2015年6月8日月曜日

ギターのネジ穴を壊さずにネジをはめ直すには?


今日はギターのメンテナンスに関してのお話を少し。
ギターのメンテの際、特にエレキギターやジャズギターだとネジを外して行わなければいけない作業もあります。
例えばトラディショナルなタイプのフェンダーギターだとネック調整はねじ留めしてあるネックを外して行います。

僕のギターの場合だとリアピックアップが電池ボックスに改造してあるのでそこを外必要があります。

さて、これらのネジは木ネジと呼ばれるドリル型のネジで木部に直接打ち込んであります。
ネジ自体が穿孔できるようになっているので、もとのネジ穴にピッタリはめてあげないとネジ穴を壊してしまう恐れがあります。

もとのネジ穴に戻すためには、まずネジ穴に対してまっすぐにネジを置きます。
そして反時計回り周り、すなわち、ネジ外す方向にゆっくり回します。
そうすると途中でポコんとネジが穴にはまる時があります。
その場所がネジとネジ穴がマッチしているところです。
あとはそこから丁寧に回してていけば大丈夫です!

特にボルトオンのネックのネジ留めはサウンドに密接に関わっているのに加え、ネック調整で外す機会も多いと思うので、この方法でしっかり固定してあげてください。

またこの方法は金属のネジでも同じように使えます。
ぜひネジ留めの際に活用ください!