2014年3月25日火曜日

Marvin GayeのWhat's Going Onのベースラインの最初を採譜しました!


Marvin GayeのWhat's Going Onのベースラインの最初を採譜しました!
この曲でベースを弾いているのはJames Jamerson。
モータウンの専属ベーシストとして数々の名曲に携わってきたエレクトリックベースの開祖の一人です。

彼の演奏の特徴はベースラインの美しさです。
単なるハーモニーの低音部だったベースにメロディ−を持ちこみ、「ベースメロディー」を奏でることにより曲に彩りを添えています。
Chuck RainyやWillie Weeksなど多くのフォロワーを生み、Paul McCartneyやJohn Paul Jonesなどがフェイバリットに挙げるなどロックベーシストにも大きな影響を与えました。

中でもWhat's Going Onは彼のベストテイクの1つだと思います。
イントロのベースラインがこの曲の最初のフックとなっています。
歌が入ってからもオブリガードのように歌の合間にベースのメロディーが聞こえてきます。
歌を活かすためかゴーストノートは少なめですが、シンコペーションや音の切り方でリズムが見事に表現されています。
またここぞというポイントではゴーストノートが入っており、勢いがつけられています。

今回はイントロとAメロの最初の部分までですが、続きも採譜して載せていきたいと思います!