2016年6月9日木曜日

人生の一曲、Here There And Everywhere



Here There And Everywhereのウクレレレッスン動画作ってみました。

忘れもしない15歳の5月、いつも通ってた中古CD屋で見つけたビートルズのアルバム、Revolver。
そのとき既にSgt.Peppersは持っていてその魅力にどっぷりでした。
次に買うのは絶対Revolver、そんなことを思ってたときです。

妙な雰囲気のカウントから始まるTaxman。それまでのビートルズのイメージとはだいぶ違うキレキレのギターサウンド。
Eleanor Rigby、ベスト盤で知ってたけれどもこの雰囲気で聴くそれはだいぶ違う。
I'm Only Sleeping。ジョンのけだるい歌声、逆回転のぐるぐるなギター。
そしてそこからのLove You To。シタールのロックかつ妖艶な響き。

こうして書いてみると本当にエキセントリックでサイケな曲の流れ。
そこからの5曲目でこのHere There And Everywhere。
あまりに綺麗でまさに心を奪われたという感じでした。

そして最後のTomorrow Never Knowsでゾクゾクとした戦慄を覚え、Revolverを聴き終えました。

それ以来Revolverは本当に僕にとって大事なアルバム。
間違いなく一番聴き込んだアルバムでしょう。
そしてHere There And Everywhereは当時のいろいろな思い出も詰まっていて時間が立つほどに特別な曲になっていきました。

実は去年、親友の結婚式でこの曲のソロギターアレンジを披露したんです。
その彼とは一緒にバンドやったり、それこそビートルズを一緒に聴き漁ったりしておりました。
10代の頃、彼の結婚式ではギター弾いてやりたいなあ、もちろんそれまでにはちゃんとプロになって…などと考えていて、本当にその通りになって。
名実ともに人生の一曲になった気がします。
僕にとってはそんな曲です。

レッスンコンテンツとしてはもちろんですが、BGMとしても聴いてもらえればと思います。