2016年6月4日土曜日

楽器との出会いも縁


本日のレッスンでは生徒さんが新しく購入したウクレレを持ってきてくれました。

チハレワークスという大阪の職人さんのウクレレ。
新品ですが、弾き込まれたような柔らか音色でとてもいい音でした。

0フレット仕様というなかなかコアな作り!
これのおかげもあってしっとり落ち着いた音色になっているんでしょうね。

トップの木目とインレイの調和がきれいですね。
結構深胴でその分低音が効いてていい感じ。




今回、入門機からグレードアップしていい楽器が欲しいのことで購入。
レッスンしてると、どんな風に楽器を選んだらよいかという相談を受けることも多いですが、基本的に一番大事なのは見た目だと思います。
値段と品質はある程度比例しますし、音は調整とか、ピックアップ入りならアンプとかコンピューターでいくらでもどうにかなります。
しかし見た目だけは変えられません。
なによりいくら品質、音色が最高と保証されても気に入らない見た目の楽器はなかなか愛着が湧きませんしね。

楽器との出会いは縁だと思ってます。
「これは!!」と、ときめいた楽器は大抵いい音がしますのでそのビビットな感情を大事にしてください。

あと縁のある楽器は慌てなくても楽器屋で待っててくれます。
このウクレレもお店で見かけて惚れ込んだものの、すぐには買えず、残ってるかなあと心配されてたようですが、見事売れずに残っていたそうです。

そういえば僕の初めての本格ギターだった75年製レスポールも1年間売れずに残っていてくれましたね。

そんなわけで楽器選びは一目惚れを大事にしてください。