最近、めっきり使う機会のなかったストラトキャスターを引っぱりだして使っています。
これを買ったのは大学二年の頃。
当時、僕はJimi Hendrix,Jeff Beck,そしてソウルやファンクが大好きでした。この二名はストラト使いでしたし、ファンクの鋭いカッティングはシングルコイルでないとなかなか様になりません。
レスポールしか持てなかった僕はストラトが猛烈に欲しかったのです。
そんな折にプレミアムギターショウという展示販売のイベントに知り合いの楽器屋さんが出店するとの事でバイトの話が回ってきました。
そこで店長から魔のお言葉
「いいストラトあるよ」
「社員割の価格でいいよ」
「ローンは金利無しでいいよ」
もう完全に買う気になってしまった僕はストラトのケースを開けるのを心待ちのしながらブース設営をしました。
そしてケースを開ける時がやってきました。
現れたのはこの青いストラト。
ベックと同じ白か緑のストラトが欲しかった僕はがっかりしました。
この色はあまり好きじゃない。このストラトは欲しくない。
しかし会期中に毎日眺め、たまに触ったりしているうちにたまらなくかっこ良くみえてきてしまいました。
ギターというのは恐ろしいものです。
そんな風にコロっと心変わりして半ば衝動買いしたこのストラトはSonascribeを始めてガットギターを弾き始めるまで僕の強い味方でした。
イギリスに持っていったのもこのギターなのでとても思い入れがあります。
またいつかレコーディングやライブで使いたいな!