2018年2月18日日曜日
自分の性格と反対のことを
レッスンをしていると様々な生徒さんがいて性格も様々で、やっぱりそれは音に個性として現れてきます。
音楽は心ですとは小学校の音楽の時間なんかによく言われる言葉ですがやはり本当だなと思います。
そして月並みですが長所と短所は表裏一体、同じもので、思いっきりのいいというのは大雑把な面も秘めていますし、神経質というのは細やかであるということでもあります。
楽器の練習においては大雑把でも思いっきりよくやった方がいい時、細やかにやった方がいい時、色々な局面があります。
人によってはもちろん、同じ人でも練習の段階や取り組んでいることにによっても違ってきます。
このあたりを見極めてアドバイスをしていきますが、自分の性格と反対のことをやって見るのが上達につながる気がします。
でもやはり元来の性格と逆のことは難しいようで、思いっきりのいい人は大雑把な面を残したままだったり、細やかな人は思いっきりが足りなかったり。
楽器の上達の成否って実はこの気持ちひとつに起因してる部分も大きいんじゃないですかねえ。
楽器を始めてしばらく経って、ある程度指も動くようになってきたなあという人は特にこの自分の性格のラインを越えられるとグッと上達すると思います。
この辺を掘っていくと自分の性格を乗り越える!という大きなテーマにもなってきますが、音楽というのはそのくらい大きな影響を人に及ぼすものだと思います。
ちょっと伸び悩んだりしてる方は自分の性格と反対のことを!と考えて弾き方を少し試してみてはどうでしょうか?