2014年3月17日月曜日

スリーコードのブルーズ進行


今日はレッスンでブルーズについてやりました。
こちらがブルーズの基本的なコード進行です。
上段がローマ数字での表記で、下段がキーAとした時の実際のコードで書いてあります。
単純にスリーコードのブルーズで、とかブルーズ進行で、といった場合、このコード進行を指します。
「ブルーズでジャムろう!」となったときはだいたいこのコード進行です。

たとえばお店のジャムセッションイベントではどんな感じにジャムがはじまるのでしょうか。

まずキーを決めます。
ブルーズはAかEでやることが多いのですが、一通りどのキーでもやれるとよいですね。
ギターは平行移動するだけで運指を変えずにキーを変えられるのでいろいろなキーに比較的対応しやすいです。

次にリズムを決めます。
王道のシャッフル、16分のファンク、ロックな8ビート、BBキングのようなスロー。
だいたいこの4種類です。

次にどこから始まるのか。
「頭から」であれば普通に初めからです。
「ケツから」であれば3段目、Ⅴ7から始めます。

「2個目で上がる」と言われたら2小節目でカッコのⅣ7にいきます。
スローのリズムではだいたいこうなります。

ブルーズは伴奏のコードではメジャー3度が入っているのですが、メロディーやソロではマイナー3度が入ったブルーノートスケールが使われていることが多いです。
メジャー系のコードにマイナー系のスケールが乗っているのはなんとも不思議ですね。
この少し混沌とした感じが「ブルージー」につながってくるのです。

ブルーズはそのシンプルさ故に簡単にジャムを楽しむことができるフォーマットです。
ぜひ「音楽仲間と気軽にセッション」という楽しみ方も体験してもらえればと思います!