2012年11月12日月曜日

キュレーターとしてのミュージシャン

井上くんと来月のギターデュオクリニックに向けて打ち合わせをしています。

内容はすんなりと決まりました。
しかし一番大事なのはそれを伝える言葉。

どういう言葉をどのように使えば、人々の心にダイレクトに伝わるのでしょうか。
言葉次第で、相手の理解をもっと深められたり、もっとこちらに興味を持ってもらえたりします。
しかし言葉の使い方次第で相手が離れていってしまうことだってあり得ます。

録音作品や映像作品で音楽を広めていくことはもちろんですが、クリニックやレッスンなど、言葉によって音楽や演奏の楽しさを伝えていくことはミュージシャンにとって欠くことのできない大切な仕事だと思います。

音楽ユーザーがどんどん減っているというニュースをよく耳にします。音楽がもっと人々に愛されるようになるためにミュージシャン自身が活動しなければならない時代です。
良質な情報を人々に届けるキュレーターとしての役割をミュージシャン自身が持たなければいけないのではないでしょうか。