2014年4月6日日曜日

CreamのCross Roadsのギターレッスン


本日のラストレッスンはCreamのCross Roadsでした!
中学の頃に一生懸命コピーして練習した思い出の一曲ですが、今こうして改めてコピーしてみると当時は見えなかったものがいろいろと見えてきますね。

このソロの大きな特徴がメジャーペンタトニックとマイナーペンタトニックを自在に行き来している点です。
ブルーズではマイナーペンタを使う場合が多いのですが、クラプトンはメジャーペンタを織り込むことによって、曲に色彩を増やしています。
細分化するとマイナーペンタの場所、メジャーペンタの場所、マイナーペンタに長3度の音を音を混ぜたメジャー寄りのマイナーの場所、メジャーペンタに短3度を混ぜたマイナー寄りのメジャーの場所の4パターンに分けられます。
これがこの曲のカラフルな感じを演出しているんですね。
60年代のブルーズギタリストでこんなにメジャーペンタをがっつり使っているのはクラプトンくらいじゃないでしょうか?
メジャーペンタをいかに上手く取り入れるかがクラプトンぽさに近づくキーポイントの1つだと思います。

またこの時代のクラプトンはフレディー・キングの影響がすごく濃いなと思います。
特にチョーキングのニュアンスなどはそっくりですね。
ブルーズにおいてチョーキングは最重要テクニックの1つで、ギタリストの個性に直結してきます。
ちなみにスティービー・レイ・ボーンのチョーキングはアルバート・キングそのままですね。
ジミヘンもアルバート・キングの影響が大きいと思います。

なのでフレディー・キングをコピーしてみるのもクラプトン節への近道だと思います!