合はこの切り替えてが上手くいっていないのです。
そして指先のメカニカルなトレーニングを積んでも、この頭の中と指が一致しないとなかなか成果に結びつきません。

頭の使い方は端的に言うと目線に現れてくると僕は思います
ギターやウクレレでを始めた人の多くが最初に取り組むであろうコード弾きを例に挙げてみましょう。

コード弾きの時の左手は一旦押さえてしまえば、次のコードチェンジまではしばらく休みです。
この時にやってしまいがちなことが、その左手を凝視して、チェンジのタイミングが来たら指のと一緒に目線を動かして行くということです。
これはすなわち、左手の行き先を明確に意識できず動かしているということになります。
前持って次のコードをイメージし、左手よりも1テンポ先に目線をゴール地点まで持って行くことが肝要です。

コードチェンジに先立って、次はここに左手を向かわせるんだぞという意識を持ち、そこに目線を移していければ案外指はついて来てくれます。
またどうしても遅れてしまう指がある場合、往々にして薬指や小指ですが、その一点を特に意識して注視するとできてきます。

また、メロディーで大きくスライドアップする時など、横の移動距離が大きい場合も目線を左手よりも先に移していくことが不可欠になってきます。

難しいフレーズやまだできないコードにであうと指先の動きだけに囚われてしまいがちですが、頭の切り替え方、即ち目線の移し方にもこだわって練習ができれば、修得のスピードがより早くなります!

生解りに気をつけろ!

語り得ぬものについては沈黙しなければいけない。

あることについて文章を書こうとして、ヴィトゲンシュタインのこの有名な言葉を引用しようとした。
ちょっと待てよと思ってよくよく調べてみると思ってた意味と結構違った、もしくは思ってたよりもずっと深い意味だった。

これぞ生解りという感じでいかにも恥ずかしいのだが、情報過多かつ、その検索が容易な現代、それはやはり起こり得やすい。
この言葉の意味をさっき調べ直してちょっと分かった気になってしまってるのもまた危険。

音楽にしたって片手間なコピーだけでウェスが解った!といってしまってはそれ以上先へ進めない。
生解りは敵なのである。

哲学の歴史は本当にそうなのか?の連続で紡がれてきたと思うし、何事も常にそんな探究心を持たねばと思う。

自戒自戒。

アルバムという世界

久しぶりにプラスチックケースのCDを手に取る。
ジャコの真っ直ぐな瞳を見ながら、この一枚がエレクトリックベースの歴史を変えたんだなぁなどと想像する。

その向こうに広がっているのは"Jaco Pastorius"という一枚のアルバムの世界。
インターネットで断片的に聴くのとはまた違う深淵な世界。

いささか懐古的と言われてしまう向きもあるかもしれない。
でもやっぱり好きなんです。
こうしてアルバムで聴くの。

2015年9月22日火曜日

ちょうど10年前のこと


今日は10代の頃、音楽活動でお世話になった地元の先輩と久しぶりに電話で話をした。
僕が地元を離れた後もちょくちょく連絡に応じてくれてもう気付けば10年になる。
僕が一方的に連絡して好き勝手喋ることが多い気がするが、こんな後輩からの連絡を喜んでもらえるのは嬉しく思う。

年は7つか8つくらい上だろうか。
大人になってみるとそのくらいの年の差の付き合いは普通にもなろうが、当時高校生だった僕からみたらそれは大層な年齢差に感じられたものだ。
その先輩はギターとボーカルをやってて新しく結成しようとしていたアコースティックユニットにギターで誘ってもらった。

かくして高校生らしからぬ音楽生活がここから始まった。
バンドを組んでライブをやっている高校生は数多くいるだろうけれども、それとはかなり違ったものであったと思う。
そのおかげでいろいろな場所に行って、いろいろな人に会っていろいろな話を聞くことができた。
そんな経験が出来る環境に引き入れてくれたその先輩には今も感謝している。

実はそのアコースティックユニット、その後、僕はクビになった。
当時、馴染みのライブハウスで某メジャーアーティストのライブの前座をすることになりったのだが、その前に僕はユニットからの脱退を言い渡されたのだ。
今思えば、結構いい加減なプレイばかりしてたなと思うわけだが、それはショックだった。

そのときのことはよく覚えている。
バーカウンターに突っ伏して動けなくなった。
悲しいやら悔しいやらで号泣しそうになるのを必死にこらえてたからだ。
あんなに泣くまいと涙を押し殺したことはなかった。
なんとか、感情のピークを越えて顔を上げた。
その時の先輩の辛そうな顔もよく覚えている。
マスターに言われた。「バイトでいれてやるから当日見に来い」と。
見に来るなんて本当に嫌だ。ステージの下で演奏みてるなんてどんな気分になるんだろうか、想像しただけでキツい。
しかしここで目を背けてしまったらもうここで終わってしまうなと思ったので当日バイトとして店にきた。
そのときリハーサル中だった先輩との気まずい空気もよく覚えている。
本当にまざまざとよく覚えている。
挫折らしい挫折だったと思う。

しかし今振り返るとそれは大きな財産だと思える。
悔しかった、悲しかった、そんないろいろな感情。
それはそれはキツかったけど当時の僕なりにそれと向き合ったこと。
クビを言い渡すなんて先輩の方がよっぽどキツかっただろうな、なんて今は思えること。
いろいろ。
それは僕にとっていまや宝物のような経験の1つである。

2015年9月21日月曜日

プロコルハルムの青い影/A Whiter Shade Of Paleのウクレレレッスン動画を作りました!



プロコルハルムの青い影/A Whiter Shade Of Paleのウクレレレッスン動画を作りました!

荘厳なオルガンサウンドが印象的で、ハーモニーもとても美しい曲です。
一聴するととても複雑そうに聴こえますが、意外とシンプルなコード進行で出来上がっています。
クリシェと呼ばれるコード進行のなかで続いていく下降型のメロディーラインがそのコード進行の秘密です。

この一工夫が曲に深みを与えているんですね。
使われているコードフォーム自体はどれもシンプルなものばかりですので、ウクレレを始めたばかりの方でもトライしやすいと思うのでぜひ練習してみてください!

この曲は主にC、F、Gの3つのコードでできています。
このコードがバリエーション的に形を少しずつ変えクリシェのラインを作っています。
その流れは統一されていて、基本のコードフォームからバリエ−ションのコードを2つ通って元の基本形に戻るという形です。
この法則をもとにしてコード進行を覚えていくとわかりやすいでしょう。

このバリエーションコードはC△7、C6、F△7、F6などといったようなコードになります。△7はメジャーセブンスと読みます。
たとえばF△7はAmと、F6はDmと同じフォームになりますが元のFというコードの一部が変わって出来たコードということを示すためにこういう表記になっています。
本質的なコード進行としてはF△7、F6ですが、演奏に際してはAm、Dmと覚えてもらっても構いません。
わかりやすい方で捉えてもらえればと思います。

右手のパターンは4本の指全部と親指だけを交互に弾くピアノライクなアルペジオがいいでしょう。
意外とストロークでも合いますので左手が馴染むまではザクザク弾いてみてください!



<2015年10月11日(日)初心者向けウクレレクリニック開催のお知らせ!>

10月11日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
この映像のプロコルハルムの名曲、青い影/A Whiter Shade Of Paleの伴奏の弾き方をお伝えします!

ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
お友達同士で、お子様連れで、ぜひお気軽にご参加ください!
詳しくはこちら!

2015年9月15日火曜日

Like A Rolling Stone


ギターレッスンの生徒さんの1人がちょっと迷いを抱えているようだったので、レッスンの後に少し、のつもりだったが結構がっつりと話をすることができた。
彼の心に一石を投じられたのなら嬉しく思う。

悩み相談になると「自信がない」というワードがよく出てくる。
相談に乗る方も「お前はイケてる!自信を持て!」なんて励ましをしたりする。
しかし自信というマインドは本当にそんな大事なものだろうか。
僕自身も自信が持てないと悩んできたクチだが今は自信を持つという考えはとても卑しいものにさえ思える。

「自信がある」ということは「自分にはそれができる」と思っているということだ。
従って自信という思想に基づいた行動の根底には「できると思っているからやる」という考えが潜んでいると思う。
それは「できなそうなことはやらない」という考えと表裏一体。
いうなればトライを放棄する思想。
そしてその表裏は案外簡単に引っくり返ってしまう。
そんな脆い思想ならばいらない、捨ててしまえばいい。

本当に必要なのは自信ではなく決意だと思う。
なにかに挑む上でできるかできないかのジャッジなどいらない。
やると決めること。それがなによりも大切。
成功、失敗、勝った負けたはその後にただ現れる結果。
その結果の成否に心を囚われて、失敗、負けにすら辿り着かず尻尾を巻くことだけはしたくない。ずっとそう考えてきた。
決意さえ持てば、たとえ一度、不本意な結果に終わろうとも再度挑戦することだってできるのだ。
しかしその考えすらも蛇足。
ただ走り続ける決意を求めたい。
僕は切にそう思う。

2015年9月14日月曜日

記念撮影!


最後はみんなで記念撮影!
そういえばこんな風に写真を撮ったこともあまりなかったなあと思ってなんだか感動です。

僕も昔は生徒として参加していたのがいつのまにか運営する側になり、教える側になり、また、相方の井上くんと出逢ったのもミュージックパティーだったなあなんてことも改めて思いだすと感慨深いですね。

これをきっかけにかつてのぼくらのように生徒さんの間でもなにか新しい親交が生まれていってくれたらいいなと思います!

また次回のパーティーも楽しみです!

ミュージックパーティー!

昨日はアコースフィアギタースクールのミュージックパーティーでした!
この日に向けて生徒さんみなさん、一生懸命練習して来てくれました!

独特の緊張と興奮と楽しさを伴った空気、ステージというのはやっぱり特別な場所で音楽をやってないと経験できない所だと思うんです。
やっぱりこの経験を楽器を始めたからにはぜひして欲しい、そんなことを思いながらの一日でした。
やっぱり普段の練習の成果だったりとか、大好きな曲への愛情だったりとか、そんな思いが詰まった演奏にはとても感動させられます。

そしてこのステージをきっかけに新しい関係が生まれたり、次の目標が生まれたり、いろいろ新しいことが始まっていくんだなあと思うととても嬉しく思います!

2015年9月12日土曜日

ミュージックパーティー仕込み2

焼き上がりました!
大成功!
明日くる生徒さん達はお楽しみに!

ミュージックパーティー仕込み1

明日はアコースフィアギタースクールのミュージックパーティーです!
それに向けて久しぶりにガトーショコラ焼いてます!
メレンゲの立ちもいい感じ。

2015年9月9日水曜日

青い影/A Whiter Shade Of Paleをウクレレデュオでカバーしました!


ウクレレデュオでプロコルハルムの青い影/A Whiter Shade Of Paleをカバーしました!

ピアノとオルガンのツインキーボードによる幻想的なサウンドが心を獲らえる曲で、また、僕にとってはロンドンの優しく曇った空が思いだされるようでとても好きな一曲です。

いつかカバーしたいと思っていて、このオルガンのサウンドをどう表現するかということをずっと考えていて二の足を踏んでしまっていました。
しかしいざ実際にやってみると、弦楽器ならではの空気感というか、風合いがこの曲に新しい雰囲気をもたらしてくれたように感じました。

ピアノとオルガンの重厚なサウンドから、シンプルな弦のサウンドに。
装飾のない、ある種隙間だらけの空間。その中を振るう弦の振動。
侘びた、とでもいいましょうか、またアコースティックな弦の響きの懐の深さに気付けたように感じます。
ぜひ、ウクレレの弦のサウンド、空気感を楽しんでもらえたらと思います。



<2015年10月11日(日)初心者向けウクレレクリニック開催のお知らせ!>

10月11日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
この映像のプロコルハルムの名曲、青い影/A Whiter Shade Of Paleの伴奏の弾き方をお伝えします!

ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
お友達同士で、お子様連れで、ぜひお気軽にご参加ください!
詳しくはこちら!

2015年9月8日火曜日

2015年10月11日(日)初心者向けウクレレクリニック開催!  青い影/A Whiter Shade Of Paleを弾こう!

Acousphere Guitar School presents
初心者向けウクレレクリニック@Cafe

みなさんこんにちは! ギタリスト/ウクレレプレイヤーの林本陽介です!
2015年10月11日に東京荻窪のカフェ"Acousphere Cafe"を会場に初心者向けウクレレクリニックを開催します!

プロコルハルムの名曲、青い影/A Whiter Shade Of Paleを課題曲にウクレレでの伴奏の弾き方をお伝えします!

ピアノとオルガンによる荘厳な雰囲気が印象的な曲です。
その2つのキーボードによる伴奏の感じをウクレレで再現したアレンジです。
この荘厳な曲想と弦楽器の風合いが合わさり、原曲の雰囲気を感じながらも、ウクレレならではのサウンドを楽しめるアレンジとなっています。
コードの流れもとてもきれいなのでぜひ弾きながらこの「青い影」という曲の魅力を感じて頂ければと思います!

課題曲の弾き方に加えてウクレレを簡単に弾くためのコツや効果的な練習方法も紹介していきます。
これからウクレレを始めようと思っている方、ウクレレを買ったけれども練習方法がわからないという方にも基礎から丁寧にレクチャーしていくのでまだ始めたばかりという方もぜひご参加ください!

まだウクレレをお持ちでない方にはウクレレの貸し出しもできます。
お友達同士やお子様連れでもぜひご参加ください!

日時 2015年10月11日(日)
場所 東京南荻窪「Acousphere Cafe」
開演 15:50オープン 16:00スタート (Acousphere Cafeは15時からクリニックの準備のため一旦閉まります。)
内容 青い影/A Whiter Shade Of Paleの伴奏の弾き方
料金 2000円
人数 定員10名
講師 林本陽介(Sonascribe) 井上直樹(Sonascribe)

申込 
sonascribe@gmail.comまで、「お名前」と「予約人数」を記載の上メールを送信ください! 件名に「2015/10/11 ウクレレクリニック希望」とご明記願います。 
ウクレレをまだお持ちでない方には貸し出しができます。
貸し出し希望の方はその旨もご記載ください。
(ウクレレの台数には限りがありますのでお早めにお申し込みください)

(ウクレレクリニックの参加をメールでお送りいただいた方で、 返信が確認出来ない方はメールが届いていない可能性があります。その場合は再度お問い合わせ願います。)


Acousphere Guitar Schoolではハワイアンの曲ではなくロックやポップスの曲を題材に伴奏やメロディープレイ、ソロウクレレなどを習うことができます。
初心者の方にも弾けるような簡単なアレンジを用意したマンツーマンレッスンですので、こちらもぜひ参加してみてくださいね!


講師陣の演奏動画です!

課題曲 青い影/A Whiter Shade Of Pale








本日は

今日はレッスンもお休みなので麻生さんとスタバへ来ました。
今後の計画などミーティングしております。

2015年8月31日月曜日

ウクレレクリニックご参加ありがとうございました!

本日はアコースフィアギタースクールの恒例イベント、ウクレレクリニックでした!
今回は20名に及ぶ方々に応募を頂き大盛況となりました!

クリニックではウクレレを買ったばかりの方、まだ持っていないけれども始めようと思っている方、長い間眠っていた楽器を起こして再開しようという方、様々な方がいらっしゃいます。

普段のレッスンでも思っていることなんですが、楽器、音楽は続ければ続けるほどどんどん楽しくなっていきます。
時にはできないことがあって少し距離を置いてしまう時もあるかもしれませんが、楽器が傍らにある生活はとても素敵です。
続けてると必ず弾けるようになります!

僕も中学の時、初めてギターを買ったときは1年間ほったらかしでした笑
でもなんだかんだで続けてきて楽器の楽しさを知ることができました。
しみじみ思います。あの時ギター売らなくて良かったなと笑

なのでぜひウクレレやギターを手にしたみなさんは楽器を手放してやめちゃうのはもったいないです!
たまに手にするだけでもいいので触っていれば絶対弾けるようになります。
迷ってる方はぜひ一度楽器を手に取ってみてください!
絶対楽しい世界が待っています。

こうしたクリニックやレッスンが皆さんの音楽を始めるきっかけになればとても嬉しく思います!