2013年3月1日金曜日

アコースティックギターの弦。どんな風に選ぶのか?

生徒さんからブロンズ弦の選び方について質問がありました。
弦を変えようと思うけれどもどの弦がよいかわからない、ネットで調べてもよくわからないとのことことで、いったいどの弦がオススメなのか教えて頂ければ!とのことでした。

楽器屋さんに行けば色々なメーカーから多用な弦が売られていています。パッケージをみてもなんだか同じようなことばかり書かれてるので迷ってしまうばかりだと思います。
僕もギターを始めたばかりの頃は弦コーナーの前でずーっと見比べてどの弦にするか決め兼ねていたのを思いだします。

さて弦を選ぶ上での僕が持っているポイントは3つ。
メーカー、ゲージ(太さ)、材質です。
今回は弾きやすくて明るい音という観点で選んでみました。

まずメーカーはコーティング弦を発売しているエリクサーをオススメします!
コーティング弦は張りっぱなしでもすぐに錆びることなく、フレッシュな状態を長く保つことが出来ます。
古くて錆びた弦は音が曇る、チューニングが合いにくい、指にひっかかりやすいといったことが起こり、上達の妨げになります。
いつでも状態のよい弦で演奏することが上達への近道だと思います!
現在は様々なメーカーからコーティング弦が発売されていますが、その草分け的存在であるエリクサーの弦が最も信頼できると思います。

次にゲージです。
ブロンズ弦はエレキギター用の弦よりも固いため、細めの弦を選ぶと弾きやすくてよいと思います。
1弦が10から始まるセットである、Extra Lightをお薦めします。

アコースティックギター用の弦は2種類の弦があります。
普通のブロンズ弦と銅に錫を混ぜたフォスファーブロンズです。
ブロンズ弦はパキッと明るい音、フォスファーブロンズは少し落ち着いた音です。
材質にかんしては普通のブロンズ弦をオススメします。
アコースティックギターらしい明るく爽やかな音が出るのはブロンズ弦だからです!

同じ弦をある程度使っていくことで自分の中に基準ができてきます。その段階で他の弦を試してみるとギターを始めたての頃とはまた違った感じ方ができると思います。
例えばもう少し太い弦の方がぶんぶん鳴って良さそうだとか、ブロンズよりフォスファーブロンズの方が落ち着いていて好みだ、といった具合です。
まずは今日紹介した弦でそうした自分の感覚を作ってみてはいかがでしょうか?