2017年2月25日土曜日
自分になかった生楽器の感覚。
クラシックギタリストの片山くんに先日録音した音源のミックスダウンに立ち会ってもらいました。
予め作っていたものをまず聴いてもらったところ、少しエレガットっぽい音なのでもう少し生の感じが欲しいとのこと。
なるほど確かに。
中域をこまめに叩いて、さらにオフマイクのボリュームを下げ気味にするなど結構クリアさに重視をおいたセッティングになっていました。
自分はエレキギター育ちのエレガット弾きなので、どうしても感覚がそうなりがち。
ピエゾの音に抵抗がないのももちろん、生音というものに対してアンテナが低かったようです。
同じギタリストといえど普段弾いている楽器によって感じ方がとても違ってくるんですねえ。
当たり前といえば当たり前なのですが、改めて実感。
そこでまずはオフマイクの音量をオンマイクとほぼ同じに。
これだけでもかなり生鳴り感が出ます。
そこから中域のカット量を半分くらいに。
ベース、コード、メロディーがしっかり分離していた状態から少し溶け合ってきました。
自分になかった観点からの意見をもらえたことでとても良いミックスができたと思います。
そして次の月曜日は録音二日目!
残り2曲頑張って録ってきます。