2013年10月4日金曜日

「やちむんの里」大嶺工房さんの焼き物!


奥沢師匠が沖縄旅行にて「やちむんの里」大嶺工房さんの作品たちを購入されてきました。とても素晴らしいものばかりなので、ぜひその作品をご紹介したいと思います!

吸い込まれるような鮮やか青に目を奪われます。
上部から底部に向かって徐々に深みを増していくその青はまさに沖縄の海を思わせます。
また、他の地域の焼き物よりも土の質感が力強く表現されているように感じます。
沖縄の自然と陶匠の美意識が結びついて生まれた素晴らしい作品だと思います。

最近焼き物熱が上がっている僕ですが、火と釉薬の化学反応による絵画とは全く違った質感の色味、そして実際に手にとって楽しめるのが非常に面白いと思います。
また、焼き上げの時に起こる釉薬のひび割れ、「貫入」や釉薬が溶けきらず固まりになる「かいらぎ」など火を使う焼き物ならではの様相がまた味わい深い。
同じデザインのものであってもこれらの様相はひとつひとつ微妙に違うものになるのです。
僕もお気に入りの逸品を見つけにいきたいですね!