2015年6月12日金曜日

速弾きは急がず焦らず。


ギター奏法の1つの花形である速弾き。
特にエレクトリックギター弾きにとっては避けては通れない道なのではないでしょうか。
またそのようなスタイルではないギタリストもある程度速弾きの練習をしておくと、普段の運指にさらに余裕が出てきます。

速弾きの練習はとても地道な作業です。
レッスンで速弾きのコツなんかについて聞かれたりしますが、基本的には目の前のフレーズを地道に繰り返し練習していくしかありません。
右手の手首を固定して回転の動きで弾く、速弾きに適したリーズナブルな運指を構築する、などのいくつか必要な事柄はあります。
しかしそれらは必須条件であって、「このポイントを押さえればできる」と言ったマジックのようなものではありません。

しっかり構築した指使いで、しっかり弾けるテンポで正確に。
一足飛びにテンポを上げてぐちゃっとした弾き方をしてはいけません。
よい癖を指につけてあげる感じですね。

地道にコツコツ、近道を望まず。
その一歩一歩を踏みしめるようにメトロノームのテンポはすこーしづつ上げていきましょう。
カッコいいギターソロを決める自分を想像しながら。