2014年7月21日月曜日

If I Don't Do Better - アコースフィアスタジオにてブルーズセッション!


サックスプレイヤー/ボーカリストの徳永慎吾さんとスタジオライブを撮影しました!
第2弾となる今回はB.B.Kingのスローブルーズ、If You Can't Do Betterです。

じっくりと深く、語りかけるように歌うボーカル。
それに絡みつくような呼応するギター。
スローブルーズはブルーズの魅力がもっとも凝縮されたスタイルの一つです。
ボーカルとギターのコール&レスポンスにも注目ください!

また、サックスソロの聴き所はリズム的な展開です。
バッキングの3連に合わせてのじっくりとしたフレーズから始まり、倍のテンポを感じての早いフレーズ。
そしてソロの中でに最高音を存分に伸ばして盛り上がりを迎え、クロージングという流れです。
スローブルーズはそのどっしりとしたグルーヴゆえに大きなリズムから細かなリズムまで自在に当てはめてゆけるのです。
サックスのように自分の息づかいで音を出す楽器はその人の声のように朗々と響きますね。

僕の弾くギターソロはブルーズギターの要、チョーキングをかっこ良く決めるというコンセプトを置いてプレイしました。
弦を持ち上げることで音程をシームレスに変えるチョーキングというテクニックはブルーズの艶かしい曲想を表現する上で欠かせません。
弦を持ち上げるには手にも力入るので音も自然と熱を帯びてきますね。
歪んだギターならではのロングトーンと入魂のチョーキングをお楽しみください!