2017年4月27日木曜日

The Police "Message In A Bottle"のギターの弾き方を動画とタブ譜で解説します!



ポリスの名曲、Message In A Bottleの動画レッスンです!

2ndアルバム、Reggatta de Blancのオープニングを飾るナンバーでポリスの代表曲です。
リフ、サウンド、リズム、これぞポリスというイメージを決定づけている曲だと思います。

またポリスのギタリスト、アンディー・サマーズのリフ作りの妙を見ることができる曲でもあります。
ハードロックのものだったギターリフに新たな形を提示したとも言えるでしょう。

かなり指を開く独特なコードフォームによるリフなのですが、そのあたりの攻略法なども合わせて解説しました。
ぜひ練習してみてください!




9thコードを使ったアルペジオ
このリフの基盤は9thコードのアルペジオです。
パワーコードの形にもう1音、小指で9thの音を付け足したフォームを並行移動させてリフ化しています。
この9thの音によりパワーコードのソリッドな響きに一つ色合いが加えられこの曲のイメージを決定づけています。

この9thのアイディアはEvery Breath You Takeでも使われており、アンディー・サマーズのシグネチャーといっても良いでしょう。


指使いとピッキングのコツ
かなり指を開くコードフォーム、そしてアップテンポのアルペジオということでしっかり弾くのはそこそこ難しいリフと言えるでしょう。
左手右手それぞれの攻略方を紹介します。

・左手
人差し指、中指、小指でコードを押さえます。
人差し指、薬指、小指の組みあわですと小指のストレッチがかなりきつくなりますが、薬指の代わりに中指を使うことで小指のストレッチがかなり楽になります。

人差し指、中指は一番器用な指で融通も利くのでここで距離を稼ぐようなイメージです。
アンディー・サマーズ自身もこの運指で弾いているのが映像で確認できます。
ブルースのリフでも使える運指なのでぜひ試してみてください!


・右手
このような高速アルペジオフレーズではダウンアップを交互に繰り返すオルタネイトピッキングではミスを誘発してしまいます。
そこで次に弾く弦の方向へ向かうようにピッキングの向きを組み替えて行くことが必要です。

一つのコードにつきダウン、ダウン、アップというピッキングサイクルで弾いていきましょう。
これにより隣接弦に触ってミストーンを出してしまう確率がグッと下がり正確なピッキングが期待できるようになります。
このようなピッキングでピッキングのサイクルに依存してリズムをとることができないので、しっかりカウントを取りリズムキープしていく必要があります。
特にシンコペートしている箇所に気をつけましょう。


コーラスサウンド
アンディー・サマーズはエフェクター使いの名手です。
コーラスやディレイなどのいわゆる空間系(モジュレーション系)エフェクトを巧みに使いこなし、独自のサウンドを打ち出しています。
それまでロックはブルーズを根底にしたものでしたが、ポリスはその流れとは完全に違うところにあるような気がしますね。
エレクトリックギターのエフェクティブなサウンドというのを当時生まれてきていた新たな機材を用いて拡張したのもアンディー・サマーズの功績の一つではないでしょうか。

この曲を弾くならばぜひコーラスをつないで弾いてみてほしいと思います!

2017年4月22日土曜日

後輩たちと関わる



最近は後輩のギタリストたちと接する機会が増えました。
一緒に演奏したり練習したりコンテンツを作ったり。
やはりその中でやり方を指導したり、正しい答えを導いてあげたりしなければなりません。

先輩相手だと分からなかったら聞ける、判断を求めるといったことができたわけなんですが後輩たちと接する時はそうはいきません。

こうなると必要なのはある事柄についてきっちりわかるまで自分で勉強しておくことです。

仕事を一緒にする時は全体の流れや出来上がりのクオリティーなどを僕が判断し固めなければいけませんし、訊かれたことには答えなければいけません。

往々にして知識というものは中途半端に身に付いてしまっていて、その足りない部分が現実の問題として浮上してきたりします。
そうした詰めをしっかりしておかねばと改めて思います。

こういうことはその立場になってみないとわからないものでお世話になってきた諸先輩方には本当に感謝です!

同時に再度勉強や克己を迫られるのは大変いい刺激になってます。
頼ってくれる後輩のみんなありがとう!

2017年4月20日木曜日

今日はの夕方は

夕方は黒崎くんとスタジオにて作業!
先日撮影した映像を編集しております。

MCや演奏、チュートリアルなどいくつかパートがあるんですが、各パート間に切り替わりなどに気を使って編集。
切迫な感じが出ても逆にテンポ感がなくなってもいけないのです。

夜は高木くんと恒例のドラム練習会!
バスドラのキックもだいぶできてきたので、ハイハットにオープンクローズも混ぜて練習です。

これがなかなか難しい!
右足と左足が別個に動かない。
けれど決まるといかにもファンキーなドラムという感じになります。

最近は後輩諸氏と一緒に仕事することが多いので良い刺激をもらっています!

2017年4月18日火曜日

The BeatlesのBaby's In Blackをギターデュオで演奏しました!



ギタリストの黒崎くんとビートルズのBaby’s In Blackを演奏しました!
撮影はアコースフィアカフェにて!
あいにくの雨でテラスまでは出られませんでしたが、曇天の少し重めの光のトーンで演奏にマッチしたかなと思います。

夭折したかつてのバンドメンバー、スチュアート・サトクリフの恋人がモチーフになっていると言われています。

歌の内容はというと恋人を失った女性に片思いしている男の歌。
僕は彼女のことを思っている、でも彼女は彼のことを思っている、ああ自分には何ができるんだろうか?といった感じの失恋の歌。
でも6/8拍子のゆったりとした感じとブルージーなメロディーで悲壮感というより、その状況を受け入れることができたといった感じの雰囲気に僕は聴こえます。

それでもポールの高音ハーモニーが冴えるコーラスパートは扇情的。
頭ではわかっているけれど時にまだ感情的になってしまうといった感じでしょうか。

そんな風に静と動を緩やかに行き来するような解釈で演奏しました。

ゆったりしたリズムながらも力強いストローク、それに乗っかるブルージーなメロディークをお楽しみください!

2017年4月17日月曜日

誕生日プレゼントに絵を頂きました!



実は先日誕生日だったのですが、生徒さんから素敵なプレゼントを頂きました!
なんと色鉛筆画!
僕の肖像とスタジオの愛犬だったモナの絵まで!

しっかり額装までして頂いて本当に感激です!
素朴で柔らかな感じは油彩や水彩にはない色鉛筆ならではの質感ですね。

スタジオの入り口に飾っているのでレッスンに来られる生徒さん方はぜひご覧になってみてください!

2017年4月15日土曜日

5/18 神保町楽屋ライブのお知らせ! 



Sonascribe、ライブが決定しました!
今回のライブは神保町楽屋にて!

中目黒で20年の歴史を誇るライブレストラン、楽屋の2号店として昨年オープンした場所です。
ブルーノートで長らくPAを務めていたオーナーさんによる、上質な音、空間、料理のライブレストランとなっています。

今回は東京のライブシーンの第一線で活躍するバンドさん方とのイベント!
実はデュオは僕たちだけなんですが、新たなレパートリーも携えて二人という最小限の人数でロックする!をコンセプトに熱い演奏を届けたいと思います!



神保町 楽屋

2017/5/18
18:00 開場
19:00 スタート

前売り2,000円  当日2,500円(税・飲食代別途)

Sonascribe / 植垣 麻衣子 / kukatachii / サミー中村バンド

ご予約
店舗HPにてお電話または予約フォームでご予約頂くか、sonascribe@gmailまでメールをお送りください。
メールで予約の場合はお名前と人数を添えてお送りください!
みなさんのお越しをお待ちしております!



神保町 楽屋
住所:〒101--0051 東京都千代田区神田神保町1-42-7 ソマードビル1F
電話&FAX 03-3518-9496

お店HP
http://rakuya.asia/model/jinboucho.shtml

2017年4月12日水曜日

15年ぶりの再会!



映画監督であり映像制作の会社を経営している友人と久しぶりに会って話をしてきました!
彼とは中学の同級生で、しっかり会うのは15年ぶり!
中学の当時からお互いデカイ夢を口にしていた仲で、彼は映画監督、僕はプロギタリストになるというのを口にして憚りませんでした。

中学を卒業して以来の待ち合わせがお互い夢を叶えた上での東京! というのはなかなかよくできた話かなと思います。

昔話にもそれなりに花が咲きましたが、やっぱり白熱するのは今やっていること、これからやろうとしていることについての話ですね。

どんな映像を撮りたい、どんな音楽をやりたい、仕事についての考え、やりたいサービス、などなど話を尽きず、いろいろアイデアや刺激をもらい、大変有意義な時間となりました!

こういう友人がいるのはありがたいし心強いと同時に、よきライバル的な感じでいいですね!

2017年4月6日木曜日

渋谷ラママでサポートでした。


渋谷ラママにてシンガー、Ruaさんのサポートでした!

久しぶりの渋谷のライブハウス。
テクテクと道玄坂の坂を登っていくと空は少し雨模様。
春めいていた昼間に勇んでジャケット姿で家を出ましたが寒い。

さて、インストギターデュオなんかやってると歌の伴奏という機会もなかなかないもんでして、今回は非常に良い経験となりました。

今回はとにかく歌に寄り添っていこうと思って、コードのボイシングもこだわって歌のメロディーの音使いに徹底的に合わせました。
テンションを通っている時はそのノートをしっかりコードに取り込んでという具合です。
この辺りは好評でよかった。

歌伴を通して自分のメロディーの弾き方も見直せた気がしました。



でも渋谷って街は結構好きですねぇ。
もちろん騒々しいは騒々しいんですけれど、なんか東京にいるんだな感なあるというか、楽器背負って歩いてたりすると余計に。

終演後に写真を撮り忘れてしまいましたがRuaさん、お誘い頂きありがとうございました!

2017年4月3日月曜日

生徒さんと語り合う。

今日はある生徒さんとレッスン後に食事へ!
最近の近況やら今年の展望やらを話しつつ中華。

研究職の方なのですが、お仕事とはまた別に村おこしのプロジェクトやアプリの開発企画などを仲間と立ち上げているとのこと。
聞け聞くほど面白そうな話!
そして今はやろうと思えばなんでも発信して実現できる時代だなあと思います!
また自分の知らない分野の話なので聞いていてとても面白いですねえ。
いろいろな職業や生き方の方々と知り合えるのもレッスンをやっていて面白いところと思っております。

僕はといえば今年は音楽の研究をもっとしたい。
対象はAl Di Meola
今年の自分のありようを色々考えてましたが、やはり自分のビジョンを実現するのに必要なのはこれかなと思います。

多いに刺激を頂きました。
よき夕飯の席でございました!