2015年5月24日日曜日

ミュージックパーティー

今日はアコースフィアギタースクールのミュージックパーティーです!
早めに集まった生徒さんがリハーサル中です。

2015年5月15日金曜日

パット・メセニーの右肩は下がっている。その2


以前のブログで挙げたパット・メセニーのフォームについての2つの仮説、肘でギターを押さえ込んでいる、右肩が下がっているんじゃなくて左肩が上がっているについて現時点での結論を記しておきたいと思う。


・肘でギターを押さえ込んでいる
肘でというより右腕全体を使って体に密着させているようだ。
ギターを体と、もっというと音色を決める根幹である右手と一体化させているようなイメージなのではないだろうか。

具体的にいうと、脇とギターの間に隙間がない。
ギターの上端に腕がかかっているのではなく、がばっとギターを抱えている。
したがって肘の位置がやや低い。
Fホールが正面から完全に見える状態。
他のギタリストに比べてギターのボデイが体の中心に近い。


・右肩が下がっているんじゃなくて左肩が上がっている
映像をみると左肩がぐにぐにと動いている。
左腕全体を使って運指を行っているということだ。

ギターを弾くとき、左手は持ち上げられて曲がった状態にある。
当然ながらこの状態を保つためには多少なり力がいる。
普通に構えると前腕部から手首あたりの筋肉が緊張してこの姿勢を保っているように感じる。
しかし、肩から上腕部の筋肉を意識して肩ごと動かしながら運指をすると前腕部’、手首が軽くなる。
従って、今まで左手のフォームを保つために使っていたパワーを運指に使える。
パットの力強いフィンがリングの源はここにあるのではないだろうか。


以上の点を踏まえ、ギター構えると自然と右肩が下がり、左肩が上がってくる。
そのまま足をガツッと開けばかなりパットの姿に近い。
ここまでくれば、できれば顔も真似て弾きたいところだ。

2015年5月10日日曜日

パット・メセニーの右肩は下がっている。


パット・メセニーの右肩は下がっている。
なぜだろうか。

アル・ディメオラは反対に左肩が下がっている。
これはやってみるとわかりやすい。
座ってギターを水平に構え、右肩をギターに預けるようしてホールドすると右肩が結構上の方にくる。
こうすることで膝と右肩で完全にギターをホールドできるので、右腕は肘から先が、左腕は肩からまるごと自由になる。
アル・ディメオラの映像をみると左手は肩ごとぐねぐね動く。
つまり腕全体で押弦しているのだ。
自由になった左肩を下げることで左手が指板に対して大きく回り込むのでより最適な指のポジショニングが容易になる。

ではパットの場合はどうなのだろうか。

・逆アングルピッキングなので自然とそうなる
同じ逆アングルでもジョージベンソンのようなスタイルであればそうなるかもしれないが、パットの場合は三本指でピックを持っているので腕をまっすぐにしても逆アングルで持てる。
なのでこの可能性は低そうだ。

・肘でギターを押さえ込んでいる
歯ブラシでストラップを留めていた時代に特に顕著だがギターが若干上向きになっている。
こうなっていると左手の視認性が向上する。また左手の自重で弦を押さえる力をサポートでき、よりがっちりと押さえられる。
そのギターが上向きのポジションを得るために右手で押さえむようにギターを持つ。その結果右肩が下がってくる
パットの前腕部はいつも筋張っていてムチッとしている。
この可能性はわりとあるかもしれない

・右肩が下がっているんじゃなくて左肩が上がっている
パットの特有の左手の形、親指を薬指上に出すインポジションの形。
この親指出しを手首だけでなく腕全体でサポートしている。
やってみると手首だけよりもやりやすい。
若干力んでているような気もするが、このぐらいがんがん力を込めて弾いた方がパットに近い音がすると思う。

今のところの考察としては右、左ともに力を漲らせて弾いている結果のこのフォームなのではないだろうか。
大股開きの下半身も加味するとまさに全身で弾いていると言える。

2015年5月9日土曜日

ビートルズのShe Loves Youをウクレレで弾こう! スタジオライブ&レッスン動画紹介


ウクレレの楽しさを伝える番組、ウクレレレッスンカフェ。
今回はビートルズ初期の代表曲、She Loves Youをウクレレとウクレレギターのトリオで演奏しました!

原曲のグルーヴに忠実に、ストロークの伴奏によるアレンジとなっています。
ストロークならではの疾走感は弾いていてとても楽しいです!

スタジオライブに加えて、チュートリアルパートを収録してありますのでぜひそちらを見ながらウクレレでのShe Loves Youにチャレンジしてみてください。
ぜひこの曲を通してキレのあるストロークをマスターしてもらえればと思います!


色々なコードを練習して行くなかで、もっとも難しいのは次のコードに移る瞬間ではないでしょうか?
今回は特にそんな「コードチェンジ」についてお伝えしたいと思います。

コードチェンジは複数の指を同時に動かさなければいけないので、どんなに上手くなっても一瞬で指を動かすことはできません。
指を動かす時間を確保することが必要なのです。

その方法とは左手の指を1テンポは早く離して次のコードに向かうことです。
左手を離している間も右手は止まることなく、開放弦の音をならしてあげます。

この開放弦を鳴らすという点も大きなポイントです。
この音が入ることによってウクレレらしいおおらかな雰囲気が出てきます。
またリズムを崩さず弾く上でも大切なことです。

また左手は意外とゆったりと動いています。
開放弦を挟むことによって、コードチェンジの時間が確保できるので急ぐ必要はないのです。
上手なプレイヤーの演奏がいとも簡単そうに見えるのは指を動かすシステムがしっかり組まれているからなんですね。

最初のうちはとかく余分な音はなるべく鳴らさないようにと考えがちですが、この開放弦の音はとても大切な音なので、ガッツリ鳴らしてみてください!



<2015年5月31日(日)初心者向けウクレレクリニック開催のお知らせ!>
2015年5月31日にカーペンターズのClose To Youを課題曲にした初心者向けウクレレクリニックも開催致します!
まだウクレレをお持ちでない方にはウクレレの貸し出しもできるので、これからウクレレを始めようと思っている方もぜひご参加ください!
詳しくはこちら!



<ウクレレレッスンのご案内>
東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャン達によるウクレレレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
特に初心者の方に向けたカリキュラムに力を入れています!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方でもレッスンをスタートできます。
また仕事帰りなどに手ぶらで受講頂くことも可能です!

傍らに楽器のある生活はとても素敵です!
ウクレレで音楽ライフをスタートさせてみませんか?

レッスンのお申し込み、お問い合わせはsonascribe@gmail.comまでお願い致します。
お気軽にお問い合わせください!

レッスンの詳しいご案内はこちら!


講師の演奏です!



2015年5月4日月曜日

地元の楽器屋さん、ミュージックポケット

今日は高校生の頃からお世話になっていた愛知県一宮市の楽器屋さん、ミュージックポケットに行ってきました!

こちらは僕にとっての始めての本格ギターであるギブソンのレスポールを買ったところなんです。

当時、友達のライブを見に少し遠出した帰りに偶然立ち寄ったここでそのギターに出会いました。

写真はこちらを営むトミチューさんとアキトさんの2ショット。
しょっちゅう通ってギター談義をしてたのが懐かしい!

東京で頑張ってる旨を伝えるととても喜んでくれて感激でした!
ありがとうございます!

午後はおばあちゃんとおじさんと地元の鰻の名店、辻屋にやってきました!

仕事中

ただいま帰省中の林本です!

今朝は父親のオフィスで一緒に仕事してます。
父親は建築士なのでなにやら難しい計算を進めています。
一方僕は映像編集。
なんか不思議な感覚です。

2015年5月3日日曜日

藤祭り

地元の友人の結婚式があり帰省しています。

午前中の空いた時間に地元の藤の名所、曼陀羅寺にやってきました。

藤の花が咲く季節にお祭りが開催されて賑わいます。

花の香りに満ちた藤棚は歩いていてとても気持ちがいいです。

織田信長の書状なども所蔵されていてこの時期に開帳されるようです。
見たいなー。

2015年5月1日金曜日

古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求めよ


ここのところ、Pat Methenyの研究を進めるべく、Jamesのコピーをしている。
音を追うだけでなく、指使いやフレーズのコンセプトまで考察するいわゆる完コピという作業だ。

目的はパットと同じ音を単に弾けるようになることではない。
パットの考えていることを知り、パットのセンスを自分の中に取り込むことだ。

パットはこう考えてこのフレーズを組んだのではないだろうか、こういうふうに指板を見て運指を作っているのではないだろうか。
いろいろな仮説を立てながらコピーを進めていくと、だんだんパットの頭に中が見えてくる。
そうして研究を進めていけばパットが持っているのと同じセンスが自分の中にだんだんと育ってくる。
そうして初めてパットに迫る作品が作れるようになると思う。

松尾芭蕉曰く「古人の跡を求めず、古人の求めたる所を求めよ」
パットの求めたる所というものを自分もぜひ見てみたい。
まだまだ現役で音楽を作り続けているパットに向かって「古人」とは少々失礼かもしれないが、これこそコピーの本質だと思う。