2015年12月30日水曜日
楽器楽しいい!!!!!
今年最後のレッスンも本日無事終了しました。
一応仕事納め的な感じではあります。
先のブログでも書いたように最近トランペットをやっておりますが金管楽器というのは初めてでほぼ手探り状態。
そんななかだからこそ冒頭の1フレーズだけでも吹けると本当に楽しい。
たった3音くらいのメロディー吹いてるだけで楽しいんですよ。
ギターとか始めたばっかの頃はこうだったなあなどど改めて思いだすわけです。
もちろん今でも新しいコンセプトやテクニックを練習しているわけですが、あの頃の感動とかはどうしても忘れがちになってしまうのかもしれません。
フレーズをコピーして謎を紐解いていく、作品を完成させる、ステージに立つ、その楽しさや喜びというのはもちろんあります。
しかしもっと純朴な音を鳴らすという楽しみを改めて感じた次第です。
そんなわけで来年からのレッスンは今まで以上にフレッシュな気持ちで始められそうです。
2015年12月25日金曜日
トランペット再開!

この時期になると今年はどうだったとか来年の目標はとか、そんなことが話題に挙がって参りますが、今日は来年の目標の1つについて書きたいと思います。
トランペット。
トランペットを継続的に練習していきたいと思っております。
今年購入したはいいものの吹いたり吹かなかったりだったので来年は、というかこれからしっかりとやっていきます。
そもそも歌の練習と平行して複式呼吸を身につけようという観点でやろうと買いまして、一応やるからにはそれなりに吹けるようにとは思っていたんですが、特にこれを吹く!という曲も決めずにやってたものでぐだぐだになっておりました。
で、先日レーベルのみんなと話していた時にパットメセニーのプレイ、特にギターシンセのフレージングはパットがトランペットをやっていたからこそ出てくるものだし、だからこそその音色を使おうと思ったという話がでました。
パットのスケールライクなフレーズの組み立てもトランペット的な感性が根底にあるのではないでしょうか。
完コピはフレーズを同じように弾くだけでなく、その向こうにある演奏者の考え、感覚、感性まで読み取らねばならないと考えます。
となればパットを研究する上でトランペットの感覚を体感しなくては片手落ちでしょう。
ここまで考えれば俄然やる気が湧いてきます。
今までやっぱ素晴らしいな〜とのほほんと聴いていたマイルスも聴こえ方が違ってきます。
いうなれば未解読だけどなんかすごい奥義が書かれてそうな秘伝書。
解読できればまた新しい世界が見えると思うと楽しい!
そんなわけでギタープレイとかビジネスとかでいろいろ目標ややりたいことはあるわけですがそのなかの1つ、トランペット。
これは楽しみ!
2015年12月23日水曜日
ウクレレの楽しさを伝える番組、ウクレレレッスンカフェ - スピッツのチェリーを弾こう!
スピッツのチェリーをウクレレで演奏しました!
爽やかなリズムとメロディーが印象な曲ですが、ウクレレでジャカジャカとかき鳴らすとより軽やかなサウンドとなります。
ギターの感じとはまたひと味違ってウクレレらしいサウンドを楽しめるアレンジとなっています。
今回は演奏動画に加えて手元をアップにしたチュートリアル動画も収録してありますのでそちらも見ながらぜひトライしてみてください。
コード進行もシンプルなので弾き語りにも挑戦しやすい曲です!
練習はまず左手のコードから覚えていきましょう。
だいたい流れが頭に入ってきたら右手のパターンを覚えていきましょう。
右手の動きの練習で大切な点はあまり細かいことを気にせずざっくりと弾いていくことです。
右手の動きを止めない、リズムを止めないということだけを意識して大雑把に弾いていきましょう。
きれいな音を出すなどの細かいことは曲のアウトラインを掴んだ後で徐々に修正していけば大丈夫です。
この曲のストロークパターンは16ビートと呼ばれるパターンで、Jポップではよく登場します。
この機会に映像を見ながら、ぜひ習得してもらえればと思います。
また弾き語りの練習は右手のパターンをシンプルにして歌いながら弾くということに少しずつ慣れていくと良いです。
ダウンストロークだけのシンプルなものから始めて徐々に複雑なパターンにしていきましょう。
その過程でなるべく右手に意識を割かずにオートメーション化していくようなイメージを持っていきましょう。
コードの詳しい押さえ方はこちらの動画から見えます!

初心者向けウクレレクリニック開催!
東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催!
スピッツのチェリーの弾き方をお伝えします!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
詳しくはこちら!
<ウクレレレッスンのご案内>
東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャンによるウクレレレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
特に初心者の方に向けたカリキュラムに力を入れています!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方でもレッスンをスタートできます。
また仕事帰りなどに手ぶらで受講頂くことも可能です!
傍らに楽器のある生活はとても素敵です!
ウクレレで音楽ライフをスタートさせてみませんか?
レッスンのお申し込み、お問い合わせはsonascribe@gmail.comまでお願い致します。
お気軽にお問い合わせください!
レッスンの詳しいご案内はこちら!
2015年12月22日火曜日
ローリングストーンズの名曲、ブラウンシュガーをウクレレデュオで演奏しました!
ローリングストーンズの名曲、ブラウンシュガーをウクレレデュオで演奏しました!
60's,70'sのブリティッシュロックフリークな僕としてはローリングストーンズは一番好きなバンドの1つです。
ミックやキースのかっこいいを取り違えたようなステージアクションも込みで熱中しておりました。
今回も撮影にあたり、左手をどこで離そうかとか、もっと腰を落として弾いた方がいいんじゃないかとか、5弦ギターに対抗して3弦ウクレレにしてみようかとか、そんなことばっかり考えておりましたが、まあまずまず普通のアクションになりました。
若干の気恥ずかしさを覚えているようではストーンズへの道はまだまだです。
演奏の方は勢いよく決まったと思いますのでウクレレでのブラウンシュガー、ぜひお楽しみください。
ロックが好きだけどウクレレで弾けるのか? 弾いていいのか?と思っている方はぜひ僕らのレッスン案内も見てみてください。
現在エアロスミス、ガンズあたりのアレンジも思案中です。
次回もお楽しみに!
2015年12月21日月曜日
2015年12月18日金曜日
2015年12月15日火曜日
ミュージシャンとしてのマスタリング
今回、師匠と一緒にマスタリングの作業をさせてもらった。
やはりこの作業は本当に好きだ。
リズムやトーン、音使いといった演奏、作曲とはまた違ったサウンドという違う側面から音楽に神髄を探っているような感じだからだろうか。
「エレキはアンプとセットで1つの楽器だぁ」などと言う表現があるが、録音作品は演奏だけでなくTDやマスタリングなどのエンジニアリングとセットで1つの作品となる。
つまりどんなに素晴らしい演奏が記録されていてもエンジニアリングがいまいちであればその魅力はスポイルされてしまう。
逆にエンジニアリングによってはその魅力をさらに増幅させることもできる。
さて今回興味深かった点はパーカスのイコライジングだ。
コンガの底面にマイクを立てて拳で叩き、バスドラと民族楽器のあいのこのような低い音を入れた。
以下バスコンガとでも呼ぼう。
この低音が全体を包み込むようでとても良い感じ。
そこからこの音色補正。
どうするか。
そのままでは少し野放途なのでやはりコンプやEQでまとめねばならない。
しかしいざコンプをかけるとローフィルターをかけたように低音がカットされてしまう。
スレッショルドの値が弛くても同じ。
これは意外な結果だ。
空気が振動するバフンとした低域が削られている。
通常こうした超低域はEQでカットしてしまうことが多い。
ボーカルの息の音とかピエゾ入りのブリッジにドンと手があたる音とか。
そうした音は演奏には不要のノイズとしての面が多いからだ。
従って今回のバスコンガの音も同様にコンプののち低域をカットし、締まりのある音にしようと思っていた。
それがコンプだけで終わったという話だ。
しかしここで師匠と協議。
これでいいのか本当に?
僕は前述の通りコンプで音量も安定したし、低域も削れてまとまりのあるクリアなサウンドになったと思った。
一方師匠はあの削れてしまった低域が暖かみと賑やかさを加えていたのではないか、とのこと。
つまりコンプにせよEQにせよバスコンガの低域をのこしておいた方が音源の良さが引き立つとのこと。
そこを踏まえて聴き比べてみると確かに低域を削るとクリアでこそあれなにか寂しい感じがする。
エンジニアリングというと音をクリアにするという観点で作品と向かい合ってしまいがちだが、作品が持っている、あるいは求めている質感やダイナミズムを捉え、そこを引き出してあげなければいけない。
そういった「ミュージシャン的なマスタリング」という観点を今回の作業で自分の中にインストールすることができた。
というわけで、コンプはスレッショルドをどんなに弛めても低域が削れるので却下。
しかし、何かしらで音の粒は揃えねばいけない。
そこでリミッターをかけて大きな音を叩く。
全体が小さくなった分はミックスの音量を上げて補正。
これで低域はそのままにだいぶ音量が安定。
エンジニアリングも須くミュージシャンとしての感覚を以て臨むべし。
[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは
http://yosuke-hayashimoto.blogspot.jp/2015/11/201622-acousphere-record-artsists-cd.htmlへ!
やはりこの作業は本当に好きだ。
リズムやトーン、音使いといった演奏、作曲とはまた違ったサウンドという違う側面から音楽に神髄を探っているような感じだからだろうか。
「エレキはアンプとセットで1つの楽器だぁ」などと言う表現があるが、録音作品は演奏だけでなくTDやマスタリングなどのエンジニアリングとセットで1つの作品となる。
つまりどんなに素晴らしい演奏が記録されていてもエンジニアリングがいまいちであればその魅力はスポイルされてしまう。
逆にエンジニアリングによってはその魅力をさらに増幅させることもできる。
さて今回興味深かった点はパーカスのイコライジングだ。
コンガの底面にマイクを立てて拳で叩き、バスドラと民族楽器のあいのこのような低い音を入れた。
以下バスコンガとでも呼ぼう。
この低音が全体を包み込むようでとても良い感じ。
そこからこの音色補正。
どうするか。
そのままでは少し野放途なのでやはりコンプやEQでまとめねばならない。
しかしいざコンプをかけるとローフィルターをかけたように低音がカットされてしまう。
スレッショルドの値が弛くても同じ。
これは意外な結果だ。
空気が振動するバフンとした低域が削られている。
通常こうした超低域はEQでカットしてしまうことが多い。
ボーカルの息の音とかピエゾ入りのブリッジにドンと手があたる音とか。
そうした音は演奏には不要のノイズとしての面が多いからだ。
従って今回のバスコンガの音も同様にコンプののち低域をカットし、締まりのある音にしようと思っていた。
それがコンプだけで終わったという話だ。
しかしここで師匠と協議。
これでいいのか本当に?
僕は前述の通りコンプで音量も安定したし、低域も削れてまとまりのあるクリアなサウンドになったと思った。
一方師匠はあの削れてしまった低域が暖かみと賑やかさを加えていたのではないか、とのこと。
つまりコンプにせよEQにせよバスコンガの低域をのこしておいた方が音源の良さが引き立つとのこと。
そこを踏まえて聴き比べてみると確かに低域を削るとクリアでこそあれなにか寂しい感じがする。
エンジニアリングというと音をクリアにするという観点で作品と向かい合ってしまいがちだが、作品が持っている、あるいは求めている質感やダイナミズムを捉え、そこを引き出してあげなければいけない。
そういった「ミュージシャン的なマスタリング」という観点を今回の作業で自分の中にインストールすることができた。
というわけで、コンプはスレッショルドをどんなに弛めても低域が削れるので却下。
しかし、何かしらで音の粒は揃えねばいけない。
そこでリミッターをかけて大きな音を叩く。
全体が小さくなった分はミックスの音量を上げて補正。
これで低域はそのままにだいぶ音量が安定。
エンジニアリングも須くミュージシャンとしての感覚を以て臨むべし。
[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
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2015年12月13日日曜日
ウクレレのコードチェンジの効果的な練習方法を動画で紹介します!
ウクレレの伴奏においてコードチェンジの瞬間がやはり難しいところだと思います。
今回はこのコードチェンジの効果的な練習方法を動画で紹介しますのでぜひ試してみて頂ければと思います。
ウォーミングアップのわずかな時間でいいので、続けていってもらうとどんどん指先の感覚が変わってきます。
今回はGのコードを例にとってやってみます。
まずは押さえます。
そしてそこからゆっくりと形を崩さないようにネックから左手を離します。
この時、コードを押さえた手の形を崩さないようにします。
そこから元に、戻します。
このとき指を同時に元の所に着地させます。
ゆっくりで構わないのでバラバラでなく同時にやるように意識します。
そしてそこからスタンプを押すようにその場で弦を数回押さえ直します。
指にこのコードの形を覚え込ませて行くような感じですね。
コードチェンジのがなかなか上達しない原因は一度に押さえるという動きが練習のなかで、なかなか実践できないことあります。
実際の演奏では同時に押さえないとコードチェンジ成功とはならないので、この同時に押さえるというところにフォーカスした練習が必要になります。
このコードを押さえるとうのは弦楽器独特の動作になりますのでぜひこの練習を通じてこの感覚を養っていってもらえればと思います。
す!
2015年12月20日(日)
初心者向けウクレレクリニック開催!
12月20日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
ロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeの弾き方をお伝えします!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
お友達同士で、お子様連れで、ぜひお気軽にご参加ください!
詳しくはこちら!
<ウクレレレッスンのご案内>
東京南荻窪Acousphere Studioにて現役プロミュージシャンによるウクレレレッスンを開講しています!
平日、土日ともに17:00-22:00の間で受講頂けます。
特に初心者の方に向けたカリキュラムに力を入れています!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方でもレッスンをスタートできます。
また仕事帰りなどに手ぶらで受講頂くことも可能です!
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ウクレレで音楽ライフをスタートさせてみませんか?
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お気軽にお問い合わせください!
レッスンの詳しいご案内はこちら!
講師の演奏です!
2015年12月9日水曜日
A Day In The Life
昨日はジョンの命日だったなあと思い出して、ギターを弾きながらジョンの曲をいろいろ口ずさんでます。
やっぱりA Day In The Lifeが一番好きな曲かなあ。
とりとめのない、ジョンらしいナンセンスな感じもある歌詞ですが、そのタイトルのとおり、なんだか深く記憶の中へ連れてってくれるようで。
やっぱりA Day In The Lifeが一番好きな曲かなあ。
とりとめのない、ジョンらしいナンセンスな感じもある歌詞ですが、そのタイトルのとおり、なんだか深く記憶の中へ連れてってくれるようで。
2015年12月8日火曜日
Aerial出葉くんとロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeを演奏しました!
ウクレレの楽しさを伝える番組、ウクレレレッスンカフェ、今回はAerial出葉くんとロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeを演奏しました!
チャックベリーによるロックンロールの幕開けの曲、映画、バック・トゥ・ザ・フューチャーでのカバーバージョンで聞き覚えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
10代の頃いそしんだチャックベリーのコピー(ダックウォークも練習しました)がここで生きるとは!
他ではなかなか聴くことのできないアレンジと自負しておりますのでぜひご覧ください!
スタジオライブの後にバッキングパートのチュートリアルも流れますのでぜひ練習してみてください。
ロックンロールは1つ形をマスターすれば色々な曲に応用が効きます。
ちなみに冒頭の出葉くんと会話してる映像はピート・タウンゼント流ウィンドミル奏法の話をしてます笑
今月20日にはこのJohnny B. Goodeを課題曲としたウクレレクリニック/ワークショップを開催します!
ウクレレでロックンロールしたいという方はぜひご参加ください!
2015年12月20日(日)
初心者向けウクレレクリニック開催!
12月20日(日)に東京南荻窪のカフェ, "Acousphere Cafe"にて初心者向けウクレレクリニックを開催します!
ロックンロールの名曲、Johnny B. Goodeの弾き方をお伝えします!
ウクレレの貸し出しもできるので、まだ楽器をお持ちでない方もご参加頂けます!
この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?
お友達同士で、お子様連れで、ぜひお気軽にご参加ください!
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2015年12月7日月曜日
出葉くんとロック談義
今日はスタジオに来ていたAerialの出葉くんとロック談義で多いに盛り上がりました。
ツェッペリンを聴き始めたきっかけやら好きな曲やらリフやらに始まり、ロックを掘り進めていった経緯まで。
アコ−スティックから始まっている人たちが多いアコースフィアコミュニティーの中で「ザ・エレキギター小僧」みたいだったのは僕らだけなので若干異端となっております笑
僕はビートルズとクラプトンから洋楽の世界が始まってそこからクリーム、ツェッペリン、ジミ・ヘンドリックスを経由してブルーズとソウルにどっぷり浸かって
いきました。
対して出葉くんはスティーブ・ヴァイ、サトリアー二、ジョン・ペトルーシなどのハイテク系に行ったそうです。
しかしサスティナーを舌で操るヴァイは気持ち悪い!
そして話題はエフェクターへ。
ガバナーかブルースドライバーのどっちかは絶対みんな持ってたとか。
ビッグマフはやっぱりロシア製以外認めないとか。
ワウは何使ってたとか。
ちなみに僕は普通にVox、出葉くんはモーリーだそうです。
モーリーのワウ持ってる人なんて初めて見た。
しかも10代の時に買うとは。
そしてケンタウルスに憧れる時期は一度はみんな一度はあるんですね。
歪みを加えなくても通すだけで音がすごい太くなるとかいろいろ噂がありましたね。
なんか都市伝説みたいですが。
バカ重い真空管アンプを電車で持って運んでライブやってたのが懐かしいですね。
ちなみにFender Hot Rod Delax(現行品とは違うちゃんとアメリカ製のヤツでしたよ!)
あれは本当に重かった…
[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは
http://yosuke-hayashimoto.blogspot.jp/2015/11/201622-acousphere-record-artsists-cd.htmlへ!
2015年12月4日金曜日
斜めに構えたウェスの左手

引き続きウェスのオクターブフレーズ練習中。
思いついた仮説を1つ。
このオクターブでの猛烈なスライドアプローチを弾きこなす秘密はウェスの斜めに構えた左手にあるのではないだろうか。
オクターブ奏法のとき、指はネックに対して直角に入ることが普通、というか正しいフォームとされている。
しかしウェスはオクターブを弾くとき、指がネックに対してかなり斜めに入っている。
今までは、ウェスは独学の人だし手も大きいからこういう風でも弾けるんだろうなあと思っていた。
つまる所「さすがウェス、すげーフォームで弾くなあ」くらいにしか思っていなかった。
しかしこの形に秘密があるのではないかとはたと考えてみた。
短い距離のスライドでは親指の根元の間接を開いて、親指の位置を固定しつつ押弦している指を動かすと安定する。
しかし、オクターブのフォームでは親指とその他の指の関係上、親指の間接の可動域が狭く、その動きをやりにくい。
そこで斜めに指を入れるとその可動域が大きくなり、親指を固定しつつオクターブのフォームを動かすことがやりやすくなる。
その結果、俊敏なスライドダウン&アップも安定して行える。
特に左手側へのスライドダウンの動きがやりやすい。
一方でミュートが甘くなるんじゃないかという懸念もあったり、普通の直角のフォームでもやってればできるんじゃないかという向きの考えもある。
この仮説の答えを出すためにもうしばし弾き込もう。
[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
詳しくは
http://yosuke-hayashimoto.blogspot.jp/2015/11/201622-acousphere-record-artsists-cd.htmlへ!
やればできる

本日は師匠のレッスンでウェスについて侃々諤々。
ウェス必殺のオクターブ奏法で目的のノートから半音スライドして元に戻ってというあのアプローチ。
4ビートの速いテンポで繰り出されることが多いそのフレーズはかなり高難度。
結構な速弾きよりもよっぽど難しい。
3連符で1組のフレーズだが時々2音に間引いてるんではないかとか、ビブラートかけるような感じで実はちょっと適当なんじゃないかとか。
いろいろ練習して試して、やはり3連符に落ち着く。
初めは「弾けるようになるのか?これ?」だったのが手順を踏んで練習していくと徐々に「なんか出来そうだ」に変わってくる。
この感じはとても楽しい。
「同じ人間が弾いてるんだから、やれば弾けないものはない」
Tuck AndressのEuropaを弾きこなしている師匠のこの言葉は重みが違う。
ウェスもこんな風にして練習してたのかなあ、などと思いを馳せて、ひたすらオクターブをスライド。
天国のウェスがニヤリとしててくれたらいいなあ。
2015年12月1日火曜日
ウェス・モンゴメリーとチャック・レイニーの常軌を逸した奏法の源は継続にあると思う。

ジャズギターの巨人、ウェス・モンゴメリー。
右手の親指一本で放たれるファンキーなフレーズは今聴いても全く色褪せない。
そしてウェスのサウンドの肝はやはりあの右手親指。
しかしこれがまた難しい。
同じ弦での横向きの動きではなく、下の弦に向かう縦型の動きが多いなど、一応親指で弾きやすい運指にしてあることはあるのだが、それを加味しても親指に相当なスピードが要求される。
加えて親指でアップピッキングも行っている。
しかしスラップのアップピッキングのようにはなっていない。
しかも指先の肉部分を当てて爪によるピーキーな音が出ないようになっている。
ここで僕が思い出すのだベーシストのチャック・レイニーだ。
エレクトリックベースのスタイルを確立した1人だが、彼は人差し指一本で弾く。
しかもダウンピッキングも行う。
ベースでは普通、早いフレーズの時は人差し指と中指の2フィンガーで弾く。
(ハイテクハードロック系では3フィンガーのプレイヤーもいるが)
しかしチャック・レイニーは人差し指一本でダウン、アップを織り交ぜたオルタネイトピッキングを行う。
本人が言うには2フィンガーが苦手で人差し指だけでなんとか弾こうとしているうちにこうなった。
そのうち人差し指の付け根に大きな筋肉がついてきたとのこと。
ウェスもインタビューでこう言っている。
親指で弾くのが普通だと思ってずっとそうやって練習してきた。
他の指の使おうと思えば使えるけど、親指並みに動くようになるには15年くらい練習が必要だろう。
つまり親指もここまで動くようになるまで15年くらいかかったということなのではないだろうか。
ウェスもチャックも自分のスタイルをずーーーっと続けて練習していく中で他の人にはできないことができる手を作り上げたのだ。
ひたすらに継続、これに敵うものなしと思います。
そしてジャズ、ブルーズ、ソウル、ロック、こうしたポップミュージックを担う楽器は演奏スタイルが千差万別なのがまた面白い。
その継続のなかで、さまざまな化学反応が起こるのだ。
[Sonascribe Live]
2016年 2月2日 19:00 吉祥寺スターパインズカフェ
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