2011年12月29日木曜日

コードトーン+オルタードテンションのイメージ

こちらはG7の元々のコードにトーンに♭9thや♯9thをオルタードテンションとして加えるコンセプトです!

タブ譜を見ていただければ3、5、7とコードトーンを順に辿っているのが分かると思います!

このようにフレーズの最初でハッキリとコードを提示する事により、フレーズがスケールのとならず、コードトーン+オルタードテンションといったイメージで聞こえると思うのです。

また9thはナチュラルでもオルタード系でも使いやすいテンションである気がします。
コードの響きを崩さず、+αのクールな響きを加えてくれるというのが僕の印象です!

♭5や♭13thを加えると途端に不安定さが増す気がします。やはり、3,5,7と
鳴らせないことでコード感が崩れてしまうのではないでしょうか。

2011年12月28日水曜日

代理コードのアルペジオで!

ではコードとして捉えるとは具体的にどういうことでしょうか?

オルタードスケールとはどのように生まれ、どのようにドミナント7thコードに適用されているのでしょうか?

G7からC7に解決する際、D♭7をG7のかわりに使うことができます!
オルタードスケールはこの代理コードの合致するスケールなのです!
これがオルタードスケールの出処となります。

従ってD♭7のコードトーンをなぞれば、自然とGオルタードスケールの音となるわけです!
スケールでやメロディーを感覚ではなく、D♭7というコードを弾く気持ちでルートや三度から順に登って行くように弾いてみましょう!

ソロのメロディーにコード感がでてコンセプチュアルになると思います!

2011年12月27日火曜日

Gオルタードスケール

オルタードスケールの構成音を確認してみましょう!
Gオルタードスケールのを例に度数を書いて見ました
G7のときに使えるスケールとなります!

しかしオルタードスケールをそのままスケールライクに弾いてもカッコいいものにならないと思います!

メジャーやマイナーといったスケールのとは構成音が大きく異なるのでフワフワというかグチャグチャというか、とにかくわかりにくいフレーズになってしまうと思います。

そこで重要なのがこのスケールの構成音達をコードとして捉え、アルペジオでそのコードを表現するというコンセプトです!

オルタードスケールを使ってみよう!

ジャズではほかのポピュラーミュージックではあまり聞かれない、特有のアウト感があります!

鳴っているコードにピッタリハマった音ではなく、わざと音を外しているのですが、そのサウンドのイメージがそのままジャズのイメージにつながっている ように思います!

これは主にオルタードスケールというスケールによる響きです!
このオルタードスケールをカッコ良く使うことができれば、アドリブがグッと雰囲気のあるものになります!

オルタードスケールを使ううえでのポイントはスケールではなくコードのアルペジオのイメージを失わずに弾くことです!

2011年12月26日月曜日

パットの左手のフォームを考察!

パットは左手の親指が薬指の裏あたりにくるという特殊な握り方をしています!

この特殊な左手のフォームが小指でのスライドを安定して行うための秘密であると思います!

そしてスライドをする際は、親指を離さず、支点のようにして動かします。
一般的な握り方だと小指のある位置からさらにボディ側にいこうとすると親指を離さなければいけないことが多いと思います!
親指をつけたままできたとしても力を伝えにくい崩れたフォームになってしまい、安定度が下がります。

親指が通常よりも小指に近い位置にあることで親指をつけた状態での移動幅が大きくなるのです!

Pat Methenyの小指スライド!

パット・メセニーがよく行う小指でのスライドも紹介したいと思います!
安定度に欠けるためスライドは原則、中指か薬指が基本ですがパットは小指でのスライドをよく行います!

中指や薬指でのスライドは確実性があるリーズナブルなものですが、その二本の指でしかスライドができないとなると、それは演奏に制限を科すものとなってしまうと思います。

例えばペンタのポジションで、中指や薬指が置かれる位置からのスライドがやはり多くなるので必然的に生まれるフレーズも似たものがおおくんると思います!
試しに普通に小指を置く場所からスライドアップをしてみるとかなり新鮮な感じがすると思います。

目線で追ってみよう!

このように弦を押さえていない指を添えられると安定すると思います。
薬指でチョーキングする際に人差し指と中指を添えるようにしている人は多いと思います!
スライド時も同じ感覚で他の指でフォローしてみてください!

そしてスライド時は指よりも先に目がゴールに行っているようにしましょう!

グリスのような長距離移動では特にブレーキが難しいです!
首を動かして指先からゴールに視点を移すと目標がブレてしまいます!

首はゴールにの方に先に向けておき、目線だけを指先からゴールに動かすように意識できるといいと思います!

基本的フォーム

基本のフォームですが、この写真のように他の指が離れてしまってはいけません!
弦を押さえている指より後ろの指を添えるようにしましょう!
この場合だと人差し指と中指の2本で弦を押さえるようなイメージにするといいと思います!

スライドしてみよう

ギターでメロディーを弾くとき、ただ普通に弾いたのでは味気ないものになってしまいます!
メロディーを生き生きとしたものにするためにいろいろなテクニックが存在します!

ハンマリングやチョーキングなど様々な方法がありますが最もシンプルなものがスライドだと思います!

その名の通り滑らせるように弦を押さえたままフレットを越える奏法です!

何気なく使ってもキマるごく簡単なテクニックではあるんですが実はミスが多発しやすいポイントでもあります!

音がかすれてしまったり、うまくブレーキがかからず通り越してしまったりすることもあると思い通ります。
また、Pat Methenyがよく行う小指でのスライドについても僕なりの考えを紹介しています!
小指スライドの効果とそのためのフォームとは?

簡単そうでなかなか奥が深いスライドについての考察です!

親指の位置を薬指の裏あたりに!

皆さん、左手の親指の位置はどのあたりにあるでしょうか!?
おそらく人差し指か中指の裏あたりにある方が多いのではないでしょうか?

写真のように薬指の裏あたりまでグイッと移動させてみましょう!
これはJazzの巨匠、Pat Methenyが用いているフォームです!
親指が小指の真裏に近いことで小指に力が入りやすくなり、小指を使った細かな運指にも対応しやすくなります!

昔からメタルの早弾きなどで鍛錬を重ねてきた人には造作もないことかもしれませんが、僕はあまりそういう練習をしてこなかったので、ジャズの勉強を始めたばかりのころは三本の指しか思い通りに動かず、なかなか苦労しました!
反復練習も大事ですが、ロジカルにフォームから運指を考え直してみるのもよいのではないかと思います!

実は小指の筋肉は強い!

写真のように小指を曲げてみてください!
手のひらの手刀部分の筋肉がグッと締まるのがわかると思います。
薬指を曲げたときにはこうはなりません。
つまり小指は握る筋肉と直結した指といえると思います!

こうした事を確認し、小指は動かしづらいという意識を変えることが先ずは重要だと思います!
意識が変わると小指をもっと使ってみよう!と感じると思います!
そうなれば実際に小指を使って、テクニックも向上するという好循環が生まれると思います!

小指をつかおう!

ギタリストにとって左手の小指というのはなかなか使いづらいところだと思います。

しかし小指なしでは弾けないフレーズも多いことと思いますし、小指が使えればもっと演奏の幅が広がると思います!

小指は力が入りにくいイメージがあると思いますが、意外と力が強い指なのです!
そして小指が使いやすくなるポイントも合わせて紹介したいと思います!

2011年12月21日水曜日

2月13日ライブ決定!



久しぶりにSonascribeのライブが決定しました!

Gift Of Somebodyというグループ主催のイベントです!

Gift Of Somebodyは若手の美術家の作品発表や販売の場として、ギャラリーやライブペイントなどのイベントをプロデュースしているグループです!

今回はライブ演奏も織り交ぜたイベントにしたいとのことで出演オファーを頂きました!

2月13日、渋谷Plugでのイベントとなります!

詳細な時間などは追って!

2011年12月13日火曜日

言語力と想像力 今日のスタジオでの話

成功、というか、自分の日々の生活、ひいては人生をよりよく運んでいくうえで必要なことはなんだろうか。それは問題を解決する力であったり、問題を未然に防ぐソリューションであったり、目標に早くアプローチするための創意工夫であると思う。

ではそのためにはなにが必要か。

第一に言語力

人の思考は言語で以て成り立っている。
よって言語力が高ければより深い考え方ができると思う。

ガリレオのピサの斜塔の実験は実は思考実験である。つまり、頭で考えただけで実際には行っていない。空気中ならば綿より鉛玉の方が速く落ちるに決まっている。

アインシュタインだって同じである。
相対性理論の殆どは彼の頭の中での想像の産物である。

彼らは類稀な想像力と共に言語力を兼ね備えていたため、実際に実験できないことを人々に提示できたのだ。

ソリューションと創意工夫を実行するためには考えなければならない。思考と相手にその思考を提示し、伝えるためには言語力が必要である。そしてそれができる人は自分の仕事をスムーズに完遂していくことができる。

第二に想像力

人間一人が行動し、体験できることなど限られている。時間的にもフィジカル的にも。
ここで他人の行動、考え、結果を自分に置き換えて想像することができれば、体験の量は激増する。

成功者の思考や行動を自分に取り入れることができる。
他人が不幸にも犯してしまったミスから根本的なソリューションやその回避法を学ぶことができるだろう。

今日のスタジオで師匠に話して頂いたこと、考えたことでした。

2011年12月12日月曜日

GarageBand起動!

GarageBandのスタート画面です!
ここで使う楽器を選んで演奏や打ち込みでのレコーディングができます!
ピアノの音もエレピやシンセなども選べます。

ギターもアンプやエフェクターを幅広く選ぶことができます。
いろんなオーバードライブがありますし、コーラスやフェイザー、ディレイなど持ってないペダルがたくさん試せるのが感激です

ドラム、ベースを打ち込んでピアノ、リズムギター、リードギターとフルバンドを打ち込みで作ることができます!
使い倒すのがとても楽しみですね!

ダウンロード完了!

インストールをクリックしたら、すぐにダウンロード開始!
若干wi-fiが混み合ってるようで少しかかりましたが数分でダウンロード完了!
トップにアイコンが現れました!
これでもう即座にレコーディングが楽しめます!
では早速使ってみましょう!

検索画面!

なんと450円!
立ち所でレコーディングを楽しめるソフトがこの値段なのは本当に破格だと思います!
ワンクリックでインストール可能です!
いざダウンロード!

GarageBand検索中!
Essentialなんてのもでてるんですね。しかもナンバリングまでついて!
しかし廉価版でなくても1000もしないので迷わず正規版を!

Twitterおもしろい!

ツイッターにはまっています!
IPadからも送信できますねー。

いざApp Storeへ!

まずapp storeへ
Mac用のアプリケーションはここでほぼ全てダウンロードできます!
Mac用からiPhone用まで、様々なアプリが販売されていて、新しいソフトがどんどん登場しています!
まずはアクセスしてGaragebandを検索!

iPad版Garagebandダウンロード!!

Sonascribe林本です!
前作「I Feel The Earth Move」はきいていただけましたでしょうか?
素晴らしい音源にできあがったと思うので是非iTunesなどでダウンロードしてきいてみてくださいね!

さて、早速ですが次回作を制作しようと思っています。
ですが家から遠いこともあってスタジオでの作業にはいるのはちょっと大変。
それに仕事も忙しくてなかなかまとまった時間がないんですよね。
というわけでiPadのGaragebandをつかって「ギターをつかわないで録音!」というのに今回プリプロ制作中は挑戦してみようと思ってます!

まずはダウンロードの模様をお届けします!

コーギーとガスストーブ

スタジオの愛犬もなです!
さっきまでかけずり回っていたんですがストーブの前で、だらけています笑
もこもこで寒いとこ原産ぽいんですが、寒さ弱そう!
一番いいポジションを占有してます。

犬種はコーギーカーティガンです!
しかし足短いなあ!

2011年12月8日木曜日

2nd Single "I Feel The Earth Move" 発売開始!

Sonascribeの2nd Singleが本日よりiTune Storeにて発売開始です!

新作はCarole KingのI Feel The Earth Move。
彼女の代表作である、Tapestryの始まりを飾るナンバーです!

ファンキーで荒々しいロックピアノのリフと唸るベースを井上君がギターで表現!

僕は前作とは違う、ナイロン弦のギターでCarol Kingのブルージーな歌い回しに迫っています。

さらに今回はアドリブパートでアコースティックギターにディストーションをかけ、井上君がギターでベースソロをとるなど、様々なスタイルに挑んだ野心作となっています。

ぜひご一聴下さい!



iTunes Storeはこちらから!