2016年7月17日日曜日

ルーツが感じられる音

昔からルーツを探求して追求しているミュージシャンが好きです。
例えばレイボーン。
律儀なまでの彼はアルバートキングにそっくり。
ストーンズならばマディ、ロバートジョンソン、そしてソウル。
あとジェフベックならレスポール。

みんな本当にルーツに心酔してひたすら追い求めているのが感じられるます。

その熱量もすごいし、そっくりなんでけれどもどこか違っていてそれがそのまま個性にもなっている。

なにより聴いていてこれ本当に好きなんだなあと感じられて思わずにやけてしまう。

そんなことをライクーダーのキューバでの録音を聴きながら改めて思いました。

ブエナビスタソシアルクラブで観たあの空気感。
アナログのオンボロのコンソール。
重ね撮りは何回もできないからみんなでせーので一発録り。
古びたスタジオの壁に跳ね返るリバーブがそれを伝えてくれる。

そしてビヨーン、ガチャーンと響くオールドフェンダーアンプのスプリングリバーブ。
その音は昔のブルーズの雰囲気も纏っていて、もうたまらない。

そんなルーツが透けて見えてくるような音を出していきたいなあ。




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