2013年6月13日木曜日

動画制作のプロデュース。もう一歩踏み込んで考えてみる。


現在、You Tubeのコンテンツ制作は僕の主要な仕事の1つだ。
スタジオライブ、レッスン動画、BGM動画などの撮影や制作にできるだけ多くの時間を費やすようにしている。

今日、社長と先輩の麻生さんと動画制作についてのミーティングがあった。
社長から伺った内容をごく簡潔にいうと、「作った動画がどのような使われ方をするのか、そしてその使われ方に最適なプロデュースができているか」ということである。
例えばスタジオライブの目的が演奏者の魅力を伝えるということだとしよう。
その場合、演奏者、演奏する曲ごとにもっとも効果的な方法を追求しなければならない。
突き詰めていくと、良い演奏をいい音と良いカットで撮るのはあたり前で、そこから先、何かしらのコンセプト、ストーリーが見えるようなプロデュースが必要なのだ。
印象的なコンセプト立てがあることで演奏者の個性が視聴者によりダイレクトに届くのだろう。
また、スタジオライブの目的や使われ方は「演奏者の魅力を伝える」以外にもっといろいろあるのかもしれない。
ここも引き続き考察が必要な点だろう。

現在の僕の場合、プロデュースするものというとやはり自己のユニットであるSonascribeだ。
撮影する動画ごとに伝えたいものは何か、どのような空気感が必要か。
真剣な演奏の雰囲気か、和やかで楽しそうな雰囲気か。
演奏時のこちらの気持ちや雰囲気というものはカメラを通しても伝わるものである。
先に述べたコンセプト立てに加えて現場の雰囲気作りや演奏者に気持ちを高めることも重要なプロデュース項目の1つであると思う。

クオリティーをさらに高めるため、考察を絶やさずに制作を続けて行きたいと思う。