2013年11月29日金曜日

細部まで明確に言語化する。


最近、できるだけ言葉による表現をもっと深めたいと思っている。
きっかけはレッスンでもっと良できる点はなにかないだろうかと考えたことだ。

生徒さんに「こうするんです」と演奏をゆっくり見せて真似てもらう。
実際に手元を見てやってもらうのはface to faceのレッスンの大きな利点の1つだ。

しかし同時に相手への依存度が高いのではないかとも思う。
「指のこの辺を弦のこの辺にこんな感じに当ててこうするんです。」
こんな風に言葉を端折ってしまっては伝わらずに抜け落ちてしまう情報が多いのではないだろうか。
自分のやっていることを明確に言語化できて初めてチェックポイントがどこなのかが洗い出される。
そしてそのチェックポイントを明確に相手に伝えていきたいと思う。
言語による認識、言語による表現を深めていくことが今まで以上に大きなマターとなった。

そういう意識で臨んでみるとレッスンはもちろん、レッスン以外の仕事や普段の生活がなかなか面白い。
例えばレッスンの記事を書くとする。
以前は「写真にあるような」とか「譜例のように」といったようにそれらに依存するような書き方が多かったが、今では言葉だけであってもしっかりと完結して伝わるように文章を考える。
これがなかなか面白い。
伝えたい事柄を余すことなく言語化するにあたって、それを細部まで想像して言葉に置き換えていくことが必要だ。
映像と言葉が頭のなかで同時に渦巻いていて、なんだか僕には新鮮な頭の使い方だ。

また一段と文章を書くのが楽しくなってきた。

2013年11月26日火曜日

2013年11月24日日曜日

久しぶりに

今朝はベーグルを焼いてます!
香ばしい香りが立ち込めてきてやっぱり自家製パンはいいですね。

2013年11月21日木曜日

難しい!


現状、あるいは将来をさらによくするために、行動や考えを常に刷新していくことはとても大事なことだと思う。
ビジネス、ライフスタイル、演奏、などなど大きなことから日々の些細なことまで、なにかもっと良くなる点はないかとかもっと効率よくできないかと考えを絶やさないことは大きな進歩につながると思う。

その一方、自分の感性やロジックを否定し、取り入れた情報を鵜呑みにしなければいけない場合もある。
自分の感性を挟み込んでしまうと異質になってしまう場合も多々あるのだ。

例えば自分の尊敬するプレイヤーの演奏をコピーする。
自分の感性からすると違和感があるものでも疑わずコピーする。
そこを自分流に曲げてしまっては尊敬するプレイヤーの感性は取り込めない。

懐疑と服従、その2つのマインドのどちらが正しいかを見極めて日々の行動に当たらねばものごとの究みからはそれてしまうように思う。
その2つのどちらを選択するかさえも感性の一部だろう。

今は師匠と毎日顔を合わせ、仕事をしたり、どこかに出かけたり、教えを請うたり、とにかく話す機会がたくさんある。
自分で考えてもっと良いやり方を見つけなさいと言われることもあれば自分の考えは挟まずにまずは言われた通りにやりなさいと言われることもある。
懐疑と服従の選択を誤って裏目にでることももちろんある。
無論、僕は師匠の感性に近づきたいと思っている。
当然正しい方を選びたい。
でも裏目にでた時の方が返って深い話ができることが多い。
いわば師匠と感性がちがった部分が見つかり大きく舵取りをしているような感覚だ。
その積み重ねで感性がすり合わされ、「センス」が育っていくのではないかと思う。

懐疑と服従のチョイスは難しい!
でもその選択を間違ってしまったときこそ自分にとって価値のある言葉が聞けるときなんじゃないかと思う。

2013年11月20日水曜日

ウクレレの楽しさを伝える番組"Ukulele Lesson Cafe - Sunshine Of Your Love"


Acousphere Guitar Schoolがお届けするウクレレの楽しさを伝える番組、
"Ukulele Lesson Cafe"

今回はAcousphere 奥沢師匠と共にCreamの名曲、"Sunshine Of Your Love"のスタジオライブとチュートリアル動画をお届けします!
ウクレレでロックを弾いたらどうなるのか!? というコンセプトのもとにロックの名曲をウクレレ2本で演奏しました。
ロックの曲は弦を2本か3本しか使わないパワーコードが多く使われているので、弦の少ないウクレレとは意外と親和性が高いんですね。
撮りおろしのスタジオライブ映像と手元アップのチュートリアル動画も番組内で流れます。
こちらのサイトにタブ譜もありますのでぜぜひご覧になってみてください!
http://ukulelelesson.blogspot.jp/2013/11/ukulele-lesson-cafesunshine-of-your-love.html

2013年11月12日火曜日

The BeatlesのI've Just Seen A Faceをウクレレトリオで演奏しました!


Aerial池田さんとAcoustic Sound Organization麻生さんとのウクレレトリオでThe BeatlesのI've Just Seen A Faceを演奏しました!

アコースティックギターによるフォーキーなこの楽曲をウクレレでの3フィンガーピッキングのアレンジを軸に演奏しました。
幻想的なイントロのアルペジオと軽やかな3フィンガーの対比が印象的です。

池田さんが3フィンガーの基本の伴奏、麻生さんがメインテーマ、そして僕がメロディーのハーモニーパートを担当しています。
3人での演奏ならではの立体的なアンサンブルをお楽しみ頂ければと思います!

2013年11月10日日曜日

Gattaca 不可能を可能にする。


今日は社長とレーベルのみんなと仕事終わりに映画上映会をやりました。
見た映画はAndrew Niccol監督のGattaca。
近未来を舞台としたSF映画です。
物語の中ではすべての人間が出生児にDNA鑑定を受け能力のある適正者、能力のない不適正者に振り分けられます。
遺伝子という決して越えられない階級を背負い人々は生きて行くのです。
そのような世界の中で不適性者として生まれた主人公は宇宙飛行士を目指します。
しかし彼の遺伝子では宇宙局には決して入れないのです。
主人公は遺伝子サンプルの提供者をブローカーから紹介され、他人に成り済まして宇宙局に就職、そして宇宙飛行士に抜擢されるというストーリーです。

絶対に不可能であるとされていることに挑みそれを可能にした主人公。
自分の夢を実現する為に身分詐称という「犯罪」を犯してまで突き進む力。
DNA鑑定は単なる可能性の話であってそれに従って人生を送るのはおかしい。
そう思って主人公はこの枠組みを壊す決意をしたのではないでしょうか。

この物語では不適性者達はDNA鑑定に従いそれを受け入れ生活しています。
それと同じように、ともすれば僕たちも日々の生活のなかで、「仕方がない」「そんな考えは馬鹿げている」「できるはずがない」という考えに支配され、色々なことを諦めていることがあるのではないでしょうか。
現実にはこの映画のような階級や区別はありません。
しかし「身の丈」や「才能」という言葉を盾にして目を背けてしまうことがあるとしたら同じことだと思います。
現代にはそうのようなニヒリズムが蔓延しているように感じてしまいます。

できると思い込むこと、そして実際にやること。
この積み重ねが不可能を可能にいていくのだと思います。
振り切ってもといた岸に戻れなくなってもそのまま進んで行けば向こう岸がきっとあるのです。

そんなことをこの映画を見ながら思いました。
Gattacaは生涯、僕の心に残る映画になると思います。

2013年11月7日木曜日

思い出のCream


Creamの名曲、"Sunshine Of Your Love"をAcousphere奥沢師匠と演奏しました!

Creamは10代のころ、毎日のように聞いていたグループでとても思い入れがあります。
Eric Claptonが在籍した革命的なロックグループとして語られるCreamですが、現在のクラプトンからは想像もつかないハードなギターロックのグループでした。

ギターを始めた中学生の頃、Change The WorldやTears In Heavenを聞いてすぐにクラプトンの虜になりました。
その後、ギター雑誌でCreamを知ってなにがなんでも聞いてみたくなり、中古CD屋を駆け巡りました。
当時、僕の地元にはタワレコやHMVといった大きなCDショップがなく、古い作品のCDを探すのは至難の技だったのです。
やっとの思いで手に入れたCreamを聞いて現在のクラプトンとの違いにまずびっくり。
しかしどの曲のリフもギターソロもかっこ良くてすぐに夢中になりました。

そんな憧れの曲の1つ、"Sunshine Of Your Love"、ぜひご覧ください!
Sonascribeでギターデュオバージョンもつくりたいですね!

2013年11月5日火曜日

The Beatles、Long And Winding Roadのウクレレによる伴奏のレッスン動画を作りました!


Acoustic Sound Organizaition麻生さんとThe BeatlesのLong And Winding Roadをウクレレデュオで演奏しました!
今回の演奏のアレンジのレッスン動画を作りましたので紹介します!

フィンガーピッキングで弾くアルペジオでゆったりとした雰囲気に仕上げました。

原曲はピアノやオーケストラが入ったサウンドで、歌詞の内容も相まって悲痛さと荘厳さが胸を打つアレンジになっていますが、ウクレレだとこんなにも優しい感じになるんですね。

映像の下段にコードネームとその押さえ方が表示されます。
オーケストラによる間奏のフレーズも再現してあります。
ぜひ動画を見ながら演奏にチャレンジしてみてください!

2013年11月2日土曜日

ロックとリフ


今日も深夜に映像を撮影しておりました!
最近は師匠に胸を貸して頂き、ウクレレでロックを弾きまくっています!

ロックといえばギターによる印象的な短いフレーズ「リフ」が主役となっている曲が非常に多いです。
ロックの魅力はリフにありといっても過言ではないくらい、時にメインのメロディーを押しのけて曲の顔となっています。

中学、高校時代はハードロックにハマっていてこうしたリフものの曲を聴き漁っていました。
AC/DC, Led Zeppelin, Cream, Rolling Stonesなど中古CD屋さんを駆け回ってCDを集めていましたね。
そうして昔から愛聴していた曲を自分たちの解釈で演奏して発表できるというのはとても楽しいです!
今日収録した映像は近日中に編集を終えてアップロードするのでご期待ください!