2013年2月26日火曜日

思い出の詰まったストラトキャスター

僕はSonascribeを始めるまではバンドで音楽活動をしておりストラトキャスターをメイン楽器にしていました。

Sonascribeを初めてからはなかなか弾く機会がなく、とうとう売りに出す決意をしました。
新しい楽器を買うためと、現在必要の無いものは手放し身軽になろうという思いがあったからです。
このギターは非常に思い入れが深いものだったので苦渋の決断でしたが、自分自身は新たなフェイズに進むために手放すことが必要だと思い決断に至りました。

このギターは僕に様々な出会いをさせてくれました。
そのなかでもやはり記憶に残っているのはイギリスの留学時代を共に過ごしたということでしょう。
このストラトを携えていろいろな場所で演奏をしました。
現地のミュージシャンとバンドを組み、パブで連日のライブ。またジャムセッションで出会った人たちとの交流、それらはすべてこのギターがあればこそできたことだと思います。

イギリス滞在中に一番親交が深かったイギリス人ギタリストとの出会いもこのギターが作ってくれた縁のように思います。
彼とはジャムセッションが開かれていたパブで出会いました。
帰国する直前、彼の家に遊びに行ってストラトの話で盛り上がっていたとき、
「お前がストラトじゃなくてレスポールを持っていたら話しかけなかっただろう」なんて言われて二人で笑っていたのを覚えています。

そんな思い出が詰まったギターではありますが、今はそうし過去を良い意味で断ち切り、前に進むべき時なのだと思います。このギターの替わりに手に入れる楽器がまた違う出会いを僕に与えてくれると思います。

ありがとうストラトキャスター! またいつか会えるといいな!