2013年4月4日木曜日

這いつくばった数で勝負である。


人生では時として自分の価値観や積み上げてきたものにNOを突きつけられることがある。
そのNOとどう向き合うかでその後の自分が変わってくるだろう。
受け入れるのか、排除するのか、怒るか、落ち込むか。
自分自身を否定するのは大抵の場合、多くの苦痛が伴うものだ。
大なり小なり努力して築き上げたものを間違っていたとして壊すのは結構キツいと思う。

NOの場面に出会う時、もちろん恥ずかしくもある。
恥をかきたくない一心で嘘をついたりして場を濁すことだってできる。
でも目をそらしているという思いは自分の中のわだかまりとして残る。

NOに対してどう向き合えるかが成長の伸びしろを決めると思う。
自らその機会を逸していては真理にはたどり着けない。

上を目指すためにはまずは自分の至らぬところを認め、こつこつ築き直していくしかない。
むしろNOの機会に出会ったら感謝するくらい、またはNOの機会を望むくらいの気概であるべきかもしれない。
恥をかいた数、這いつくばった数で勝負である。