2016年3月29日火曜日

ブルックリンパーラー2

本日は奥沢さんと新宿の楽器屋さんへ。
お目当ての楽器を弾いてみた後、カフェにてギターサウンド談義。

何気に久しぶりな時間です。

ブルックリンパーラー

今日は楽器屋に来たついでに昼食。
ひさしぶりに新宿のブルックリンパーラーに来ました。

2016年3月23日水曜日

レコードイミテート聴き

最近改めて聴いておりますJeff Beck 。
一枚通して聴くはもちろんですが、レコード本来のA面の終わりで一旦止めて、ひと呼吸置いてからB面にいくのにハマっています。

このレコードイミテート聴き。
A面とB面で違う世界観が楽しめるのと一旦休憩が入るので終わりまで集中して楽しめます。
欲しいなぁ、レコード

2016年3月22日火曜日

Blue Books Cafe静岡 ライブ!


ブルーブックスカフェ静岡でのライブ、無事終了しました!
静岡のみなさんに暖かく迎えて頂き、とてもいい雰囲気の中で演奏することができました。

町中の気軽に立ち寄れるカフェにこうした音楽イベントがあるのはいいですねえ。
カルチャーの発信地という感じでとても楽しかったです!

静岡に来たのは今回初めてだったのですが、なんだかとても洗練されつつ、ふんわりとした雰囲気もありつつで東京とも名古屋とも違う空気感の街でした。

井上くんの地元でもありますし、また演奏にきたいと思います!

聴きにいらしてくれた皆様、並びにブルーブックスカフェスタッフの皆様、ありがとうございました!

2016年3月21日月曜日

到着!

本日の現場、ブルーブックスカフェに到着!

本番が楽しみ!

茶室

茶室に入れず残念さを隠せない麻生先輩

駿府城

早めに静岡着!
駿府城公園に立ち寄りました。
庭園と茶室があったんですがこの日は入れず。

まぐろ

お昼の鮪丼 うまい!

沼津

ただいま沼津パーキングエリア!
伊豆半島を望んでの海!

コロッケ

足柄のパーキングエリアで一休憩。
コロッケ包み紙のまま撮ったら白バックのようになってしまった

ブルーブックスカフェへ出発

ブルーブックスカフェのライブへ向けて静岡に向かっています。

助手席の麻生先輩

2016年3月17日木曜日

「んなことできるか!」を乗り越える



‪ビートルズのプロデューサー‬George Martin‪、リボルバーからチーフエンジニアとしてレコーディングに参加した‬Geoff Emerick

ビートルズのアイディアを、時ににはアイディア以前の無茶振りを実際の音として具現化した立役者の二人です。

マーティンはジョンの「おがくずの上を歩いているような雰囲気」にパイプオルガンのテープコラージュ逆回転で応え、エメリックは「ダライラマがチベットの山頂から説法しているような感じ」にレスリースピーカー導入で応えます。

さらにマーティンはジョンからキーもテンポも違う2つのテイクをくっつけてくれという無理難題を吹っかけられます。

普通に考えたら「んなことできるか!」です。「もう一回録れよ」と
でもマーティンはそれをやってのけます。

この話を読むと僕はいつも思うのです。
「んなことできるか!」は単なる自分自身の感想であり偏見であり固執であると。
そんなものは自分の世界を狭める害悪でしかないと。
できるかできないかはやってみないとわかりません。
できなかったらできるまでやるまでです。

きっとマーティンもできるまでやったんでしょう。
2つのテイクのキーとテンポがぴったり合うまで。

常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションであるとはアインシュタインの言葉ですが、「んなことできるか!」の先に何か新しいものがあるのだと思います。
それへのチャレンジと工夫が新たな境地を切り開いてくれるのだと

そんなことをマーティンとエメリックは(もちろんビートルズも)体現したのではないでしょうか。

となれば「んなことできるか!」にいくつ出逢えるか。
それは人生の楽しみになるのではと思います。



Sir George Martin
大いなる尊敬とその作品に出逢えた感謝を込めて。

3月21日ライブのお知らせ! 静岡Blue Books Cafe

今週末の連休はいかがお過ごしでしょうか?
3月21日月曜日、春分の日に静岡のブルーブックスカフェでライブを行います!
ブルーブックスカフェはジャズの名門ライブハウス、ブルーノートがプロデュースするカフェで今回はAcoustic Sound organizationと我々Sonascribeの二組で出演します!

音楽、食べ物、本をテーマにした素敵なカフェです!
ミュージックチャージ無しのフリーライブになりますのでお近くの方はぜひお越しください!

場所 ブルーブックスカフェ静岡店
静岡県静岡市葵区御幸町4-6 DENBILL 1F
HP http://www.bluebookscafe.jp/shizuoka/

時間
18:30 open
19:30 1st. Acoustic Sound Organization麻生洋平 + Acousphere奥沢茂幸 (30~40min)
20:30 2nd. Sonascribe (30~40min)


料金 フリーライブ!(ご来店いただく皆様に1ドリンク・1フードのご注文をお願いしております。)

2016年3月15日火曜日

Blow By Blow2


しかし買ったからには聴かねば損。
しかも歴史に残る名盤だそうじゃないか。
わからないとは言っていられない。

もう一度雑誌のレビューとブックレットを読んで「これは素晴らしい作品なんだ」と自分に言い聞かせる。
しかもプロデュースはあのジョージ・マーティン
そんな情報をインプットしながら聴く。
そうしているうちになんかいいような気がしてくる。
なんかもう一回聴きたいような気がしてくる。
いいと思えてくると今度はアルバム全体の流れを楽しめるようになる。

ロックミュージシャンのギターアルバムというイメージの意表を突く一曲目、You Know What I Mean、 真ん中の山場、Scatter BrainとCause We've Ended As Lovers、そして締めくくりの荘厳なDiamond Dust。
通しで1番聴いたアルバムの一枚ではないでしょうか。

ジェフのギターももちろんですがアルバム一枚通しての世界観というところにジョージ・マーティンの凄みを見た気がします。

しかし、このアルバムを10代で聴いたギター小僧の中で一発で「これスゲエ!」ってなった人はいたんでしょうか。
たぶん僕のように「アレッ?」ってなった人の方が多いと思うんですがどうでしょう?
しかし聴けば聴くほど弾き込まれるスルメのような一枚でした。

Blow By Blow


ビートルズのプロデューサーとしての一面が取り沙汰されるマーティン氏ですが、僕として挙げずにいられないのがJeff Beckの二大名作、Blow By BlowとWiredです。

忘れもしない中学の時。
「3大ギタリスト、ジェフベック、その伝説の名盤Blow By Blow。」
そんな触れ込みを雑誌で見かけこれは聴いてみなければとCDを探します。
当時はYouTubeもなければそんな古い作品は店頭で試聴もできません。
その触れ込みだけがインプットされ実際にはどういうものか想像もできません。
聴いてみたいの一心でCDを探します。

そしてほどなくCDを見つけます。
しかしお金のない中学生なので迷うわけです。
エアロスミスとどっちを買うか。
あれは Just Push Play。Jadedが入っているアレです。
当時テレビにエアロが出まして大いに興奮しました。

エアロも欲しい、しかしジェフベックも…..そんな葛藤をCD屋でするわけです。
迷いに迷った末にジェフベックを手に。
決めてはエアロは既に一枚持っていたからでした。

勇んで帰って聴いてみると…わけがわからない、
外した、エアロにすればよかった…
そんな後悔を抱えてのBlow By Blowでした。


2016年3月14日月曜日

Sir George Martin氏

先日、ビートルズのプロデューサーとして知られるSir George Martin氏が亡くなりました。
彼に関していろいろ書き綴っていきたいと思います。

「Beatlesのアルバムは聴くたびに新しい発見がある」というのは良く言われる表現ですが、逆回転の不思議な音、複雑怪奇なオルガンのノイズ、多種多様な楽器のオーケストレーション、聴いていてこの音はどうやって作ったのだろうか、と考えだすと、ただ驚嘆するばかりです。
しかもこの時代、同時代の音源と比べるとそれがより浮き彫りになってきます。
聴いたことのないサウンドの創出はもちろん、レコーディングそのものやエンジニアリングの質もビートルズが群を抜いていると思います。

こうしたサウンドは中期のサイケデリック期から顕著になってきますが、ロックの域を越えたサウンドはGeorge Martin氏による功績が大きいのではと思います。

ちなみにビートルズのステレオミックスは変と言われることがあります。
ドラムやボーカルが左右に振り切られていたりします。

これには時代的な理由があります。
まず1つはモノラルが主流でステレオはサブ的な扱いだったこと。
よってメンバー達もモノラルのミックスだけにしか立ち会ってなかったようです。

加えてステレオの再生機も当時は少なく、ステレオ盤をモノラル再生機で再生しても良く聞こえるようにマーティン氏が試行錯誤してミックスしていたようです。
ボーカルのパンにしてもイヤホンで聴かない限りはあまり気になりませんし、当時はそんな習慣もなかったでしょうしね。

でもモノミックスならではの音圧感はすごい好きです。
個人的にはビートルズを聴くならやはりモノかと。

2016年3月9日水曜日

オーシャンドラム

個人的に今回の目玉!がパーカスのプレイヤーさんが持ってきてくれたオーシャンドラム。
でっかいタンバリンみたいなヤツの中に豆とか石的なのが入っていて、傾けてそれを動かすと波みたいな音がするんです。

録音して聴いてみるとほんと波打ち際みたいです。
これがオープニングとエンディングに入っています。

もっと波打ち際の臨場感だせないかなあといろいろいじっておりました。
まずはリバーブ。
こちらはまあ定番というか必需品。

次にパンのオートメーション。
ステレオの左右の振り具合をインプットすることで、左から右へ流れて、次は右から左へ流れてという感じにしてみました。
が、ちょっとこれは微妙。
こんな風に波は聞こえんやろ! 渦潮のど真ん中か!
ということで没。

やはりディレイ系かと思い、 Logicのプラグインを色々試してステレオディレイに落ち着きました。
自然な残響感と心地よい左右への広がり。
空間系を手っ取り早く試せるのは便利だなあ

トラックダウン&マスタリング!


先日、スタジオで録ってきた音源のトラックダウン&マスタリングをしています。
まずは音源を1つずつ聴いてコンプ&EQから。

今回の音源はボーカル、ピアノ、カホンとシンバル中心のパーカッション。
アコースティックな音源/編成なのでまずはピアノから。
ピアノならではの倍音や響きを殺さないように、でもなるべくクリア&ハイファイに。
ベースがいないので特に低域はクリア&ワイドレンジで欲しい。
その辺のバランスをとりながら。

ピアノが決まったら次はボーカル。
ボーカルはポップノイズとダブリングを避けるべく広指向性のコンデンサーで少しオフマイクめで録ったのが効いたようで音量もありつつ結構クリア。
中域と高域をトリートしてパンチと伸びやかさをプラス

パーカッションで大事にしたのはカホンベース音。
ピアノの左手と合わさって低域を充実させるべくEQ。
録りの段でしっかり拾えていたのナチュラルなEQカーブでいけました。

2016年3月3日木曜日

本日はレコーディングエンジニア



今日は外のスタジオまでレコーディングワークで出張して参りました。
といっても今日は演奏ではなく、エンジニアとしての仕事です。
ボーカル/ピアノ/パーカスユニットのサウンドプロデュース&マスタリングを担当することになりまして、まずはレコーディングから!

ノイズやオーバーロードに気を配りながら出来るだけ元気な音で集音。
パーカスのマイキングなどもいろいろ試しながらベストの位置を探ります。

自分が演奏せずに完全にエンジニアとして制作に関わるというのはまた見える景色が違ってきます。
演奏者との対話やディレクションなど、いろいろ勉強になります。

録り終えてラフミックスしてみた瞬間ていうのが結構好きでして、それまでパーツだった各パートがまとまって、そこでだいたい完成形が見えるんです。
「いいねえ!」と完成への期待感が湧いてくるんです。

今日もいい演奏が録れました!
マスタリングするのが楽しみです。
演奏を活かすも殺すもマスタリング次第、本当に重要な段です。
でもこの作業、大変ですが本当に好きなんです。

やっぱり制作は楽しいですね。