2016年12月31日土曜日

名古屋着

名古屋着!
周りが名古屋弁、が落ち着くようななんか新鮮なような。

今年もありがとうございました!


今年最後のレッスンが終わり、仕事納めといった感じです。
今年もたくさんの生徒さんが熱心に通ってくださって大変嬉しく思います!

さて今年は東京都外への演奏もいくつかあり、またAcousphere Recordでのイベントとも成功させることができ、アーティスト活動も拡充させることができました。

来年はいよいよ音源製作に力を入れていける年になりそうです!
弦の魅力を追究したカッコイイ作品をたくさん届けていきたいと思ってるのでぜひご期待ください!
最近、インスタなんかで書きまくっていた新アイテム、フォーカスライトのマイクプリも導入して装備も万全といった感じです。

今年一年の皆さんの応援に感謝致します。
ありがとうございます!
来年も作品、映像、そして楽しいレッスンをしっかり届けていけるよう頑張ります!


2016年12月29日木曜日

Boogie Winderland - Sonascribe



Sonascribeの新作シングル、Boogie Wonderlandの試聴動画を作りました!

ディスコファンクの名曲をギター2本でカバーしました!
ファンキーなグルーヴを詰め込んだエネルギッシュな作品となっています。
先日アップロード手続きを完了しまして、近日中に配信が始まります。
iTunes、Amazonなど各配信サイトでダウンロード頂けますのでぜひご期待ください!

エフェクター回路研究!



電子回路に造形が深いギタリストの浅岡さんと歪みエフェクターの研究を行っていました。
目指しているサウンドはハイファイでノイズのない歪み。
ノイズのない歪みとはなんとも矛盾した言葉かもしれませんが、S/N比の良いペダルを作りたいということです。

僕もいろいろ試してきましたが、歪みもので多いチューブスクリーマー系のものは現在のデジタル系のサウンドシステムとは相性があまり良くないように思います。
どうしてもクリーンの時と比べると、引っ込んだ感じになってしまうんですね。

これまで抵抗やトランジスタのΩ値をいろいろ試してあらかたメドがついてきました。
今回はオペアンプをいろいろ載せ替えてトライです。

オペアンプという言葉の響きにすごく期待して、劇的な変化があるのではないかと思ったんですが結果、そこまで大きな変化はなし!

歪みの帯域と高音の特性が若干変化したのみという感じです。
低音の出はどれもあまり変わらず、高域の出に若干の差がありました。
高域まで一番出ているものを選択。

次回は抵抗やトランジスタよるアンプ部に戻ってもっと高いオーム値のものを試してみます。
続きが楽しみ!

2016年12月21日水曜日

本気の言葉



最近、後輩のギタリスト達にブログやレッスン記事の書き方を指南する機会が増えて参りました。
それに伴って自分自身のそれにれついても見つめ直せる良い機会だと思っています。

言葉。喋り言葉、書き言葉問わず、とても大事なものだと思います。
人は言葉で考え、言葉で伝えるのです。
言葉を蔑ろにしては何も伝わらない。

その上で思うことが一つあります。
人の心に響くような言葉を喋る、そして書くためは本気で言いたいことを持つ。
これが1番肝要。

もちろん、文章の構成力や語彙も大事です。
しかしそれはむしろ前提。

本気で言いたいことを持つには本気で物事に取り組まなければならなりません。

本気で思う、本気で喋る、本気で動く、本気で生きる。
これらは全て同質でお互いに不可欠。
一つでも欠けたら全部ダメ。
そんな風に思います。

2016年12月20日火曜日

アウトボードマイクプリ購入! Focusrite ISA Two!!


ここ数ヶ月、異様にときめき、胸を踊らされていた録音機材、マイクプリ。
いいアウトボードのマイクプリが欲しいという思いにものすごく駆られていました。

マイクプリは良い音で取るためには必須。しかもアウトボードの名品たちはそれぞれの個性がある音色、質感をもたらしてくれます。
しかし単に高品質な録音を、という思い以上に駆られるなにかよくわからない魅力がそこにはあるような気がします。

あまり興味のない人が見たら素っ気ないツマミのついたビデオデッキみたいななんか大きなやつにしか見えないと思いますが、なぜかとてもかっこ良く見えるのです。

今回選んだのはイギリス、フォーカスライト社のISA Two。
ジャキっとエッジの立ったクリアで力強い音。
筐体はその音のイメージを表したかのようなブルー。

粘りのある中音域とパワーを備えたNeve、荘厳ではなやかなAvalonとはまた違う、独特のザラつき。
このエッジの効いた音がソナスクライブのイメージに合うはず、この音を自分たちのシグネチュアサウンドとして打ち出していきたいと惚れ込みフォーカスライトに決めました。


もともとフォーカスライトISAは僕の敬愛するジョージ•マーティンのリクエストをもとに設計されたフォルテというコンソールに端を発する製品です。
フォルテ自体はビートルズよりずっと後の時代にできたものですが、ブリティッシュロックのサウンドを作ってきた功労者の一人、ジョージ•マーティンの思い込もったプロダクツであるというのもなんだかうれしいです。

もちろんそれが第一の動機であったわけではないですが、結果的にISAの音に惹かれたということはやっぱりブリティッシュロックのサウンドに魅せられているんだなあと改めて思います。

ともあれ来年はもっとクリエイティブな一年になりそうです。
自分たちのソナスクライブの作品、サポートプレイヤーやレコーディングエンジニアとして関わらせてもらっている作品、これからのレコーディングワークがこれのおかげでさらにクオリティーの高いものに。
いやあ本当に楽しみです。

2016年12月17日土曜日

楽器の上達は突然のタイミング

本日のウクレレレッスン。

構え方、弾き方、指の動かし方などなどうまく弾くためのポイントをレッスンではお伝えしていくわけなんですが、生徒さんのステージによって入っていく言葉が違います。

タイミングでない時に色々なことを言ってもなかなか実践が難しかったり。

しかしまた一巡りして然るべきタイミングがくるとすんなり出来たりするんですね。

自分自身で気づくようにコツを掴んだ時は一気に壁が崩れる感じです。

そのアシストができればと思います!




2016年12月9日金曜日

ウェスのコピー、現段階での仮説について徒然と。



最近、ウェスのコピー、研究に勤しんでいる。
やはりジャズギターの開祖。
ルーツを突き詰めて練習していくことはとても大事だと思っている。
ブルーズもそうやって練習してきた。

マイクスターンの向こう側にも、ジミの向こう側にもウェスはいる気がする。
それを学ぶこと見えてくる世界はとても違ってくると思う。

ウェスに関しては先攻研究もたくさんある。
本もたくさん出ていることだろう。
しかし自分で採譜して考えて仮説を立てて実践する、このステップが大事だと思っている。
本を読んで理屈を頭に入れることは簡単だけれどもなにか抜け落ちてしまいそうな気がする。
なので採譜してはこのフレーズがどういうことなのか一生懸命考えている。

現在のところの仮説としては
例えばフルハウス。
Fmのアルペジオから始まって上行、Gmのアルペジオで下行してくる。
Fmのハーモニーがしっかり表現されえてからGmにいくので対比がついてかっこよく響く。
ちなみにGmの音はFmからみると全部テンション。
いわゆるアッパーストラクチャートライアドと形容されるもの。
アッパーストラクチャートライアドという言葉はなんか煙に巻いているようで好きじゃないけれども、とにかくGmの音がかっこ良く響く。
しかもうまい具合にドリアンのおいしい音もとれる。

ウェスといえば9thというのは定説であるがもしかしたら全音上のトライアドにいくと考えているかもしれない。
というのも9thで止まらず11thまでいっているときもあるので。

しばし弾き込んでいくとまた見え方、感じ方も変わってくるのでしばし練習。

2016年12月8日木曜日



成し遂げたいことがある。
やりたいことがある。
到達したい境地がある。

悔しいこともある。
焦ることもある。
ひどく忍耐もいる。
でもそれを厭うことはない。

ある人はできないと言う。
僕はできると言う。

そして今日もそのために何かをやる。
明日もその続きをやる。
明後日も。そのまた次の日も。

2016年12月2日金曜日

動画コンテンツ全盛のいまでも文章もまた大事にしたい。



後輩のギタリスト、黒崎君にギター記事の書き方を指南しておりました。
このインターネット時代、それを駆使して自分の存在や作品をアピールしていくことは必須です。
YouTubeの登場以降、映像というものがネットの中で大きな位置を占めるようになりました。
動画は僕にとっても最重要コンテンツの一つです。

しかし文章によるコンテンツもやはり重要であると僕は考えます。
なぜなら文字で検索して文章を読み、文章を書いてやり取りをするという事象は変わっていないからです。

動画と文章、どちらのコンテンツの方が重要、という比較ではなくどちらも大事であり不可欠ということです。

普段感じていること、音楽やレッスンに対する考えをしっかり表現できていれば共感を持ってくれる人々といい出会いができると思います。
そしてそしてその考えをじっくり伝えるにはやはり文章がいいなと思います。

また文章には自然と人となりが表れてきます。
動画などからのワンクリックの先にそうした表現がいっぱい詰め込んでおければと思うのです。
そこから演奏のお仕事やレッスンなどで実際にお会いすることになる方もいるでしょうし、お会いする機会が持てなくともなにか僕の書いたもので良い影響をもたらすことができればと思います。

そんなことを黒崎くんに話しながら自分でも再確認した日でした。
やはり人に教えるということは自分にとっても最高のレッスンになります。

ウェクターが楽しい!



最近のレッスン、自宅弾きのメインはもっぱらこのウェクター。
もともとは僕の師匠であるアコースフィアの清水さんが弾いていたもので、5年くらい前に譲ってもらったものです。

フラットトップのナイロン弦ですが、いわゆるクラシックギターとはずいぶん違う鳴り方。
ぎゅっと芯のある力強い音、ごっついテンション感で気合い入れたピッキングでも十分応えてくれる。

しばらく弾かない時期があってしまいっぱなしになっていたので、しっかり弾いてもらえる人に譲ろうとしていたのですが故あって手元に残ることに。

それで久しぶりに弾いてみると以前とはだいぶ違うフィーリング。
しっかり扱えるようになったんだなあとしみじみ。

前述の通りとてもガッツのある音なので弾いていてとても楽しい。
ライブ、レコーディングでメイン機はサドウスキーのエレクトリックナイロンですが、こいつもまた活躍させる機会があればなあと思います。
これで伴奏とかやってみたいなあ。