2016年9月30日金曜日

レコーディングサポート!

シンガーソングライター、福永倫子さんのシングル作品のプロデュースを担当しました!

録音からミックス、マスタリングとやらせてもらってます。

録音では細やかさと大胆さのバランスが大事だと思います。
記録するものなので、当然ライブよりも細部に気を配った演奏が必要になってきます。
リズム、音質、ニュアンスなどなど。

また同時に演奏に込める気合い、集中力もライブと同等かそれ以上に大切になってきます。
正確な演奏であっても間違えないようにという消極的な演奏であればそれは音に現れてきます。

細やかに正確に、しかし気合いを込めて思いっきり、そんな相反することがレコーディングでは必要かなと思います。

2016年9月20日火曜日

自分的、美術作品鑑賞論

昔から美術館が好きです。
初めて自分で言ったのは中学の時。
ルノワール展だったと思います。
あと美術の教科書とか便覧とかでいろいろな絵を見てましたね。
まあ発端はいわゆる中2病的なところもありまして、芸術もわかるようになっておかねばなとかそんなところだったと思います。

でもまあ動機はどうあれ、足を運んで実物に触れていればその内、曲がりなりにも見方というか楽しみ方はわかってくるもんです。

というか絵を見てわかる、わからないはどうでもいいんじゃないかとさえ思います。
見て面白いかどうか、わっと思うかどうか、それを大事にしなければ美術館は面白くない。

また先入観や予備知識なしに作品と対峙する感覚に立ち返る機会みたいに捉えてます。
人間、知識が溜まってくると頭でっかちになりがちですがそれをリセットするような感覚です。

仕事柄、音楽は聴いてるとコードが、コーラスが、ベースが、ドラムが、フレーズが、といろいろな切り口が気になってきます。
もちろんそれでも聴いていれば楽しいですし、研究、勉強の対象でもあるのでいろいろなアンテナを立てて聴かなければいけないのですが。

なので美術館ではなるべくまっさらでいようと解説とかタイトルとかはあまり見ないようにしてます。
なので無題っていうタイトルの絵はなにも自由になれて好きです。

あとなんといっても絵を見た時にうおーっと迫ってくる感じ。
芸術は爆発だとは岡本太郎の至言ですが凄い絵はなにかしらのエネルギーを持っています。
それがこちらになにか訴求してくる。
それを感じるのが美術館ではなによりも楽しいですしです。
絵を見るというよりもパワーにぶつかりに行ってる感覚です。



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雨の上野公園

上野公園内のスタバで一服。
公園内を散歩したかったけどコーヒー飲みながら雨をながめてるのもまた、乙。

絵をいろんな角度から見る。

今回見たかった作品はアンリ・カルティエ・ブレッソンとピカソだったのですが、それ以外にも多くの凄い絵が見れました。
セラフィーヌ・ルイの垂直の面、ロベール・ドローネーのエッフェル塔、ロベール・フライントリッヒの私の空は赤、このあたりは本当にグッときました。

絵は正面からだけでなく、いろいろな方向から見るとまた違ったダイナミクスを感じられると思いました。
特にエッフェル塔の絵、しゃがんで下から見上げて見るとその構図がさらにダイナミックに見える。
彫刻だけでなく絵画もそうした見方をするともっと面白いんじゃないかと思います。

油彩画だと絵の具の盛り上がり具合とかも楽しめます。
ぐいっと塗りつけられた絵の具の山はパワー感に満ちていていいすよね。

館内2周して存分に堪能! 幸せ!

上野公園

今日は久しぶりにレッスンも急ぎの録音などもなく休みらしい休み。
ということで前々から見に来たかった企画展、ポンピドゥーセンター傑作展を東京都美術館まで見に来ました。

久しぶりの上野公園。あいにくの雨ですがですがそれはそれで楽し。
中学の時の就学旅行を思い出して懐かしい気持ちに。

今日のレッスンはウクレレでMore Than Wards!



本日のレッスンはウクレレでMore Than Wards!
エクストリームの名バラードです。
弦に爪を当ててチャッと鳴らす音が印象的ですね。
ウクレレでロックの曲を弾こうといろいろ作ってきましたが、そのなかでもかなりお気に入りのバージョンです。

もともとは生徒さんからMore Than Wardsを弾きたいとの声を受けてアレンジを作り始めたのが最初です。
作ってるうちにとことん詰めようと思い始めてまず原曲のギターをコピー、それからウクレレになるべく同じサウンドに聴こえるよう移植するという工程を経てできたアレンジです。

難易度が低いとは言えませんが、右手のパターンはある程度決まっていて、チャッとならすタイミングでコードチェンジできるので法則が見えてくれば結構リーズナブルに弾けます。

ぜひチャレンジして見て欲しいアレンジです!

2016年9月19日月曜日

ウェスモンゴメリー,Full Houseより、9thを駆使したワンフレーズを紹介します。



ウェスモンゴメリー,Full Houseより採譜したフレーズ。
A♭メジャー+9thのいかにもウェスと言った響きのフレーズ。
A♭メジャーのコードトーンを忠実に、というかコードトーンと9thのみのフレーズ。
コードトーンをしっかり弾きA♭メジャーのハーモニーを演出した上で9thが出てくるからこそこの9thがかっこ良く響くのです。

こうしたフレーズを弾く時はダイアグラムで表してあるメジャーセブンス+9thの形を想起するとわかりやすいです。

さらにこのフレーズはFmのコード上で弾かれています。
Fmの3rdの音から始まっているという解釈もできますが、考え方のシンプルさ、フレーズ全体の聴こえ方からみてもA♭メジャーと考える方がリーズナブルだと思います。
マイナーコード上でも構成音が近いメジャーコードを弾くこと幾分明るく響きます。

ウェスのトーンが明るく響くのはこうしたアプローチが理由の1つではないかと仮説として思っています。
例えばRound Midnightみたいな暗い曲でもウェスのはかなりアットホームというか優しい感じです。
マイルスの辻切りが出そうな雰囲気の録音と比べるとかなり違いが際立ちます。
その違いの一端はウェスがマイナーコード上でもメジャーコードのアルペジオを弾いているからという可能性もありそうです。
といってもまだRound Midnightはコピーしていないのであくまで予想ですが。

Full Houseをコピーしたら次はRound Midnightを研究してみたいですねえ。

2016年9月18日日曜日

スタジオにカーテン設置

スタジオにカーテン付けました。
もっと気軽に映像撮れるように常設の背景を作ろうと思って設置。
裏側に収納スペースができたり、吸音効果があったりいろいろ副産物があります。
願わくばグリーンバックにならないかと思って緑色のカーテンにしましたが果たして??

もう少し馴染んで皺がこなれてきたら試してみよう!

ミュージックパーティーの映像

先日のミュージックパーティーの映像編集中!
みなさんいい表情です!

2016年9月14日水曜日

音楽理論のレッスン

今日のレッスンは音楽理論!
まずは音程の数え方(度数)から始まってコードの仕組みに。

コードの仕組みとと指板上の音程の相関関係を理解すれば初めて見たコードネームでもフォームの察しがつきます。
コードは暗記ものでなく理解ものだと思いますね。

理論というと敬遠しがちな方もいらっしゃるかも知れませんがやっぱり知っているとアドリブ、アレンジなどいろいろな局面で役に立ちます!

ストロークは奥が深い



今まで指弾きのレッスンが中心だった生徒さんとピックを使ったストロークのレッスンをやりました。

ピックでストロークってしっかり弾くのなにげに難しいんです。
ストローク自体、基礎の奏法のイメージが強いのですっ飛ばされてしまいがち。
とにかくギターソロが弾きたい!っていうギター小僧たちや(僕も10代の頃はそのクチ)フィンガーピッキング専一!という方にはすっ飛ばされてしまいがちなところです。

でもストロークで培える感覚って結構大事なものが多いのでどこかでしっかりやってみることをおすすめします。
注目する点は主に2つ

1つ目は弦から跳ね返ってくる感覚に敏感になること。
ピックでのストロークはピックの握り加減1つでピックのしなりら弦への当たり方が変わります。
最適な当て方で良い音を出すには、ピックが弦当たった時、どのような反作用が返ってきているかを意識することが重要です。
このように弦からのフィードバックを得るという感覚はフィンガーピッキングでも同じなのです。
しかしストロークの方がピックの当たり具合が如実に音に表れるのでそういった感覚を磨きやすいんですね。
一度その感覚を掴めば指弾きに戻ってもそれは持続します。

2つ目はリズムの感覚が顕著に表れることです。
ストローク自体はとてもシンプルな奏法です。
それ故にごまかしが効かない、勝負所が音色とリズムしかないのです。
なので自分のリズム感とじっくり向かい合うことができるのです。
ストロークいいリズムが出せればそれをフィンガーピッキキングに置き換えることは容易です。
いいリズムのイメージをストロークを通して確立ですることが大切ですね。

シンプルでありながら、というよりもシンプル故に難しいストローク、じっくり取り組んでみるといろいろ感覚が変わってくるとおもいます!

2016年9月13日火曜日

2016年10月11日(火) 吉祥寺Star Pine's Cafe ライブのお知らせ!


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Yosuke Hayashimoto

Sonascribe Yosuke's Blog · 投稿
2016年10月11日(火) 吉祥寺スターパインズカフェ ライブのお知らせ!
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2016年10月11日(火曜) 吉祥寺スターパインズカフェにてライブ「Acousphere with Friends」の開催が決定しました!

Acousphere Recordに所属するアーティストが一同に集う
スペシャルライブイベントをぜひお楽しみください!

会場は吉祥寺の老舗ライブハウスSTAR PINE'S CAFE。

出演はAcousphere, Acoustic Sound Organization, Aerial, Sonascribe,

の4組です!


ギターデュオやウクレレなど様々なスタイルで繰り広げられる、アコースティックな音楽をお楽しみ頂けるライブです!
輝かしいステージと豊富なカクテルにお食事も揃っており、飲食を楽しみながら僕たちの音楽をお楽しみください!
ライブ当日はCD販売も行いますので、この機会に是非お求めください!
皆様のお越しをお待ちしております!



<出演アーティスト>

Acousphere

Acoustic Sound Organization

Aerial

Sonascribe



<公演概要>

Acousphere with Friends
日にち:2016年10月11日(火曜)
場所:吉祥寺スターパインズカフェ 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
出演:Acousphere / Acoustic Sound Organization / Aerial / Sonascribe
時間:Open 18:00 / Start 19:00
チケット:前売り ¥3,900+1drink / 当日 ¥4,900円+1drink



<前売り・ご予約申込>

sonascribe@gmail.comまでお名前と予約枚数を記載したメールを「ライブ予約」と件名に書き入れてメールを送信してください。当日に前売り券価格で入場頂けます。返信がない場合は再度メール送信をお願い致します。



ライブ会場Google マップ


投稿の設定
ラベル
公開
2016/08/01 14:31
日本標準時
パーマリンク
場所
オプション

2016年9月12日月曜日

ミュージックパーティー!


昨日はアコースフィアギタースクールのミュージックパーティーでした!
今回もたくさんの生徒さんが演奏してくれてとても賑やかな回となりました!
その様子を紹介します!

今回はテラスに人口芝、室内に絨毯を設置して座るスタイル!
気軽に座って楽しんでもらえました。



演奏はおじさんジャズトリオユニット、カポナータさん。
もう10年以上も通って下さっている重鎮!


ソロウクレレを弾く生徒さんや


ギターの生徒さん
なんとギターは自作!
 Time After Timeを一緒にひきました。


親子でご参加の生徒さんも!


演奏が始まるとみなさん聴くモードになって結構シーンとするので、演奏する生徒さんはなかなか緊張するみたいです。



僕も生徒さんの伴奏やメロディー弾きなどでステージに参加!
写真は若手ギタリストの黒崎くんと!

今回もみなさんのおかげでとてもいい会になりました!
次回は1月に新年会がてらに!
いまからたのしみです!

2016年9月8日木曜日

撤収

ライブ終えて撤収の図
荷物まとめて帰るところです。
お手伝いで来てくれた高木くんと黒崎くんありがとう!

そういえば4人で写真撮るの忘れてしまった。

下北沢ラプソディーありがとうございました!


おかげさまでライブは満員御礼!
みなさんの熱い拍手のおかげで白熱のステージとなりました。

ウクレレやインプロヴィゼーションの掛け合いなど、Sonascribeとは違う姿をお見せすることができたと思います。

共演の麻生さんとはYouTube上でいろいろなアレンジを作ってきましたが、やっとまたライブができたなあと思います。
自分的に懐かしい曲もあり、お客さん方も終止笑顔でとても楽しい夜となりました。

さてつぎのライブはレーベルのみんなでのイベント!
こちらもぜひお待ちしております!

[Live Info]
10/11 吉祥寺スターパインズカフェ
Acousphere Record Artists

2016年9月7日水曜日

本番前の時間

サウンドチェックを終えて本番まで一休み。

ライブ前のこの時間、結構好きなんです。
本番へのワクワク感と緊張感が入り混じった独特の感じ。

本番前ならではの気持ちですね

サウンドチェック!

サウンドチェックの模様!
ギターとウクレレ、両方使ったライブなのでまずは一本ずつ。

ギターもウクレレも基本的にはチェックポイントは一緒です。
まずは伴奏の方から音量のチェック。
小さすぎると迫力不足、大きすぎると耳が痛い。
心地よく、かつ迫力があり、大きい音と小さい音のダイナミクスがはっきり聴こえること。
というのが大事です。

伴奏の方はベースとハイを上げて、ミドルを下げてハイファイに。
ベースがないと、伴奏の迫力が出ませんがかといって上げすぎるとブリッジに手が当たったとき、ドゴンと音がします。
ピエゾならではの現象ですが、この辺りのバランスをとります。

メロディーの方はややミドルに寄せて太めに。
主旋律だからと音量を上げすぎず、伴奏と同じくらいの音量感がポイントです。

2016年9月6日火曜日

下北沢!

本日は下北沢ラプソディーにてライブ!
下北沢に来るのは久しぶり、ライブはもっと久しぶり!
なんか街を歩いてるだけで懐かしいやらなんやらでワクワクしますね。

やはり地方からじょうきよした身としてはライブの聖地、下北沢みたいなところはあるわけで、大学の頃とかはしょっちゅう来ておりました。

狭い路地の感じも古着屋さんも懐かしい!



2016年9月3日土曜日

マルチプレーヤー!

コンガ!
最近練習してます。

現代のミュージシャンはマルチでなければいかん!
と思っています。
ベース、ドラム、パーカスあたりはある程度ができなければと思っています。
作品作りで自分でできるとアレンジの幅も広がりますし、専門のプレイヤーに任せるにしてもその楽器の言葉がわかっているかいないかは作品のプロデュース力
に直結します。

またギターとだけやっててもどうしても突破できない壁というのもありまして他の楽器の感覚を知っていることでそうした壁も打破できたりするんですね。

マスタリング、エンジニアリングについても同様だと思います。

昔ギター全く弾かずにベースばっかり触ってる時期もありました。
今思えば偏りすぎだった気もいますがそれはそれで役に立ったとは思っておる次第です。

みなさんももし他の楽器に触る機会があればぜひいろいろ触ってみてください!