2016年12月9日金曜日
ウェスのコピー、現段階での仮説について徒然と。
最近、ウェスのコピー、研究に勤しんでいる。
やはりジャズギターの開祖。
ルーツを突き詰めて練習していくことはとても大事だと思っている。
ブルーズもそうやって練習してきた。
マイクスターンの向こう側にも、ジミの向こう側にもウェスはいる気がする。
それを学ぶこと見えてくる世界はとても違ってくると思う。
ウェスに関しては先攻研究もたくさんある。
本もたくさん出ていることだろう。
しかし自分で採譜して考えて仮説を立てて実践する、このステップが大事だと思っている。
本を読んで理屈を頭に入れることは簡単だけれどもなにか抜け落ちてしまいそうな気がする。
なので採譜してはこのフレーズがどういうことなのか一生懸命考えている。
現在のところの仮説としては
例えばフルハウス。
Fmのアルペジオから始まって上行、Gmのアルペジオで下行してくる。
Fmのハーモニーがしっかり表現されえてからGmにいくので対比がついてかっこよく響く。
ちなみにGmの音はFmからみると全部テンション。
いわゆるアッパーストラクチャートライアドと形容されるもの。
アッパーストラクチャートライアドという言葉はなんか煙に巻いているようで好きじゃないけれども、とにかくGmの音がかっこ良く響く。
しかもうまい具合にドリアンのおいしい音もとれる。
ウェスといえば9thというのは定説であるがもしかしたら全音上のトライアドにいくと考えているかもしれない。
というのも9thで止まらず11thまでいっているときもあるので。
しばし弾き込んでいくとまた見え方、感じ方も変わってくるのでしばし練習。