今回、クラシックギタリスト、片山海人くんのニューアルバム制作のレコーディングエンジニアを担当します。
先日はその第一回目のレコーディングでした。
場所は片山くんの要望により桜美林大学のホール。
車に機材を積み込み出発!
場所はこんな感じ。
コンサートホールと聴講を兼ねたホールです。
ホールだけあって結構響きます。
もうちょっとデッドだと録りよいんですが、この空間を生かしつつ、クリアな音をということで、マイキングの腕の見せ所!
まずはノイズ源をチェック。
ホールの空調、脇の倉庫や控え室で密かになっている換気扇、すきま風などなど走り回ってチェックと電源off!
気になるところには遮音版も立てて準備OK
使用マイクはDPAの単一強指向性のマイクをオンマイクで、Blueのボトルをオフマイクでセッティング。
指向性の強いDPAであってもホールが結構響くのでシビアではありましたが、無事にセッティング完了。
オンすぎると低域がブーミーすぎるのでブワッとなりすぎず、かといって空間を録りすぎずクリアに録れる場所をリサーチしました。
BlueはDPAよりも少し離れた場所でギターの鳴りが一番集まっているところに立てます。
耳を澄ましていろいろ立ち位置を変えると聴こえ方が変わるのがよくわかります。
マイクプリはフォーカスライト、ISA Two。
クリアかつパンチのある音。心強い味方です。
レコーディング中の片山くん。
クラシックギターの優しい響きにゆられながら録音ボタンを押しています。
いい音源になりそう!
レコーディング予定だった3曲が無事終了!
充実した顔の片山くん。
気迫と細やかさが共に宿るいい演奏が録れたと思います。
レコーディングは今月末にもう一回!
出来上がりが楽しみです!