2014年3月30日日曜日

心理的ハードルを下げる。


楽器の練習で何か新しい曲に挑む時、「難しそうだな〜」と気後れしてしまうことは誰にでもあると思います。
特に楽譜になっていると何ページにも渡っている場合もあり、それだけで難しい曲だというイメージを持ってしまうこともあるでしょう。

しかし譜面上やパッと聞いた感じだけで、そういったイメージを持ってしまうとそれだけでハードルがどんどん上がってしまい、ともすると練習が楽しくなくなってしまいます。
反対にこの曲は簡単だ、弾けるんだと思いこんでしまうと練習も楽しくなり、実際に早くマスターできるようになります。

プログレのようなよっぽど突飛な構成のものでない限り、ロックやポップスの曲は似たようなコード進行が繰り返されて曲が構成されています。
例えばこの曲ではだいたいGの次にEmがくるといったように出てくるコードの順番は整ったものである場合がほとんどです。
そういった視点でみていくと、「Aパートのここができれば、Bパートのここができるな」とか「AパートのこことCパートのここはほとんど一緒だな」といったようにどんどん共通点が見つかっていきます。
楽譜が3ページに渡っている場合でも最初の1ページができてしまえばあとの2ページは同じような感覚でできてしまったりするものです。

そんな風に考えて曲の構成をみていくと心理的なハードルがどんどん下がっていきます。
大切なことは譜面の見た目の複雑さに惑わされず、まずはできるんだと思うことです。
そのために曲の中で共通項を見つけだし、自分で理論武装してしまうことです。
そうすればどんな曲でも必ず弾けるようになります!