CDラジカセ買いました。
このストリーミング&サブスク全盛期になんともアンティークなアイテムですが、やはりCDを日常で聴きたいと思ったんです。
高音質で聴きたい時はモニタースピーカーにつなげればいいのでなるべくコンパクトなものにしました。
モニタースピーカーと差があった方がマスタリング時のリファレンスにもなりますからね。
さてスマホ1つでなんでも聞ける時代ですが、意外と日常で音楽を聴くシーンて少なくなってしまうと思うんです。
まずスマホで担っているタスクが単純に多い。
ちょっとメースが来たりすると再生が一旦止まる。
SNSを開くとやはり止まる。
そうこうしてるうちに充電が必要になる。などです。
日常で、こうして文章を書いている横でも常に音楽があって鼻歌を歌っている状況。
音楽家には大事だと思うんです。
こうして書くと当たり前のことのように思いますが、CDという媒体を利用しなくなってそんな習慣もすごく少なくなってしまったように思うのです。
実際にCDプレイヤーで再生してみるとアルバム1枚をものすごくじっくり楽しめる。
スマホだと勝手にいろんなところにリピートされていったりとか、逆に1曲や1枚をリピートできなかったりとか色々と不便なところもあります。
昨日からBruce HornsbyのHarbor Lightsをリピートしてずっと聴いています。
聴くたびにいろんなところに気がつきます。
リードギターの多くは言わずもがなのPat Metheny。
一方で耳を惹くエレキギターも。パーソナルを見るとなんとJerry Garcia。
これまた印象に残るコーラスはBonnie Raitt。
いやあ楽しい。アルバムをこうして聴くなんてことは長いことなかった。この感覚を忘れていました。
そして最後の曲が終わったら1度止まります。ここで感じる余韻。これもまた良いものです。
音楽好きの皆さんはぜひ今一度CDやレコードといったいわゆるフィジカルのものを聴いて見るのはいかがでしょうか。
きっと音楽の楽しみに改めて出会えるのではないでしょうか。