音楽とか映画とかアニメとかなんでもいいんですが、ある作品に対して、どうしてこれが面白いのか、なんでこれが好きなのか、と人に尋ねられたり、なんでだろうとちょっとした議論になったりしたことが皆さんにも少なからずあるんじゃないでしょうか。
そういった話の場合、答えに窮することも多いのではないでしょうか。
大抵の場合、その音楽を聴いていて心地いいから聴く、その映画が面白いから見るのであって、その魅力の正体まで探ろうというのはいささか気概がいることだと思います。
でも、どの部分がどう面白いのか、それを自分でわかってないと人に勧められないんですよね。
そんなふわふわした状態でなにかオススメの映画は?なんて聞かれてもあらすじの「説明」に終止してしまうと思うのです。
やっぱりそれじゃあ興ざめ、自分が持っているその作品への愛情は相手に伝わりません。
その作品の面白みや感動を自分で言葉にして把握していれば、相手に説明ではなくてプレゼンテーションができます。
いいプレゼンテーションができれば相手はきっとその作品を見てくれると思います。
自分の言葉でその作品の感動に相手を招待するような感じですね。
その後、実際に相手がその作品を見て感動してくれればその招待の言葉もその作品と共に相手の心に残ってくれるのではないでしょうか。
そう考えると日々の雑談もなかなか壮大なものに思えてきますね。
一言一言を大切にしたいと思います。
作品は美濃の織部焼。ひょうげてますな。