2012年9月7日金曜日
レッスン備忘録〜複数のタスクを内包したおおきなタスクで捉える〜
奥沢師匠のレッスンでTuck Andress氏のI Wishが始まりました。
原曲のファンキーなグルーヴを寸分も逃さずにギター1本で再現する様に初めて来たときは驚愕したのを覚えています。
今回は最初の5つか6つの音までを習いました。
このわずかな音のなかにもとんでもなく多くのタスクが盛り込まれておりとても驚きました。
ミュート、ゴーストノート、指の配置、三連の表現、とても多くのタスクがこの少数の音に含まれているのです。
そこで重要なのがこのこまかなタスクを同列に考えてはいけないと言う事。
一つの音を弾くというタスクに細かなタスクが内包されており、5個の音をだす場合、タスクは5個という風に捉えるとのことです。
そうでなければ頭の中がタスクで一杯になってしまい本人と同じようにオンタイムで弾く事は不可能でしょう。
例えばCのコードを押さえるとき、親指は自然と6弦をミューとしていると思います。
このとき、Cを押さえるというタスクと6弦をミュートするというタスクは別々に存在してはいないはずです。
Cを押さえるというタスクに6弦をミュートするというタスクが含まれていなければCをオンタイムで押さえることはできないでしょう。
マスターまでには長い道のりになると思いますがこれまでやったことのなかったスタイルなので非常の楽しみです!