2018年7月19日木曜日

苦楽を共にする



音楽が楽しく感じられくなる時とか好きじゃなくなる時とか今までありましたか??
と生徒さんに不意に訊かれました。

その生徒さんは作曲をやっている方で、最近どうも自分の作品があまり好きになれず、こんなことで自分は本当に音楽が好きなんだろうかと自問自答している感じになっているとのことでした。

そう、この気持ちはめちゃめちゃわかります。
このループにハマるとどんどん自信がなくなっていくんですよね。
このタイミングで知り合いのミュージシャンが活躍するさまをSNSとかで不意に目撃しようものなら心は一気に暗黒です。

さて冒頭の質問への僕の答えはYesです。
それはもうそんなことは数限りなくなりましたよ。
音楽、ギターは仕事でありライフワーク、本当に好きなものなくてはならないもの。
それは確かにそうなんですが、それゆえにキツイこと、悔しいことってのもやっぱりあるものです。

悔しさ、焦り、コンプレックスなどなどが心に渦巻いている時はそれはもうキツイキツイ…
音楽やってなければこんな悩まなかっただろうになあと思ったことも何度かありました。

だから単に音楽が好きかそうじゃないかってっていうのは僕にとっては一枚板すぎる回答で、もっというと人生を懸けた仕事というのは、そうした感情を通り越したところにあると思います。
音楽とは苦楽を共にするもの、それが今の自分のにとってはしっくりくる答えになるかなと思います。