2016年6月6日月曜日

Ⅶm - Ⅲ7 - Ⅵmのコード進行がポールは好きなんじゃないだろうか


Ⅶm - Ⅲ7 - Ⅵmのコード進行って結構ビートルズで、とりわけポールの曲で重要なんじゃないだろうか。
Ⅶが♭5じゃなくて普通のマイナーになっているところがポイント。
この瞬間がロマンティックだなあと思います。
YesterdayとかHere There and Everywhereとかで出てきます。

Ⅵmへのツーファイブのバリエーションともとれますし、Ⅶmの時にリディアンになってるとも言えます。
僕としてはⅦmの時に空気感が変わるのでモードが変わるという解釈の方が言い当てていると思います。

ともあれマイナー♭5のべたっとしたマイナー感がなくてちょっとクールな感じ。
優しいくぐもり具合とでもいいましょうか。
ロンドンの曇り空みたいな感じ。