2013年4月7日日曜日

ソロ作り備忘録。音の力学。


今日も一日の大半を次回作のギターソロ作りに費やしていた。
テーマと対をなすようなグッドメロディーを作り出すのはやはり一筋縄ではいかない。
メロディーを作るということに関して師匠から教わったこと、気づいたこと、考えたことを備忘録的に書いておきたいと思う。

まず基本となるのはアルペジオ。
コードトーンを好き勝手に組み合わせてもコードには聞こえない。
基本的にコードを表せるのは上行系か下降系。

アルペジオでなくスケールを用いる場合はスケールを弾いていること自体を明確に打ち出さねば何がやりたいのかはっきりしない。
7音を自由に使うのではなく、上行系か下降系に制限すべし。

基本はアルペジオとコンセプト
歌って作ろうとすると自分の感性の中にあるものしか出てこないため、難易度は一気に跳ね上がる。

メロディーのみならずリズムのセンスも必要
格好いいリズムはそれだけで魅力的である。


具体的な作り方としては1音1音精査していく。
次にどの音がどのタイミングで必要なのか、じっくり試していく。
音には次にどの音に向かいたいかの力学があり、それを見抜く力を養うことが必要。
力学がわかれば、ソロのみならず、音楽全般の理解を深めることができる。
インプロヴィゼーションはその力学を学ぶということではないだろうか。
力学を学ぶためにはコピーが必要だ。
かっこいい音の流れを自分のなかに取り込んで行かなければならない。