2014年3月25日火曜日

Reach For The Moon


ものごとの成否の境目は案外簡単なもので、やるかやらないかという単純な選択肢の上にあると思う。
でもその選択肢の溝は結構深いもので、容易に越えられないものである。
そういう時の原動力は「自分にはできる」という思い込みだと思う。

自分は結構思い込みが激しい方だと思う。
中学の時にギターを始めたけれどもそのときから「プロになる!」と息巻いてみたり。
高校卒業後、東京に来てそして21才の時にイギリスに留学した。
留学した理由は挙げて行けばいくつかあるけれど今から振り返ればいくぶん勢いまかせな所はあった。
しかし「イギリスでデビューするぞ!」と気合いを入れて渡航したのは確かだ。
これに関しては結構本気でできると思っていた。
そんな今までの思い込みの数々が積み重なって音楽を仕事にすることができたんじゃないかと思う。


Reach for the moon, even if we can’t.
月に手をのばせ、たとえ届かなくても

Joe Strummerのこの言葉がとても好きだ。
彼は絶対に届くと思っているであろうあたりがまたいい。

これからももっと壮大に勘違いしていけたらもっと面白いことことができるんじゃないかな。