2013年3月18日月曜日

夏の思い出。


山田耕筰、滝廉太郎、團伊玖磨など日本の古い作曲家の曲は好きでよく聞いています。これらの歌は江間章子や北原白秋が残した日本語の美しさが溢れる詩とあいまってとても味わい深いものです。

これらの歌は中学の音楽の授業で初めて聞いたものが多いですね。
何となく聞き覚えがあるものもあれば初めて聞くものもありました。
でも授業中の音楽室で深く聞き入っていたのを覚えています。

そのなかでも中田善直の『夏の思い出』が特に好きでした。
群馬県にある尾瀬ケ原という美しい湿原の風景描写がすばらしく、教科書の写真を見ながら思いを馳せたりしていました。
今では中学時代の思い出と重なる部分もあって本当に愛想曲ですね。
曲というものは時間が経つことによって意味合いや感じ方が少しづつ変化するもので、その度に心に染み込んでいくものなのではないでしょうか。

大学時代の夏休みに尾瀬ケ原にいきたいなと思って計画しようとしたことがあります。
しかしいざ調べてみると結構な山歩きを要することがわかり断念。
一人旅で気楽に行けるものだと思っていましたが甘かったです!
いつか決心をつけて尾瀬ケ原に行きたいですね!